みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

1000人に1人?

2012年10月24日 | 性格と性別
 10月22日のNHK総合の「おはよう日本」の番組で
「心と体の性が一致しない性同一性障害
 ・・・症状に悩んでいる人は
 1000人に1人程度いると指摘する専門家もいます・・・」

という表現が聞こえてきました。

『ここでも1000人に1人!?』

ブログ「Anno Job Log」[→]

ブログ「続々・たそがれ日記」[→]
で、それは多すぎではという疑問が出されています。

性別適合手術を受けるほどではないと思っている人は
身体的違和感が小さいから
性同一性障害とまではいえない。
というように
体の性別を変えたい人に診断を限定するような流れがあったのです
が、性別違和は何も身体的違和感だけではなく、学校の制服が着ら
れないというケースにも対応するために、性同一性障害の解釈に性
別違和も含める流れも出てきています。


‘わがままだ’・‘甘えだ’・‘怠けだ’
と思われないためにも
示す書類が必要になりますが
それが医療機関の診断書だと

‘○○症’・‘○○病’・‘○○障害’

という表現になってしまいます。

医学的には性同一性障害と性別違和の概念は別でも
他の分野ではどうでしょうか?。
他の学問分野での文章ならば別の表現もとり得ます。

たとえば
「性転換は許されるのか」
「性の境界 -からだの性とこころの性」
「性同一性障害の基礎と臨床」
それが
「席転換は許されるのか -TJライナーで快適通勤」
「都会と田舎の境界 -からだは埼玉こころは東京」
「地理情報システムの基礎と応用」
なんて、これじゃ内容が違います。

それはともかく
小山の白鴎大学ならば心理学や教育学からも問題に迫れるかも知れ
ません。
白鴎大学の学園祭「白鴎祭」は10月27日・28日に開催の予定です。
コメント
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