みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

被災地か観光地か

2019年10月27日 | 栃木県
G20の観光分野の閣僚(観光大臣)会合が10月25~26日に北海道倶知
安町で開催されたようです
[NHK→]
そこではオーバーツーリズムもテーマとなったようです。
工業が公害を引き起こすように
観光業も公害を引き起こす!?。

昨年、西日本豪雨で被災した
岡山県倉敷市には工業地帯だけでなく蔵が建ち並ぶ美観地区があり
災害後は観光にも影響が出ました
[産経新聞→]
今月、台風19号で大雨が降った栃木県では
日光は大きな被害が確認されなかったようです
[ヤフーニュース→]
東武日光線も全線で運転を再開しています。

東武日光線の列車の栃木市の車窓

「東武日光線の列車の栃木市の車窓」

 蔵が建ち並び瀬戸河原公園がある栃木県栃木市では
 台風19号の大雨であふれた巴波川の水が東武日光線の高架の下を
 流れて行ったようです。


巴波川の再びの洪水については一味さんのブログ「巴波川日記」に
その状況が書かれています
[こちら→]

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被災と観光については
‘気が滅入っていて観光に行く気分じゃない’という考えがあれば
‘気晴らしに/気分転換に観光に行きたい’という考えもあるので
良し悪しは別として次の留意点を書いておきます。

▲目的地への道路が通行可能でも、通行止の場所から迂回して来る
 車両や復旧工事の車両で通行量が増えているかも知れません。
▲目的地への公共交通は、運転を暫定的に再開している鉄道では本
 数が少なくなっていたり、代行バスでは乗れる人数が限られてい
 るかも知れません。
▲台風で事業に影響を受けた企業や・休校した学校では
 遅れを取り戻すために休日を使うかも知れません。
▲観光では楽しくおしゃべりをしながら歩いたり・写真を撮ったり
 しますが、イライラしている被災者はそれを快く思わないかも知
 れません。


他の地域から訪れる人がいなくなれば、見知らぬ人を不審者扱いす
るような「村社会」の地域になってしまう
ので、
被災地と観光地が重なっていても観光に訪れたほうが、
復旧+振興になると考えます。


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