約一週間空いてしまいました。T-72を再開します。
▼フィルタリング(ドッティング)を行います。
使用したのは油彩です。使用色は左から
チタニウムホワイト、メイプルスイエロー、テールベント、オリーブグリーン、ウルトラマリン、ローアンバーの6色です。
▼いつものように細筆で点付けしていきます。
▼綺麗なターペンタインを適量つけた筆で拭き取っていきます。
斜面は上から下へ、平面は円を描くようにして広げて拭き取っていきました。
点付けの油彩は、ほとんど拭き取ってしまうようにして大丈夫です。
▼サイドスカートも同じように作業しました。
上の方に明るいチタニウムホワイトを多めに、下へいくにつれて暗いテールベント、オリーブグリーン、ローアンバーを点付けして拭き取っています。
ウルトラマリンは窪みを中心につけました。
▼車体が終わったので、砲塔にかかります。作業は車体と同じです。
平面にはチタニウムホワイト、ネイプルスイエローを多めにし、下方へ行くに従ってテールベント、オリーブグリーン、ローアンバーをランダムに点付けしています。
ウルトラマリンは窪みを中心に付けています。
▼平面部分は、円を描くように薄めながら広げて拭き取っていきました。
▼フィルタリング(ドッティング)が終わりました。
次回は、サビだれ、退色表現をしながら全体の調子を見ながらピンウォッシュ(墨入れ)をしていこうかと思います。
その後足回りを中心にピグメントで埃・泥汚れを付けていきます。
おまけ
▼タミヤウエザリングマスターに付いているスポンジが劣化の為、割れて撮れてしまいました。
▼家内にアイシャドウをするときの化粧用のスポンジを買ってきてもらいました。
4個入っていて確か300〜400円位だったか、試してみたら最初から付いているスポンジより良い感じでした
以前雑誌で見たときには、よく分からなかったのですが、色の配置や油彩の広げ方等、「なるほど」です。
丁寧な解説、ありがとうございます。
お役に立てて何よりです。
コツは拭き取りのときにつけるターペンタイン(ペトロール)の量と、油彩を残す加減でしょうか。
自分はかすかに残る感じでほとんど拭き取る感じでやっています。