ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2015-287 型破りの絵本作家 新井良二

2015年12月17日 | 日記
県立美術館で
絵本作家の新井良二のトークショウに参加。

一口に言って大変個性的。
何しろ既成概念を打ち砕く
発想の持ち主なのだ。

絵本は起承転結のあるストーリーが原則なのだが
彼はそのことを否定する。

終わりとはたまたまのページの最後なのだ。
おわりはある意味ではじめなのでありエンドレスなのだ。

彼の画風はいつごろから始まったのか
尋ねると強いていえば30代とのこと。

子どもとのワークショップの映画を上映していたが
作品はどんどん変わっていく。
ここでも仕上げは単なる時間。
ゴールが決まっていないとのこと。

とにかく
破天荒の面白い魅力ある人物だった。

そんな彼は
絵本で言うノーベル賞と言える
「長くつ下のピッピ」を書いたリンドグレーン賞を受賞しているのだった。



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2015-286 さすが喜劇の女王 藤山直美

2015年12月12日 | 日記
県民会館にて
橋田すがこ作 主演 藤山直美・三田佳子、の「かたき同士」を観劇。
他に小林綾子、沢田雅美、金子貴俊、橋爪淳という豪華俳優。

さすがとうならせた演技は藤山直美。一挙一堂、自然体での演技なのだ。
実に上手い。完璧な演技に魅せられた。
会場は大爆笑。

ストーリ―は江戸時代の若い恋人たちの2人の母親の設定。
かたや老舗の呉服や、かたや、小さな江戸下町の居酒屋のおかみ。

2人の結婚に大反対。
敵同士であるのだが、2人のかけおちから
今までの身の上を飲みながら語り合う中で
孤独な親同士がお互いを分かりあう、笑いと涙の下町人情物語。

座席は前から5列目の中央席のSS席。
会員なので順繰りの席であるが今回は大満足の演劇だった。










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2015-285 今に通じる「真夜中の太陽」

2015年12月10日 | 日記
今日、野坂氏が85歳で亡くなったとのニュース。
誠に残念である。

先だって日色ともえ主演の「真夜中の太陽」を観劇。

戦時中のクリスチャンの私立学校が舞台。

英語と聖書が目の敵にされた時勢。

女学生たちが勉学から勤労奉仕されていく様がよくわかる。

苦境の中、みんなで歌う「真夜中の太陽」

しかしこのシーンも
実は主人公だけが実在で他の女学生たちは亡き人であったことが
ドラマの進展とともに分かっていく。

防空壕ににげて亡くなったのだ。

この場面が何度も繰り返される。
そこをどうにか回避させようともがく主人公だが何度試みてもどうにも避けられない。

私だけ生き残って・・とせめる主人公だが
亡き友が・・語るのは・・

アイゼンハワーだったろうか
過去に目をそむけることは今を・・とと語るシーンがある。

今に通じる演劇であった。



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2015-284 静かで品のあった今年の文士劇

2015年12月07日 | 日記
毎年恒例の文士劇21回とか。

肌寒い夜であったが会場は相変わらずの満席。

今年は1部古典落語の「親子酒」より「もっぺっこ」
畑中さんと大塚アナのかけあいが面白い。

口上では
来年の国体関係が多かった。

2部は源氏物語
作家の高橋克彦氏、内舘さん
そして今年は言語学者の金田一秀穂氏も出演。

光君を新聞記者が好演していた。

今年は一口にいって
内容を魅せる、静かで品のある内容であった。
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2015-283 「子どもとネット社会」の学習会で

2015年12月04日 | 日記
12月4日 初積雪。起きたら一面の銀世界

早朝の散歩はいつもの色づいた景色が真っ白に。
雪の中でナナカマドが鮮やかであった。

昨日はこの地区の語る会で
KDDIの方からスマホやネット社会の危険性について
学ぶ機会があった。

危険性とその対策

1、依存性・・時間を大人も率先してまもる。10時以降はやめる等

2、人間関係・・大事なことは直接あって話す。文言は誤解されやすい。

3、炎上・・・写真アップがどれだけ危険か。コピーすると消せない。

4、出会い犯罪・・名誉棄損、誹謗中傷に対して警察・ホットラインセンターへ通報する。

まとめると以上になるが
聞いていて怖くなる状況であった。

自己中で安易な軽はずみな行動から起こした事件。の多いこと。
将来性まで潰すような結果等、情報教育の早急な対策が後手後手で
危惧感を感じた。
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