現在「うどん」の発祥の地はというと
『讃岐』と『博多』といって双方譲らないようですが、
そこに割って入ったのは、なんと『奈良』
先日、春日大社に参らせていただいた折、
こんな看板が出されておりました。
『うどんのルーツは奈良にあり』
「春日餺飥うどん」とは
平安時代中期、右大臣藤原実資の日記「小右記」に、
一条天皇の春日詣(989年)にて、切り麺として
餺飥(はくたく)が供された記録があり、
さらに、鎌倉期の料理書「厨事類記」には
「棒で押し広げて刀で切り、ゆでる」と記されています。
これをもとに、『うどんのルーツは奈良にあり』と
見かけはきしめんに似ておりますが、
モチモチ感とともに、こしもあり、
ツユは鰹だしに醤油の味付けにユズの香りが、
かなり現代風にアレンジされているようです。
平安時代には、小麦粉・米粉を山芋で繋いで延ばした練り粉を切り、
饗宴の場で、京都から随行していた20人の「餺飥女」が
両指先に油を少しつけ、切った練り粉を指先でもみ、
音曲に合わせて麺にしております。
なんとも、優雅で、風流なことですね。
上の写真は、午前11時頃、神職が竃殿からの
神饌をささげ持っておられ、速足で去って行かれました。
そのあとを、テレビカメラが追っており、
あっという間の出来事で、なんだったのでしょうか。
『讃岐』と『博多』といって双方譲らないようですが、
そこに割って入ったのは、なんと『奈良』
先日、春日大社に参らせていただいた折、
こんな看板が出されておりました。
『うどんのルーツは奈良にあり』
「春日餺飥うどん」とは
平安時代中期、右大臣藤原実資の日記「小右記」に、
一条天皇の春日詣(989年)にて、切り麺として
餺飥(はくたく)が供された記録があり、
さらに、鎌倉期の料理書「厨事類記」には
「棒で押し広げて刀で切り、ゆでる」と記されています。
これをもとに、『うどんのルーツは奈良にあり』と
見かけはきしめんに似ておりますが、
モチモチ感とともに、こしもあり、
ツユは鰹だしに醤油の味付けにユズの香りが、
かなり現代風にアレンジされているようです。
平安時代には、小麦粉・米粉を山芋で繋いで延ばした練り粉を切り、
饗宴の場で、京都から随行していた20人の「餺飥女」が
両指先に油を少しつけ、切った練り粉を指先でもみ、
音曲に合わせて麺にしております。
なんとも、優雅で、風流なことですね。
上の写真は、午前11時頃、神職が竃殿からの
神饌をささげ持っておられ、速足で去って行かれました。
そのあとを、テレビカメラが追っており、
あっという間の出来事で、なんだったのでしょうか。