今年もクラキンさんが副会長を努めていらっしゃる模型サークル「ノンストック」の展示会に参加させていただきました。
「今年は展示数が昨年より多いです」とクラキンさんが話していました。
数多い力作を鑑賞出来てたくさん刺激を受けました。
また制作のモチベーションを上げられるまたとない素敵なひとときでした。
今回はクラキンさんの素晴らしい作品をこの目で見れる素晴らしい機会です。
まずは、クラキンさんの作品群から紹介したいと思います。
今年の展示会のテーマは、「映画やドラマ、小説に登場したもの」です。
ちなみに私はテーマに該当する作品がなく、いつものAFVを出させていただきました😅
▼展示会場の一角を占拠?していたクラキンさんの展示コーナーです。
これ、すべてクラキンさんの作品です!! (手前の黒い鉄人だけ、他の方の作品)
▼空軍大戦略に登場した各国の戦闘機。
1/48のAFV類も揃えて臨場感が増しています。
▼映画でBf109E4役で登場した、イスパノメッサーを出来るだけ再現した完成品だそうです。
▼ご存知、英軍のスピットファイアーとハリケーン。
▼舞台は太平洋戦線に移って、「.......トラ・トラ・トラ........」。
▼ご本人曰く「大好きな映画のひとつであるUボート」
完成品にも愛をたくさん感じます。
▼見事なアンテナ線に、作り込まれた艦橋。
スミ入れからウォッシングがまさに自然な感じでリアルさを増しています。
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▲▼凸モールドに沿って入れてある錆の表現がすごい。リベット上方からの微妙な錆ダレも圧巻です。
▼時代は流れ、米原子力潜水艦「ジョージ・ワシントン」
構造がわかるカットモデル。さぞ塗り分けが大変だったのでは、と想像してしまいます。
▼空の要塞 B-17。ランカスターの貧弱な装備に比べると機体のあちらこちらにある機銃が米軍らしいです。
▼ルマン24時間耐久レースで活躍したフォードGT40。
▼St. Lous号。想像以上に大きい機体でした。もっと小さいと思っていました。
▼ライトスタッフのベルX-1マッハバスター
▼最近ブログに制作記事をアップされていた「ロッキード エレクトラL10」
機体は凸モールドを彫り直し、全面リベット入れに加えて足回りは、ほぼスクラッチだという力作です。
▼この目で見たかった作品のひとつアンドロイド「マリア」。
クラキンさんに塗装を説明してもらいました。
キャンディー塗装という、シルバーの地にイエローをまぜたクリアーの上吹きで仕上げているそうです。
仕上げに斜め上からエアブラシを吹くのが「ミソ」なんですと。企業秘密を惜しげもなく教えていただきありがとうございます。
深みのある光沢が本当に素晴らしい。ゴールド色を全く使用していなくてこの渋い輝き、今にも動き出しそうです。
▼昭和30年代前半生まれの男の子は、夢中になったのではないでしょうか。
ビルの街にガォー、そう鉄人28号。
この作品も塗装はキャンディー塗装だそうです。クリアーを吹いただけではこうは仕上がりませんね。
▼ジェラシックパーク。映画のワンシーンを再現できるキットだそうです。
微妙な色使いがまさに恐竜と感じる塗装がすごいです。
▼タミヤのトリケラトプス。こちらも色使いが素晴らしくて博物館に展示されている作品のようです。
▼私の中で帆船を完成させる方は、「雲の上の人」です。
マストからマストへピンと張った数々の糸。こんなふうに出来たらいいなあ、と思います。
▼最後に「鬼太郎」と「ねずみ男」。
確か、Vic Hobbyを使った筆塗りだったと記憶しています。間違えていたらすいません。
私がVic Hobbyの塗料を使うきっかけになったブログ記事でした。
クラキンさんの作品紹介は以上です。
言うまでもなくどの作品も素晴らしく、さらに映画などに出ていたものをわかりやすくするために映画のスチールやポスター類を共に掲げている凝った演出をなされています。
ほとんどの作品に展示台や照明を施していて、完成品がどんな状態でどんな風に動いていたのかをわかりやすく表現されていてとても為になりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回はChoro-Pooさんの作品と拙作を紹介したいと思います。