みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

無くて感じる必要性

2014年02月23日 | 賑わい
2020年のオリンピックに向けて
東京圏でも道路の整備が一層進めば、
鉄道ファンではない一般の人は
公共交通の必要性や重要性をそれほど感じなくなっていくかも知れ
ません。

特に意識はしていなくても日常的に利用している人も多いのですが
1年に2~3%の利用者の減少でもそれが続けば
10年後には20~25%の減少になってしまい、
民間企業の営利事業として続けていくよりも、
他の事業に経営資源を振り向けたほうが良いということにもなり、
利用し続けることが難しくなるかも知れません。

わたしが大学生のころ考えていたその課題に
京阪神の鉄道会社は現在の時点で直面しているようです。
電気や電話と違って電車は基本料金で収入を安定させることが出来
ないので、東京圏の鉄道会社も将来的には…。

北関東ではどこへ行くにもクルマの人が多く、
クルマで行きやすくクルマが駐めやすいことが望まれていきます。
なので国道だけでなく県道もバイパスが整備され、
そのロードサイドのお店に行くようになってきています。

下館(茨城県筑西市)の中心部

「下館(茨城県筑西市)の中心部」

  子どものころから親にクルマで乗せて行ってもらっていれば
  大人になってからもクルマで移動するライフスタイルになり
  ます。


立川市(東京都)の中心部

「立川市(東京都)の中心部」

  クルマと公共交通が使い分けられている地域では
  青信号のあいだに交差点を通過出来るクルマの台数や
  駐車場の駐車台数の制約以上の人が集まれます。


クルマで行きやすいところは
クルマでないと行きにくいところ
になりがちなので、
東京圏の駅前というのは‘当たり前’ではなく‘価値がある’
ことだとわたしは考えます。

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「結城のひなまつり」(3月3日まで開催)[結城市観光協会→]


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コメント (2)
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