みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

家で回復か消耗か

2016年04月03日 | 職場に外国人が
TBSラジオの「荻上チキセッション22」[サイト→]で3月28日に
‘引きこもりのテレビ番組での放送’について取り上げられていま
した。
テレビ番組といっても報道とかバラエティとかエンターテイメント
とか様々な性格の番組があるのは雑誌と同じ構造です。
それで切り口や見方に違いが出てその結果、
引きこもりの問題について詳しい精神科医の斉藤 環やジャーナ
リストの池上 正樹からみたら懸念されるような放送もあるでし
ょう。

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引きこもりは難しい問題です。
わたしも引きこもっていてもおかしくない状況
ですが、
そうなって当事者としての視点を持てたとしても解決策を示せるか
どうか…。

引きこもりにはいろいろな要素がからんでいるのですが、
外国ならば長期失業者として扱われているところ、
日本では失業率や失業者数を低くみせたいという思いから
無業者(ニート・SNEP)や引きこもりという視点で扱っているという
部分もあるようです。

雇用の観点から視ると
日本では「親族の扶養」の考え方が強いので失業したら実家に戻
るということも自然な判断です。
ただ田舎(地方)で育った場合、故郷に戻っても仕事が少ない
(量も幅も)という現実があります。
そうなると、何とかなるさという思いで戻っても…

◆収入が少なくなれば遊び歩けません、節約するなら家に引きこも
 るという生活になります。
◆働いている人にとっては家は安らぎの場になるのでしょうが、
 働いていないと家族との人間関係が悪くなりがちで、家は安らぎ
 の場になりません。
◆村社会や世間体があるので家族も問題を外に出したがらずに抱え
 込んでしまいます。
◆企業には新卒一括採用の慣行がありますし、面接の負担を減らし
 たければ書類選考で絞るということに。


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リーマンショックや東日本大震災のころよりは
現在の日本の経済状況は良いので、
人手を安定して確保するために正社員化を進めている企業もありま
す。
が、必要ならば派遣会社に人を頼む企業もあります。すると

職場に向かう外国人労働者

「職場に向かう外国人労働者」

 外国人を頼まなくても外国人を拒まなければ
 派遣されるのは日本人とは限りません
 (外国人を拒むのも何だか狭量な気が…)。


160403-2

△[資料]「読売新聞に外国人の労働についての記事が」

 2015年2月11日の新聞に掲載されています。
 出稼ぎなら収入が増えれば仕送りも多く出来るので
 残業や休出もあまり嫌がりません。
 そうなると企業も業務増を残業や休出で対応しやすくなります
 (わたしにとっては悩ましい傾向)。


これならば
無業者(ニート・SNEP)や引きこもりの人を雇用するよりも…
となってしまいます。
明日の月曜日は
家でリフレッシュして出勤する正社員のかたもおられるでしょうが
家で消耗してしまい就労どころではなく引きこもり
という現実が他方に存在するとしたら。

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