20120728up
中国でいじめが少ない理由・2012年07月27日
http://diamond.jp/articles/-/22164
■日本の教育現場
社会や世論の大きな怒りを買っているのが、加害者側のいじめの陰湿さとその保護者の言動
教育機関(教師・学校・教育委員会)の機能不全と保身による隠蔽体質
日本と中国の「いじめ」の違い
■中国
「学校」そのものは、日本のように“荒廃”はしていない。
■子ども同士のいじめは質の差こそあれ、
国の別なくどこの世界にでも存在すると言われる。
中国ローカルスクールの雰囲気
■中国のローカルスクールとは
■上海で現地の小学校に通った経験を持つ、日本人中学生のAさん
「私が日本人であることはみんな知っていますが、いじめを受けたことはありませんでした。
正直言って、中国では他人のことを構っている時間などないんです」
■上海市内の小学校に通う1年生は、
「毎日5科目ほどの宿題が出され、漢詩は教科書丸ごと暗記、
時には解釈まで要求されることもある」
■Aさんの言うように、
「特定のターゲットを狙って執拗に追い回す」
など、そんな時間すらないのだ。
■中国の子どもの世界
いじめられるタイプをこう分類
「1つはガリ勉。2つめはスポーツができない子、そして3つ目は努力しない子です」(Aさん)
■「学生の本分は勉強」
という不動の原理において、中国では
「努力しない子」
はさげすみの対象になってしまうというのだ。
■中国人が他人をいじめることに高い関心を持たない理由として、中国人が
「違いに慣れている」
「違いを認め合っている」
■多民族国家である中国の都市部
「違い」が当たり前に受容される。
■嘲笑の対象にもなることはあっても、日本のような「陰湿ないじめ」には進展しにくい。
人口13億人を抱える中国ともなれば、他人との違いにこだわってもキリがないのだ。
親も教師も黙っていない
■子どもを現地校に通わせていた日本人駐在員のCさん
「中国の学校では、
日本人のように少数でグループ化して仲間はずれを出し、
その子をいじめのターゲットにするという行為は聞きません。
また、『みんなが嫌っているから私も嫌い』といった、周囲に同調する雰囲気もないようです」
■中国は「小中学生の守るべき規則」として、8ヵ条の規定を設けている。
■子どもをローカルスクールに通わせる日本人家庭にヒヤリングすると、たいてい
「中国人の小・中学生は、『悪いことは悪い』と、善悪の判断がしっかりしている」
という回答
■中国の小・中学校では、子ども同士の小さなトラブルはあるが、何か事が起きれば
「当然、いじめる側が悪い」
という認識が働く。
そして、いじめられた子どもは当たり前のように先生に言いつけに行く、という行動を取る。
■他方、教員も双方を呼びつけ、厳しく指導する。
日本ほどの大問題にならないのは、ここで然るべき指導を教師が与えるためだろう。
■日本では、半ば友達感覚で教師を「ちゃんづけ」で呼んだり、
ひどいときは「名前」で呼んだりするが、
中国ではそんな馴れ馴れしい態度は許されない。
一言で言えば、
「先生は怖い」
その絶対的な存在に
「金輪際いじめはするな」
と言われれば、子どもたちは言うことを聞かざるを得ないのだ。
■そして親もまた、
「黙っていない」
存在だ。大事な一人っ子がいじめられたとなれば、
「一体、どうなっているんだ」
と学校に乗り込んでくる。前出のAさんも
「中国は親がハンパなく騒ぎ立てます。
何が問題なのか、なぜそうなったのか白黒ハッキリつけたがります」
■中国の場合、 子どもも教師も親も、
「やられたら容赦しない」
という認識で共通している。
■根底には
「トラブルは学業に差し障る」
という、危機意識がある。
■子ども、保護者、学校の価値観と行動が一致するのは、そもそも
「学生の本分は勉強である」
という共通の大前提が存在するためだ。
■「陰湿ないじめ」とは無縁の環境、というのが中国の教育現場のひとつの特徴である。
なぜ日本人はいつまでたっても外国語を話せないのか
2012年07月26日 22:40
■・・・どうも日本の語学教育があまりにもくそなために、
というかあまりにもお勉強お勉強しすぎるために、
その延長線上で外国人との会話を考え、
きちんとした文章で話そうとするからおかしなことになる。
日本人同士の会話だってちゃんとした文章にはなっていない。
会話とはそもそもそういうものだ。
意図を伝えることが重要であって、文法通りに話す必要なんかない。
