タミヤのオールドキット、35064の西ドイツ・レオパルド中戦車の組立を開始しました。
初版は1975年の発売。過去最高28アイテムを発売した年でした。
今から48年前のキットとなります。
▼写真は今回の作業が終了した段階のものです。
なにせ約半世紀前のキットですから、今の目からみると物足りない部分もあります。
それでも発売当初は車体表面の梨地仕上げに感動した自分を覚えています。
そう、確か作った記憶があるキットです。懐かしいなあ。
素組で塗装もオリーブドラブのスプレー、細部の塗り分けも機銃と転輪ゴムくらいだったと思います。
それでは、組立作業を振り返っていきます。
▼エンジンが打ち抜きで1ピースで表現されています。
車体とエンジンパーツの間には、金網を接着するようになっているのでエンジンパーツを塗装してから車体に取り付けることになります。
まずはサーフェイサーを吹いて塗装に備えます。
▼金網でエンジンは見えにくくなるので、XF-56メタリックグレイで塗装してスミ入れ・ウォッシングなどはしないで車体に接着しました。
▼砲塔につけるパーツで真円が出ていないパーツがあります。
完全に楕円形ですねww パーティングラインもこれでもかっていう感じです。
▼この部品は左右に一つずつ付けるようになっています。
パーティングラインを削って取り付けたものと、修正する前の同パーツです。
▼組立中に取っ手を折ってしまいました😭
▼仕方がないので6ヶ所すべてを0.8mm真鍮線に替えることにします。
中心にあるプラ部分は元のパーツから移植しています。
しかしこのプラ部分は結局プラ板から切り出して付けることになりました。
スモークディスチャージャーキャップのコードは0.26mmの真鍮線を付けています。
▼キットに付いているMG3機銃は年代もので、モールドも甘く省略も多いのでちょっと違うのですが、M42機銃に取り替えることにしました。
遠目で見ればいいかなと勝手な判断です😅
▼下がキット付属のもの。上がドイツ火器セットから拾ってきたものです。
▼キット付属の牽引ワイヤー(ランナーに付いているもの)は、塩ビ製でちょっと悲しい造形です。
稚拙な出来ですが、0.8mmステンレスワイヤーを使い、両端はTIGER I から流用して作り直しました。
ワイヤー止め(0.6mm真鍮線を使用)は、製作スキルがなくて装着場所も形状も実物と違う状態になってしまいました😅
雰囲気が出ていればということで........。
▼車体にぶら下げるためのパーツを折ってしまったので、0.8mm真鍮線でそれっぽく曲げて代用しました😢
▼赤外線暗視装置?から出ているコードを、写真のタミヤパイピングケーブルで取り付けました。
キットは砲塔上面にそれっぽいモールドがあるだけでした。
▼ケーブルは0.6mm真鍮線で止めています。
砲塔後部に付いている装備品収納バスケット部分の底部が省略されていたり、同じく防盾と車体の間の防埃カバーが省略されていますが、そこはキットのままとしました(本当は作成するスキルがないので💦)。
今回はここまでです。次回は砲塔にラッカーパテで鋳造表現を施し、バックミラー、機銃を取り付けて組立を終わらせたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。