ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-96 敬老の日と102歳の母

2022年09月19日 | 日記
今年の敬老の日は9月19日、
我が母の誕生日でもある。
今年も無事に102歳をむかえることができた。
大正9年9月19日西暦1920年9,19だ。
この時代いろいろな出来事が起こっている。
1年後の大正10年11月4日、原敬の暗殺事件。
3年後の9月1日は関東大震災。
そして同じ9月16日、思想家の大杉栄や作家伊藤和江と栄の甥の6歳の少年の3人が
憲兵に惨殺され井戸に放り込まれ亡くなった。
そういう事実を最近のテレビ放映のドラマで知った次第。
関東大震災にてデマによって多くの朝鮮人や社会主義思想家などが虐殺された背景があった。

さて今日の母の面会。100歳超えの方々は県内で1000人を突破とあった。
その内のひとりでもある。
100歳までは自宅に住んでいてみんなで長寿を祝ったのだった。当時は自力で歩くことができたのだったが
さすがに100歳を超えて足がふらつくようになり、デイサービスで転倒しやむなく入院。
それから健老に1年入所し、今の施設に入所して10か月目である。
大好きな家を離れて不安もあっただろうが今は穏やかな表情をしている。
今日はケーキとシャインマスカットの差し入れをした。
プレゼントとして昔の盛岡の写真集とお祝いのみんなのメッセージの色紙、ぬいぐるみを届けた。
母親との15分と短時間の窓越し面会だったが
離れていてもいつも心が繋がっていることを感じ取ってくれればというのが親族の願いでもあるのだ。







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