11月になり、炉を開く準備をせねばなりません。
6月に炉ふさぎをした時には、本を見ながらでしたが、
先日、お稽古に伺った折、
炉を開く準備をされており、
運よく拝見することができました。
炉壇の底に広告紙を敷き、
その上に煉瓦を二つ並べ,灰を入れられました。
それで開炉にあたって、まずホームセンターで、
耐火煉瓦を買い求めました。
炉の底に入れると、
大事な灰の量が少なく済みますし、
耐火にもなります。
盛夏に私の不注意から火傷までして作った湿し灰、
大炉を含め三炉分必要で、これだけでは足らないな
どうしたものかと思っていた矢先、
炉に灰を入れるところを拝見できラッキーでした。
薬師寺、宮大工さんの「見て覚えよ」先人の知恵ですね。
炉廻りには、灰が飛んでも良いように
新聞紙を敷き詰め、灰を入れていきます。
苦労した甲斐があり、灰はいい具合に水分があり
さらさらしており、静かにいれれば灰は飛びません。
五徳を入れ、
釜を置いてみて、高さの調整が必要です。
炉の内側を、きれいに拭きます。
炉縁を置き、畳との高さを調整するため、
炉縁が高い場合は畳の下に、紙を敷くと良いですよと
これも教えていただきました。
「冬の釜囲炉裏縁より六七分高くすゑるぞ習ひなりける」
(042『利休百首』より)
6月に炉ふさぎをした時には、本を見ながらでしたが、
先日、お稽古に伺った折、
炉を開く準備をされており、
運よく拝見することができました。
炉壇の底に広告紙を敷き、
その上に煉瓦を二つ並べ,灰を入れられました。
それで開炉にあたって、まずホームセンターで、
耐火煉瓦を買い求めました。
炉の底に入れると、
大事な灰の量が少なく済みますし、
耐火にもなります。
盛夏に私の不注意から火傷までして作った湿し灰、
大炉を含め三炉分必要で、これだけでは足らないな
どうしたものかと思っていた矢先、
炉に灰を入れるところを拝見できラッキーでした。
薬師寺、宮大工さんの「見て覚えよ」先人の知恵ですね。
炉廻りには、灰が飛んでも良いように
新聞紙を敷き詰め、灰を入れていきます。
苦労した甲斐があり、灰はいい具合に水分があり
さらさらしており、静かにいれれば灰は飛びません。
五徳を入れ、
釜を置いてみて、高さの調整が必要です。
炉の内側を、きれいに拭きます。
炉縁を置き、畳との高さを調整するため、
炉縁が高い場合は畳の下に、紙を敷くと良いですよと
これも教えていただきました。
「冬の釜囲炉裏縁より六七分高くすゑるぞ習ひなりける」
(042『利休百首』より)