ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2018-59 憲法記念日、憲法学者、木村草太氏語ったのは・・

2018年05月04日 | 日記
5月3日の憲法記念日
教育会館で、木村草太教授が憲法について講演。

学者の立場で
①現憲法と国際的憲法との比較
②憲法と9条
③教育無償化と憲法④解散権に主にふれられていた。

この中から教育の視点から主に取り上げると、

憲法改正には850億かかる。前の衆議院選挙では600億
これを教育の奨学金無償化などに回せば学生はらくになるだろう。

教育無償化は改正しなくても現憲法で十分やりきれるのだ。
26条の等しく教育を受ける権利を有する。

現在は義務教育の範囲で、授業料、教科書が無償化である。

高等学校、無償化から私立高校への授業料の援助とかつてよりは広がりつつある。

そして高等教育の大学や専門学校について、奨学金ローン問題等
実は平成24年国際規約の社会権規約に批准。
これにより、「中等教育の無償化、高等教育の無償化の斬新な導入により
全てのものに均等に機会を与えられるものとする。」ということに拘束されている。

憲法改正しなくても努力しなければならないのであった。

それにしても会館には入りきらず隣のサンビルに400人計700人が参加。
地元のTVでは400人と発表していた。
主催者発表の予測人数だったとしたら倍、参加したことになる。それだけ関心度が高くなっているのだ。人数に関してはメーデーでは主催者発表が3000人だが実際は1000人程度。
主催者発表の人数はこれだけでなく夏祭りのさんさ踊りの倍の水増し人数報告など
あてにならないものだ。

それにもまして今朝の新聞には、
この憲法学習会どこも取り上げていないのはどういうことなのだろうか・・・


コメント
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