ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

35年ぶりの毛バリ釣りは、空振り…

2016-08-16 23:06:39 | 旅行・レジャー
久しぶりに川釣りでもしたくなり、コレを買った。

毛バリである。狙いはオイカワだ。

京都市北部の上賀茂に生まれ育った私は、まだ小学校高学年~中学生あたりまでは家の近くの賀茂川でオイカワをよく釣った。多くはエサ釣りで、釣具店でサシを買ったり川の石をひっくり返してカワムシを取ってエサにしたり、夏のなると蚊に似せた写真の毛バリを使ったものだ。

場所は、宇治川のこちら。


ちょうど京滋バイパスの高架下で、直射日光を受けずに済むし少々の雨なら除けられる。

しかし釣り始めてものの15分もしないうちに、にわかにかき曇り激しい夕立に見舞われた。
あとでネットで見たら、1時間に80mmという猛烈な雨だったようでいくら高架の下でも突風とともに横から吹き込んでくるため、釣りどころではなくなりあえなく退散。
コイツにはご対面出来ないまま、お預けとなった。
(オイカワの資料画像)

釣れなかった事を、俗に「ボウズ」という。釣れる気がない(=毛がない)にひっかけた言葉だが、針には毛が生えていたのになぁ(泣)…

明石・魚の棚で、穴子とたこ天を仕入れる。

2016-08-15 23:10:39 | うまいもん
昨日の舞鶴ストレスでものすごく疲れてしまい、昨夜は風呂に入る気力もなく、今朝は起きられなかった。連続した休みだけに張り詰めていたものが緩み、溜まった疲れが出たのかもしれないがどうもそれだけではないような気がする。
そんなワケで終戦記念日の今日は廃人のような生活だったためネタもなく、一昨日のストックで(苦笑)…

18きっぷで姫路に遊びに行った帰り、どうしても寄りたかったのがここ。

明石駅にほど近い、魚の棚(うぉんたな)商店街である。
所狭しと新鮮な海産物が並び、特に午後に行くと「昼網」と云ってその日の朝に水上げされたものが並ぶのだ。

もちろん、いかなごのくぎ煮も年中ある。

姫路で、さんざんウマいものを食った。
私だけウマいもの三昧では家族に申し訳ない、せめて夕食のネタに何か買って帰ろうとまず目をつけたのがコレ。

瀬戸内の海産物と言えば鯛やタコだが、穴子も外せない。
既にいい感じに焼かれたコイツを買って、まず「穴子めし」にする事が決定。

そして息子以外の3人は、タコも大好き。
よって、コレ。

たこ天だ。
コレだけ入って本当なら1,340円だが、なんと千円にオマケしてくれた。

帰宅し、まず作ったのが穴子めし。

まぁコレは、ウマくないはずがない。
ふっくら焼かれた穴子はタレもいい甘さで、ウナギのようなしつこさもなく上品な味わいだ。
これにたこ天を合わせ、土曜は豪華な食事となった。

そして廃人として暮らした(笑)今日。
実は、たこ天を買ったお店で天かすをサービスでもらっていたのだ。
新鮮な魚介を揚げたあとの天かすは、さぞウマかろう。
天かすの有効活用、という視点で今夜はお好み焼きとなった。

コレなら、全てアリモノで出来る。
最近は広島風が多かったが、久しぶりに大阪風の混ぜ焼きで。

焼き上がりがこちら。

大袈裟ではなく、いい天かすを使うと確かに深くいろんな味がしてウマい。
こんな形で、今日まで明石の余韻を引っ張ったのである…

盆の親戚付き合いも、考える時期か…

2016-08-14 22:17:52 | 家庭・教育

今日は毎年恒例の、舞鶴にある母親の実家の墓参りだったのだが、例年になく疲れてしまった。

例年通り宇治から上賀茂へ向かい、母親をピックアップして舞鶴へ行き、墓参りのあと実家の中庭で親族が集まって恒例のバーベキューをするのだが、まずチビの三姉妹が完全に家の空気を支配しており、我々の「招かれざる客感」が半端ではないのだ。
この三姉妹、母の長兄の曾孫に当たるのだが、この子らが仲むつまじく暮らしているところに我々知らんおっちゃんが来てしまったという空気なのである。

私はバーベキューの焼き役を、四半世紀以上担当している。ところが手伝ってくれるのが、母の長兄の孫(30歳)しかおらず、他の男衆が全く使えないのもしんどい。

さらにアタマに来たのが、この三姉妹の父すなわち母の長兄の孫の旦那である。
ここ数年の間に家族になったこの若旦那、私は初めて会ったのだが全く挨拶をしない。
普通こういう時は、年下の君から挨拶するものではないのか?それとも君らの日常にお盆だからと入り込んできた我々がイヤなのか?
それでも君は、家族の長と言えるのか?
なんでそんな下らんヤツの家族の肉を、私は延々焼かねばならないのか?

