あけました・・・'22始まりました
コロナをいまだ引きずります世間様をしり目に
ことしも賑々しく定例会を開催の運びとあいなりました。
今年もどうぞよろしくお願いしますの言葉も
この泡の乾杯の声に消されながら
セルジュマチューの2012でした。
青リンゴの落ち着いた香りに包まれて、やわらかくふくよかな泡での乾杯
幸せな夜の予感しか感じない幕開けに胸が高鳴りました。
シャルドネだけというシンプルだけど心地よい厚みと
静かな余韻に満たされつつ・・ふううう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e4/f71642abf4829301846ab47460808391.jpg)
そして早速の白からあけましょう
ピュリニのプルミエ
ミネラルの塊(かたまり)が口の中で弾けながら
でも、研ぎ澄まされた透明感が夢見心地へと誘い
おもいはすでに石灰の土壌の中へと夢想
余韻には不思議な静寂を感じています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/44/97264b4d760e6f76042a6be6f1d19122.jpg)
はあああ
デュジャックのモレサンの’14・・・・きました
ため息しか出ませんよ、ほんとに
クルミとナッツが柔らかく溶けていきます
控えめなあどけなを秘めたまま、隠し切れないエレガンスが
アフタには、そこはかとなく漂う愉悦
派手さではない、おそろしく研ぎ澄まされた水墨画のように
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/38/575bc7f655a81317e16372fc7c232674.jpg)
そして赤は新春のブルゴーニュに与えられた贅沢
グランクリュ飲み比べ大会 シャンベルタンだよソレソレ飲めのめ!
と!思ったら・・・「中シャンいきましょ」とのお言葉
いつでもどこでも、「シャン」は大活躍。
みんな大好きな「シャン」は乾杯から閉めから「なか」までも。
かすかに桃やオレンジの香りを感じながらの一口目で、
いきなり「目が覚めました・・・・」まさにそれ(寝てました?)
細やかな泡に葡萄の旨味だけが溶け込み
佇まいもゆっくりとスケールの大きな
奥行と余韻だけ響き渡りました。
もう降参、完敗です。
ひれ伏すだけです。このままずっと飲ませてください・・・
恐ろしいまでの’09
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9d/15beba2f57f720c0413b34ba6b3da402.jpg)
で、グランクリュいきますいっきに2本並べました
シャンベルタンの力強さとブルゴーニュの熟成のもたらす贅沢
そのままボトルに溜まっていますね。
まるで「大人のチェリーブランデーケーキ風味」
どこまでも香ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4c/542db433250f57b375170bf00b3d7f94.jpg)
で・・・これは・・・
シャルムでマゾワイエールでデザインが・・・
ルーミエっぽいよなああ・・・
一言「クリーミー」「滑らかな」「磨かれた」
それは「チェリーの薔薇風味フィナンシェ」のように
こんなワインがちゃんとあるんだよね・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7d/723b3192af2e3464c5549c85e2413fda.jpg)
で、ボルドが用意してあるから不思議ですね
10年経過の熟成を楽しみます。
まだまだ若い・・・(ひそかに思う)
でも開き始めると一面に花が散りばめられては
「ヨーグルト風味のブルーベリーを浮かべえた紅茶」のよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bd/bfdf46a8236ff463e394f33c02bfeccf.jpg)
’85のポートもちゃんと鎮座してました
こちらも若い、まだまだいきそうで、皆様もあと10年
いや20年これからも熟成を楽しもうね。
と、いいながら今年もワインに溺れること予感しながらの閉会
のはずが・・・シャンパーニュもう1本飲んでましたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2c/775f1f5f2b3c93fc1ef5b51305a2e492.jpg)