h25-5 ある図書ボラの話の続き

　新学期がスタートして２週間目
結構慌ただしい毎日が続いています。

さて前号からの続きで
目の前で後ろにいたおじいさんが波に引かれていったこと。

そのあと避難した場所では
一端早く避難した方が
保険証や通帳を忘れ
取りに戻って亡くなった方が大勢いたと。

実際にその場になって見ると
口頭で保険証や通帳は引き出せたということ。

だから、忘れたからといって
戻ってはならない。ということを
伝えたいとおっしゃっていました。

長野県で招待され同様なことを伝えたそうです。

ｈ２５－４ ある図書ボランテイアの方のお話

　先日、音読の会の例会が中央公民館にてあった。
終わって帰る際に絵本の展示コーナーが目にとまった。
中に入って一巡していたら読み聞かせの遊び歌の練習をスタッフがしていた。

教えていた中年の女性に声をかけた。

よくしっていますね。どちらから？　「陸前高田です。」
津波の被害は？　　「私は妹と２人だけになりました」と。

穏やかな表情で話されていた。
この間相当つらかっただろうがさりげなくあの震災の時の様子を
話して下さった。

この方は例の市立図書館にたまたまいて被災にあったそうだ。
図書館の職員は全員なくなっている。

あの中で「たった２人生き残った一人です」と。
あっという間に波がきて
後ろにいたお年寄りの男性は引き波で
くるぶしぐらいの引き波で
足をすくわれ引かれてしまったんです。
すごい力だったと。
もう後ろを振り返らずに逃げるだけでした。

そのあと
もう本を読む気もおこらなかったと。

続く

h25の３ おびただしい自衛隊のトラック

入学式の代休の月曜日、車で走っていると
大型自衛隊のトラックが２０台くらい通っていった。
当地には自衛隊基地がある。
後ろの荷台にはシートで覆われていたが
ミサイル用を撃墜するのものかと思われるような部品であろうことが
推測される。
なんともものものしい様である。

ｈ２５－２ 慌ただしく新学期始まる。

　４月４日木曜日　平成２５年度の新学期がスタート
　今までで一番早い始業式である。

　３日間で準備をするため勤務時間外が１０時間に及んだ。
新任の方々はバタバタと可哀そうでもある。

ちなみに本校の
２３年度始業式は４月６日　で授業日数は２０２日
２４年度始業式は４月５日　で授業日数は２０４日
２５年度始業式は４月４日　で授業日数は２０５日と
増えてきているのが気がかりである。

教育委員会からの望ましい授業日数は２０４日と聞いている。

なにはともあれ１学期スタート。
久しぶりに子ども達の歓声が校舎から聞こえてきた。

h25の１ 一期一会と少し変な事

新学期、新任者⑩数人が着任。
フレシュな空気をかもし出してくれている。

今頃は転人・転出者は環境が変わり、
戸惑いの連続かと。

快い緊張感と期待感の空気がなんともいえないいいものである。

しかしその快感と裏腹な出来事があった。

昼休み駐車場に用務員がペンキで

校長、副校長と地面に書いていた。
そこは職員には暗黙の管理職用の指定席なのであった。

職員なら書かなくてもわかる。
校長の指示。

帰りに駐車場に消した跡が。
そして職員用の職と書かれていた。

ようは来客用、職員用で外部には通じるのです。
ちょっとした出来事から普段考えていることが見えてくることがあるんですね。