母の実家の里帰りも、来年から考え直さねばならないだろうか…
ただ、私がボイコットするとなれば
「ドライバーでありながら、老いた母に『自力で、公共の交通機関で行ってくれ』と言わねばならないつらさ」
「向こうでの陰口、および母の肩身の狭さ」
に耐えられるかどうかだが…

姫路で、B級グルメ三昧。

2016-08-13 22:54:03 | うまいもん
夏休み恒例・18きっぷ片手に鉄分補給のショートトリップである。

いつも通勤で使っている新快速も、こんな日は撮りたくなる。

今日の攻撃目標は、姫路。
おなじみのみゆき通り商店街。

まずは姫路おでんを食べに、「だるまや一成」へ。

姫路おでんとは、生姜醤油がかかっているおでん。
見た目は普通だが、随分さっぱりといただけて普通のおでんより飽きがこないだ気がする。

さて今日はこの他に、お目当てがあるのだ。
腹ごなしも兼ねて、少し西へ歩くとモノレールの廃線跡がある。
このうち、ビルをレールが貫いている「大将軍駅」跡でイベントをやっているというので、見てきたのだ。


姫路モノレールは1966年に開通したが運賃の高さなどから客足が伸びず、わずか8年後の1974年に廃線となってしまった。
しかし全国の鉄ちゃんや廃墟マニアの間で人気となり、今回の見学会には定員700人のところその10倍以上の応募があったそうな。
私はローカルニュースでそれを知り、単なる思い付きでぶらりと寄っただけなのだが雰囲気は充分味わえた。

その大将軍駅跡からほど近い、「森下」。

ここは創業45年、「ぐじゃ焼き」で地元では有名な店だそうな。
おばちゃんが独りで切り盛りしており、5人でいっぱいになる狭さ。
手際よくぐじゃ焼きを作りながら、
「ウチの店なぁ、来てくれはる人より(あきらめて)帰らはる人の方が多いねん」
と誇らしげにのたもうていたが、単なる自慢だろう(笑)。

コレが、そのぐじゃ焼きの初期段階。

コレだけならもんじゃ焼きと何ら変わりないが、ここに「鉄板にこびりついたメリケン粉の皮」を巧妙に剥がして載せるとぐじゃ焼きになるのだ。

皮を載せ、ソースをかけて完成。

コレは、見た目より遥かにウマい。もんじゃ焼きより好きな味だ。
但し、原価は20円ぐらいだろう(笑)。

調子に乗って、姫路ちゃんぽんも焼いてもらう。

普通にちゃんぽんと言えば長崎のそれだが、姫路でちゃんぽんと言えばうどんと中華麺を一緒に炒めた焼そばなのだ。
出来上がりがこちら。

驚いた事に、太さの違う麺を同時に食べても全く違和感がないのだ。
箸ですくったうち中華麺が多けりゃ焼そば、うどんが多けりゃ焼きうどんを食べているような印象で、トクした気分になる。

せっかく姫路に来たので、半年前に息子と昇った姫路城を冷やかしたのだが…

60分待ちと言われ断念。この炎天下、60分はとても待てない。

みゆき通りのいい感じの店を冷やかしながら、

地下に潜って、イートインの「まねき食品 えきそば」で仕上げる。

なんと15〜17時はタイムサービスで、40円引きの320円でいただけるのだ。

うまぁぁぁぁぁい!
姫路に来たら、やっぱりこの「和風だし&中華麺」のえきそばを食わずには帰れないのである。

帰りに明石で途中下車したのだが、その話は後日(笑)…

山形の味・「だし」を作ってみる。

2016-08-12 20:31:20 | 男の料理
昨日は実家で夏野菜をもらったので、先日「ケンミンショー」でやっていた山形の味・だしを作ってみた。

「だし」とは、茄子・きゅうりを中心に夏野菜を切り刻んでだし醤油で和えたもので、ごはんによし豆腐によし麺にもよしなのだそうな。

まず、野菜を用意する。茄子・きゅうり・オクラ・大葉・茗荷。

茄子だけは刻んで塩水にひたし、アクを抜く。

外の野菜も刻む。
オクラだけは生で食べるとケバケバが気になるので、少しだけ塩茹でする。

塩水を切った茄子と、他の野菜を混ぜてだし醤油で和える。

味が馴染んだ方がウマいので、大きめのタッパーに入れて冷蔵庫でひと晩寝かす。

さて、朝が来た。
炊きたてのごはんに載せて、いただいてみる。

コレは、確かに味わった事のないウマさだ。
歯ごたえの中心はきゅうり。粘りはオクラ。そして大葉と茗荷の香りが素晴らしい。
茄子は漬物・味噌汁・天ぷら・煮付け・麻婆と何でもこいだが、こうやって生で食べるというのはなかなか新鮮だ。
暑くても、この爽やかさでごはんがサラサラ入る。さすがは暑い山形の人達の生活の知恵である…