みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

豊かな人がいる国日本

2014年07月31日 | 雇用・仕事・生活費
中学校を卒業して集団就職する人が‘金の卵’と呼ばれたり、
高校を卒業した人がホワイトカラーとして働いた
時代が日本にはありましたが、近年ではお金を借り入れてでも
大学や専門学校に進学しないと就職はなかなか難しいようです。

大学進学率が上がったからといって、みんながホワイトカラーの仕
事に就く訳にもいきませんし、みんなが幹部(社内エリート)になる訳で
もありません。なので、大学新卒で就職出来ない人や、就職しても
仕事についていけなかっかり合わなかったりして離職する人はある
程度の割合で出て来てしまいます。

東京とは違って地方ではホワイトカラーの仕事が少ないので、
「こんな仕事はやりたく(就いてもらいたく)なかった」→東京へ?
「こんな田舎には住みたく(残ってもらいたく)なかった」→東京へ?
という不本意やとりあえずといった感じが周囲も含めて出て来がち
です。
地方には住民の『自己肯定感や誇り』が過疎化している地域もある
ように思われます(それは
‘誇りの空洞化’と言われています)。

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‘一戸建てにクルマが数台’というのが当たり前と思っている人が
北関東には少なくありませんが、それでは
‘正社員+共働き’でないと子育てまでお金が回りません。
母子家庭ではなおさらです。
栃木県の地方紙の下野新聞では
子どもの貧困についての連載がされ
ています。昨日や今日は読売新聞でも連載があって、
日本は豊かな人がいる国で
豊かな国ではない
ことがうかがえます。
仕事がなければハローワークを訪れるとして、
お金がないから福祉事務所を訪れているのです。
仕事がないのとお金がないのは別の問題で、
仕事がなくても生活費がかかり支払いがあるのです。

そして結婚・出産まで至らないのが
少子化や人口減少という形で現
れています(フィリピンよりも子どもの姿が見えないような)。
‘正社員と非正社員’の使い分けが
‘総合職と一般職(限定正社員)’ぐらいになればまた違うのでしょ
うが…。


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コメント
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