中国でいじめが少ない理由・2012年07月27日
http://diamond.jp/articles/-/22164
■日本の教育現場
社会や世論の大きな怒りを買っているのが、加害者側のいじめの陰湿さとその保護者の言動
教育機関(教師・学校・教育委員会)の機能不全と保身による隠蔽体質
日本と中国の「いじめ」の違い
■中国
「学校」そのものは、日本のように“荒廃”はしていない。
■子ども同士のいじめは質の差こそあれ、
国の別なくどこの世界にでも存在すると言われる。
中国ローカルスクールの雰囲気
■中国のローカルスクールとは
■上海で現地の小学校に通った経験を持つ、日本人中学生のAさん
「私が日本人であることはみんな知っていますが、いじめを受けたことはありませんでした。
正直言って、中国では他人のことを構っている時間などないんです」
■上海市内の小学校に通う1年生は、
「毎日5科目ほどの宿題が出され、漢詩は教科書丸ごと暗記、
時には解釈まで要求されることもある」
■Aさんの言うように、
「特定のターゲットを狙って執拗に追い回す」
など、そんな時間すらないのだ。
■中国の子どもの世界
いじめられるタイプをこう分類
「1つはガリ勉。2つめはスポーツができない子、そして3つ目は努力しない子です」(Aさん)
■「学生の本分は勉強」
という不動の原理において、中国では
「努力しない子」
はさげすみの対象になってしまうというのだ。
■中国人が他人をいじめることに高い関心を持たない理由として、中国人が
「違いに慣れている」
「違いを認め合っている」
■多民族国家である中国の都市部
「違い」が当たり前に受容される。
■嘲笑の対象にもなることはあっても、日本のような「陰湿ないじめ」には進展しにくい。
人口13億人を抱える中国ともなれば、他人との違いにこだわってもキリがないのだ。
親も教師も黙っていない
■子どもを現地校に通わせていた日本人駐在員のCさん
「中国の学校では、
日本人のように少数でグループ化して仲間はずれを出し、
その子をいじめのターゲットにするという行為は聞きません。
また、『みんなが嫌っているから私も嫌い』といった、周囲に同調する雰囲気もないようです」
■中国は「小中学生の守るべき規則」として、8ヵ条の規定を設けている。
■子どもをローカルスクールに通わせる日本人家庭にヒヤリングすると、たいてい
「中国人の小・中学生は、『悪いことは悪い』と、善悪の判断がしっかりしている」
という回答
■中国の小・中学校では、子ども同士の小さなトラブルはあるが、何か事が起きれば
「当然、いじめる側が悪い」
という認識が働く。
そして、いじめられた子どもは当たり前のように先生に言いつけに行く、という行動を取る。
■他方、教員も双方を呼びつけ、厳しく指導する。
日本ほどの大問題にならないのは、ここで然るべき指導を教師が与えるためだろう。
■日本では、半ば友達感覚で教師を「ちゃんづけ」で呼んだり、
ひどいときは「名前」で呼んだりするが、
中国ではそんな馴れ馴れしい態度は許されない。
一言で言えば、
「先生は怖い」
その絶対的な存在に
「金輪際いじめはするな」
と言われれば、子どもたちは言うことを聞かざるを得ないのだ。
■そして親もまた、
「黙っていない」
存在だ。大事な一人っ子がいじめられたとなれば、
「一体、どうなっているんだ」
と学校に乗り込んでくる。前出のAさんも
「中国は親がハンパなく騒ぎ立てます。
何が問題なのか、なぜそうなったのか白黒ハッキリつけたがります」
■中国の場合、 子どもも教師も親も、
「やられたら容赦しない」
という認識で共通している。
■根底には
「トラブルは学業に差し障る」
という、危機意識がある。
■子ども、保護者、学校の価値観と行動が一致するのは、そもそも
「学生の本分は勉強である」
という共通の大前提が存在するためだ。
■「陰湿ないじめ」とは無縁の環境、というのが中国の教育現場のひとつの特徴である。
なぜ日本人はいつまでたっても外国語を話せないのか
2012年07月26日 22:40
■・・・どうも日本の語学教育があまりにもくそなために、
というかあまりにもお勉強お勉強しすぎるために、
その延長線上で外国人との会話を考え、
きちんとした文章で話そうとするからおかしなことになる。
日本人同士の会話だってちゃんとした文章にはなっていない。
会話とはそもそもそういうものだ。
意図を伝えることが重要であって、文法通りに話す必要なんかない。