はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

タミヤ1/35 キューベルワーゲン82型アフリカ仕様 #7 ウエザリング-1

2022-07-22 23:22:36 | 第二次大戦 ドイツ軍

キューベルワーゲンのウエザリングを行いました。

▼作業終了時の写真です。作業内容はスミ入れ、ウォッシング、フィルタリング、シャドウとハイライトの追加です。
今回はちょっとトラブルがありました。

▼それでは順を追って作業内容を書いていきます。
デカールを貼り終えたので、ウエザリングに入る前にデカール保護のためにつや消しコートをかけました。
クレオスラッカーC-182を使っています。そもそもトラブルはこのつや消しコートから始まります。

▼油彩ローアンバーでスミ入れをしていきます。
この時、なんか油彩がはみ出した部分の滲み方がおかしい感じがしました。
写真を見れば、はみ出した状態がよくわかりますね。

▼いつも通りに綺麗なターペンタインを筆につけ、はみ出した部分を拭き取りながら広げてウォッシングしていきます。
ところがはみ出した部分が綺麗に広がりません。汚くにじんだ後が残ってしまいます。まるでコーティングしないで油彩を使ったような感じです。かなり何回も筆で落とそうとしても綺麗になりません。今までつや消しコートをかけても特に問題はなかったのですが、今回はこのまま数色を使うフィルタリングに進むのは非常に不安です。

▼仕方がないのでコートをかけ直します。
つや消しのコートをかけたのが原因だと思いますので、クリアコートでかけ直すことにしました。
ただ、油彩を使っているのでラッカー系は使えません。
タミヤアクリルのクリアコートを使います。X-22クリアーをアクリル溶剤で薄めてエアブラシをかけました。

▼クリアコートをかけ終えたところで夕食になりました。
夕食をはさんだ後に乾燥を確認して大丈夫そうなので、フィルタリング(経年変化による退色表現)を開始しました。

▼きれいなターペンタインを筆につけて上から下へ筆を動かして油彩を拭き取っていきます。
アクリルクリアーが効いています。問題なく油彩は落ちていきました。

▼フィルタリング終了時の写真です。この後、反対側、リア、ボンネットも同じようにフィルタリングしていきました。

▼油彩でシャドウとハイライトを強調していきます。
車体下部、フェンダーの付け根はローアンバーを付けた後に平筆でこすりながら広げています。
写真はその後、ハイライトを付けるためにネイプルスイエロー+チタニウムホワイトを筆で車体上面につけているところです。シャドウと同じように平筆で下方向へこすってグラデーションをつけるように広げていきました。

▼今回使用した油彩です。パレットは飲み終えた牛乳パックを切り出して使っています。

今回はここまでです。次回はチッピング、足回りのウエザリングを行いたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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