2011/3/3upわかる目次 |
中学国語指導案・少年の日の思い出研究5・高橋健二の戦争礼賛 |
以下に「少年の日の思い出研究」から派生して興味を持ったサイトについて引用・コメントをする。
「引用」は黒色字で、
「hyoko意見」は茶色字とする。
引用の仕方、トラックバックということ、をいくつも読んだが結局よくわからない。
サイト中には主に、
「無断引用・転載を禁ずる・・・但し行う場合は、URLと引用部分を明記すること」
という但し書きが多い。
トラックバック、というのは勝手に引用しないための手段だと解釈したが、
一方で、
「わたしはこのブログではトラバ(トラックバックの略)を開放していません」
「機械的なスパムにあいやすいのがこのトラックバックの機能」だから
http://ameblo.jp/ryumi0626/entry-10282751038.html
・・・<琉海@ブログアクセスアップ戦術143★人気ブログの作り方>
という記述もある。
以下記述の目的は、
「引用により『少年の日の思い出』の教材研究を深めること」
にある。
もし、引用として不適切・相手に迷惑である場合があればご指摘ください。
<高橋健二 (ドイツ文学者) Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%81%A5%E4%BA%8C_(%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85)
高橋 健二
(たかはし けんじ、1902年9月18日 - 1998年3月2日)
「第2次世界大戦中はナチス礼賛本も翻訳し軍部への戦争協力を推し進めた。
1942年、改組後の大政翼賛会第二代文化部長に就任。
戦意高揚のための戦争文化論を著した。
「戰爭に負ける文化など何の價値もない」
「戰ひに臨んでは、憎惡と憤怒こそ價値を生むものであり、文化の父である」
『年講座』國民よ怒れ」
「あまりの訳書の多さから「翻訳工場」などと揶揄された。
没後は戦争協力の問題を追及されている。」
高橋健二についてこんなことを三十年間も知らなかった。
優れた同僚は知っていたのかもしれない。
不勉強だった。
市内の国語研究会でも、指導書でも問題にされなかったはずだ。
これは問題にすべきでしょう。
違いますか。
これを知ったところで『少年の日の思い出』の教材としての優秀性が揺らぐわけではない。
しかし、高橋健二が
「戰爭に負ける文化など何の價値もない」
と書いたことを生徒に言わずに授業していいのだろうか。
教科書の作者紹介に上記の情報を書かないのは欺瞞だ。
カテゴリー別目次 ・ 記事一覧
国語授業中学少年の日の思い出
研究1・論題17題
研究2・教科書全表記比較
研究3・論題17題の検討
研究4・教科書掲載理由検討
研究5・高橋健二の戦争礼賛
研究6・中学生の頭を悪くするサイト
研究7・プロローグは削除してよい
研究8・小説と物語の違い
研究9・ヘッセノーベル賞の為か
研究10・作者論と作品論