円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

講義?は日と北だけというが

2015-01-25 14:25:24 | 2014年度雑記
2015-01-25
ラジオで偉い人が話していた。
「2020年に向けて、新指導要領を作る予定だ。
 新しい授業形態が必要だからだ。

 教員が「レクチャー(と言っていた)」し、生徒がノートに写し続ける。
 こんな授業は、日本と北朝鮮くらいだ。(と言っていた)
 欧米ではやっていない。
 これではだめ。
 だから臨教審が考え中。」


はあ、そうなのかと思う。
僕が小中学生のとき受けた授業と、教員になって三十年間見聞きした授業は似ている。
驚くほど似ている。
教員が話し続け、生徒は板書を写し続ける。
講義と視写だ。
違う教員もいるが、例外のことを言っても仕方がない。

自分が子供のとき受けた授業の記憶だけを頼りに、新しい教員は授業する。
その授業を受けた生徒が、大人になり教員になり、同じ授業をする。

新しい教員は他の授業形態を見たことがないし、忙しくて新しく学ぶ暇もない。
そうやって四十年以上が過ぎた。

今さら日本と北朝鮮くらいって、さも発見したように言う人?国?には、はあと思う。

一方、欧米でやってない四十人学級はそのまま。
二十人学級どころか、三十五人にさえしない。
学校の統廃合を、進めやすくする法律?が決まる。
  ■政府 58年ぶりに統廃合に関する指針を見直す 
  2014年10月19日記事・日経
  2015年01月20日記事・naver  
生徒数が少ないと集団で生活する能力が育たないからだ、
という屁理屈はさすがに通らないと、マスコミも思ったらしい。
即、ニュース解説者は、本音は教員の人数を減らし予算を浮かせたいのだ、と補足する。

国は、授業形態を変えたいのか、変えたくないのか、どっちなのか。
でも、まあ、もう遅いよ。

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