ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2015-285 今に通じる「真夜中の太陽」

2015年12月10日 | 日記
今日、野坂氏が85歳で亡くなったとのニュース。
誠に残念である。

先だって日色ともえ主演の「真夜中の太陽」を観劇。

戦時中のクリスチャンの私立学校が舞台。

英語と聖書が目の敵にされた時勢。

女学生たちが勉学から勤労奉仕されていく様がよくわかる。

苦境の中、みんなで歌う「真夜中の太陽」

しかしこのシーンも
実は主人公だけが実在で他の女学生たちは亡き人であったことが
ドラマの進展とともに分かっていく。

防空壕ににげて亡くなったのだ。

この場面が何度も繰り返される。
そこをどうにか回避させようともがく主人公だが何度試みてもどうにも避けられない。

私だけ生き残って・・とせめる主人公だが
亡き友が・・語るのは・・

アイゼンハワーだったろうか
過去に目をそむけることは今を・・とと語るシーンがある。

今に通じる演劇であった。



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