みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

性自認の仕事への影響

2015年08月17日 | 性格と性別
他の男の人と気質や感覚や思考が違うからなのか
わたしは男性としての
性自認人格を持っていません。

谷合 規子さんの著書の中に

「・・・女性がある朝、鏡を覗いたら男の顔になっていて、ひげが生
 えていたら、どう思うか?。それでも女性はその顔が好きになれ
 るのか。
 風呂に入った俺の身体なんかは見たくもない。電気もつけずに暗
 い風呂場で身体を流す時、肌に直接触れるのがいやだから、柄の
 ついたブラシでこする。それほど避けている自分をどうしたら好
 きになれるというのだ・・・」
という記述がありますが、わたし(みれい)は身体に触れる‘手’も
自分のものだという認識を持っていません。

筑西市役所(茨城県)

「筑西市役所」(茨城県)


…かといって福祉や助け合いがそれほどではない現状では働かない
わけにはいかないので、心と体のずれを調整しながら

①黄色の端子をつなぐ
②白色の端子をつなぐ
③点検票を貼る
④モーターのコードを板の向こうに回す
⑤コントロールボックス内のコードの束をゆるめて黒いコードを外に出す
⑥白いプラスチックを渡す
⑦部品を取り付けナットを締める
これらの作業を約30秒で行わなくてはなりません
(以前の5つから増えている…)。

ラインの制御装置が約30秒ごとに製品を送り込んで来ます。
猛暑の中でも体の動きが止まることがありません。
水分を補給する余裕もありません。
そのうち体温が上がってきてまた熱中症になりそう
なので扇風機の風に当たりながら作業をしていたら
今度は夏風邪をひいてしまいました。

~~~~~~~~~~
日本には‘職業選択の自由’というものがありますが、
求人を自由に選択して採用されたら
仕事(業務・作業)を自由に進めるというわけにはいきません。
指示された業務・作業をやらなければ問題になります。
そして自分に合わせて業務・作業が行われるわけではありません。
指示された業務・作業が出来なくても問題になります。

8月15日にテレビ朝日で
「世界が驚いたニッポン スゴ~イデスネ視察団」
が放送されているのを見ましたが、
ツナや焼きとりの缶詰工場で働いている人の手捌きはさすがに速か
ったですね(お盆休みなのに工場内を見てしまうとは…)
LGBTの皆さん、女で生まれてきて女として育ってきて女性社員とし
て長年働いてきている(実務経験が長い)からあれだけの技が使える
のですよ。

わたしの今の職場には
両手を別々に動かして作業を同時に進められる人や
手と口の両方を同時に動かせる(しゃべっていても作業が進む)人や
メロディーを口ずさみながら(時には歌いながら)作業を進められる
人がいますが、
そういうことが出来るのには
脳の働き(脳機能)の違いがやっぱり
関係しているのではないでしょうか?。

~~~~~~~~~~
さて、
自分に割り当てられた仕事が何とかこなせるようになっても問題は
続きます。
他の人が既に割り当てられた仕事を終えていて、おしゃべりやスマ
ホいじりをしていた場合それを見た正社員が負担を増やすきっかけ
にもなりますし、そうでなくて工程がずれることもあります。

他の人と気質や感覚や思考が違うということは
共同作業とかチームワークにも影響を与えるのです。

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