一年で一番良い気候の今宵
いつものワイン会が開催されました
こんぶどろぼうの定期会で
今宵のテーマのひとつは
「コルトンシャルルマーニュ」にビンタされたら
「バタールモンラッシぇ」は殴り返せるのか?という
壮大なテーマをも併せ持っておりました午後6時
’06の軽やかな熟成を伴った
シャンパーニュで乾杯しつつ、人もワインも年取らないと
味わいがでないなあ・・などと感じてました

そしていきなりのもうひとつのテーマがアラワラレ
「ガメイ」葡萄は20年のときを経てどんな表情を見せるのか?
「ルイジャド」だからできる荒ワザながら枯れました、
穏やかな表情とゆっくりとした味わいは20年ぶんのため息

するといきなりの「コルトンシャルルマーニュ’00」
泣く子もだまるボノーデュマルトレイが作り手
優しい風味ですがとても清清しい酸ときちんとしたミネラル
で、正座してこそ飲むべき酔ような清楚な味わい
お庭の見える和室で厳かに楽しみたくなる風味ですね

そして次のワイン「バタールモンラッシェ’01」を
皆様のグラスに注いだ瞬間、!!!!!!!!という
一同の驚愕が盛り上がりました
ルイラツールにしかできない作法なのか
まさにゴージャス。蜂蜜に、バター、咲き乱れる花々の
ようなこってりとしたしつらえ、まるでベルサイユ宮殿
王妃の間で乾杯されるにふさわしい風格がありますのは流石
ほんとコルトンとの対比が見事です

そんな流れにのりつつ赤ワイン明けました
「ラトリシエールシャンベルタン ’09」
やわらかな味わいを表現します作り手はドルーアンラローズ」
繊細というシャンベルタンらしからぬ優しさがあります
偉大な白ワインの後に来る赤ワインの波状攻撃もラローズならば
その手に委ねてしまうおおらかさが心地よかったです

そしてここでオーパス’12,
「いやあああ、久しぶりだねええ、6年ぶりだよおお」というほど
恐ろしく高騰しておりますのは周知の事実
でもここまでカベルネをまろやかにして、ボディをふりつつ
飲ませてくれるのはまさにオーパスですね

〆はJAPANでした、ドメーヌオヤマダ
ベリーAの甘い香りを強く感じましたのは自分だけでしょうか
飲み口のよさがこのクラスの和酒の醍醐味のように
いつも素敵な銘柄で楽しませて頂きまして感謝ばかりの今宵です
