円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

いじめている君へ春名風花さん

2012-07-17 17:29:44 | blog映画Diving
2012年8月16日23時10分
http://www.asahi.com/edu/gallery_e/view_photo.html?issue-pg/TKY201208160558.jpg
■君、想像したことある?
ぼくは小学6年生です。タレントだけど、ふつうの女の子です。

ぼくだけでなく、時には家族を傷つけられることもある。
涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。

けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、
その人たちが何も感じないことを知っている。

いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、
いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。
いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。


いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。
その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。

いじめゲームをしている君へ。

あのね。キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、
パパとママはうれしくて、命にかえても守りたいと思って、
ぼくがかわいくて、すごく泣いたらしいですよ。
この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。
それは、ぼくが生意気になった今でも変わらないそうですよ


想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、
はじめて歩いた日、
はじめて笑った日、
うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。
君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰よりも、
じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。

そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、
君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。

それは、君のちっぽけな優越感と引き換えに失ってもいいものなのか。
いま一度、考えてみてください。

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