学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

休憩のさじ加減

2010-10-28 23:31:24 | 仕事
朝、戸外に出ると、口から白い息が出ました。突如、真冬になってしまったよう。今日は迷わずコートを着て出勤しました。10月にコートを羽織ったのは初めてかもしれません。

私は今の職場に勤めてから数年になります。それまでずっと異動もなにもなく、学芸の仕事をしてきたわけですが、外の空気を吸わないと、見識が狭くなるし、なによりマンネリ化する。調査・研究など専門に特化したものは別として、日々の書類作成などはビジネス書や民間に勤めている友人たちから話を聞いたりして、なるべくそれらのノウハウを自分の仕事に生かそうと心がけています。

最近心がけていることは、10時と15時に10分間の休憩を取ること。そして、お昼休みは40分だけ取ること(当館では本来1時間の休憩です)。これは民間に勤めている友人が教えてくれたことで、何気ないことですが、このやり方で仕事を進めていくと能率が極めて高くなるのだ、と話してくれました。そんなわけがあるものか、と信じていなかった私ですが、実際にやってみると、体力が持続しやすくて、1日を通して高い能率で仕事をすることができました。夕方になってもスタミナ切れしないんですね。休憩を取りつつ、とり過ぎず、といったさじ加減の問題なのでしょうか。私には巧く取り入れることのできた時間術です。

明日も高い能率で仕事が出来ますように。明日は暖かくなること願って、筆を置くといたしましょう。