コメットを組立中ですが、このキットの履帯は部分連結式となっています。
部分連結式履帯、連結式履帯については皆様それぞれ思い思いの組立方法があると思います。
ロコ組も考えたのですが、起動輪が車体に組み込まれたポリキャップで取り付けられているので、
履帯と転輪類を車体から外す時の煩わしさを考えてやめました。
今回、私はまさに部分連結を活かした組み方をやってみました。
コメットはドイツのTIGER系とちがって完成後も割と車体下部がよく見える構造をしています。
戦車は全部組み上げてから塗装することも多いのですが、ここは車体の足回りのウエザリングをした後で履帯・転輪類を組み付けるやり方にします。
▼起動輪・誘導輪には7枚のA43パーツを組み込むように指示されています。
A43はランナーから切り離した跡を紙やすりで整形します。
▼7枚を組み合わせたら、流し込みタイプの接着剤で接着します。
▼インストで履帯の向きを確認して、まずは起動輪にさきほど組んだ履帯を接着します。
▼おなじようにして誘導輪にも7枚の履帯を接着しました。
起動輪、誘導輪を車体にセットして、今度は上部の部分連結式履帯を接着します。
ガイド穴付きパーツA47とその前後のA44パーツの3点です。
起動輪、誘導輪に接着した履帯とはここではまだ接着しません。
下に置いてある3枚がつながっている上部履帯は反対側の履帯です。
▼これは左側の履帯が接着された誘導輪と起動輪を車体にはめた状態です。
このあとで上の写真に写っている上部の連結式履帯3枚をリターンローターにあるガイドにあてて接着しています。
▼接地する履帯を含む3枚の履帯は塗装、ウエザリングを済ませてから誘導輪、転輪、起動輪に接着します。
これで、塗装後に車体の足回りのウエザリングを済ませてから、履帯を含む誘導輪、転輪、起動輪を車体に取り付けることができます。
これで部分連結式履帯の塗装前の組立が終わりました。
▼コメットの実車写真を見ると、移動中は前方のドライバーハッチが開いている写真を多くみかけます。
イギリスなので日本と同じ右ハンドルなのがわかりますね(笑)。
▼キットにはドライバーのフィギュアがついていません。
なのでチャーチルの戦車兵に出張してもらいましたww
▼上半身だけを借用。ハッチの高さに合うよう3mmプラ棒を重ね合わせて嵩上げしました。
▼こんな感じになりました。
今回はここまでです。次回はドライバーを塗装して車体内部に接着し、引き続き組立を進めたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
これだと細部の塗装やウェザリングがやりやすくなりますね。
そして、ハッチから見えるドライバーさんが秀逸です。
パチピタのタミヤだから出来るやり方です。
ただ、サイドスカートの扱いがちょっと面倒臭そうです。仮付けして車体の塗装をするようになると思います。
ハッチからチラ見のフィギュアーって割と好きなんです😄
部分連結式の履帯の組み立て塗装手順もお手の物、
面倒くさい作業も難なくクリアされているのは流石です(^^)
全体の流れをしっかり把握し、ちゃんと段取りを考えてその通りに行う必要性を、
M48を作りながら、今更ながらに痛感しています(^^;
チャーチル・クロコダイルからコメットに転属ですか、
当時のタミヤフィギュアは、プラの材質が硬くて改造に往生した覚えがあります、
このドライバー化も切断作業が大変だったのではないでしょうか?。
履帯は塗装のことを考えると、ちょっとどうしようか悩むことがありますね。
劣化の心配がなく、たるみも表現されているタミヤの部分連結式の履帯はお気に入りの履帯です。
ただプラなのでウエザリングではエナメル溶剤を注意して使う必要がありますね。
>ドライバー化も切断作業が大変だったのではないでしょうか?<
腕なしの上半身を持ってきただけなので、切断作業はなく楽チンでした。
履帯の組み方など私がこれを作る時の参考にさせていただきます♪。
ドライバーハッチのチラ見せフィギュアがツボです(笑)。
私も以前作ったチャーチルのフィギュアが残ってるはずなので、
アイデアいただいちゃうかもです。
履帯は組んでから塗るか、塗ってから組むか、ちょっと悩むところです。
今回は中途半端な両方取り込んだやり方となりました(笑)。
チラ見はセンチュリオンの時からのツボです(古)。
次の記事で書きましたが、チャーチルの戦車兵のお顔の造形は良い感じです♪