みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

冬の夜の屋外で待つ

2020年12月24日 | 公共交通
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために都道府県では
ゴールデンウィーク・お盆に続いて正月も外出を控えるよう
呼びかけがされているようです。

県庁は税金で運営されているので
そして職員は失業のリスクが小さいので
「ステイホーム」のような社会経済活動を抑えるような言葉が
出て来やすいのではないでしょうか?。

県道のバイパス(栃木県栃木市)

「県道のバイパス」

 県道は税金で整備されていて
 北関東では栃木県でも片側2車線の区間が増えています。


一方、鉄道などの
公共交通は
日本では一般的に民間企業の営利事業として運営
されています。
企業のテレワークや大学のオンライン授業で公共交通の利用者が減
っているところに、
稼ぎ時のゴールデンウィーク・お盆・年末年始に外出を控えられてし
まったら挽回なんか出来ません。
民間企業は単に黒字なだけでなく増収や増益も求められているのに
このようなダメージを受けた場合、どこかで経営改善策を打たなけ
ればなりません。

北関東では
東武日光線で6月に本数削減が行われ
栃木駅~新栃木駅間は1時間に片道4本→2本になりました。
栃木駅から鹿沼方面へは新栃木駅での乗り換えも必要になっていま
す。
関東鉄道常総線は緊急事態宣言の期間中に臨時に減便されていま
したが、10月に恒常的な本数削減が行われ
取手駅~守谷駅~水海道駅間は1時間に片道4本→3本になりまし
た。1時間に1本(片道)になった駅もあります。

夜のJR小山駅水戸線ホーム(栃木県小山市)

「夜のJR小山駅水戸線ホーム」

 ホームに待合室は無いので
 寒い冬の夜に待っていると風に吹かれた雨が当たる日も
 (栃木県と人口が同じくらいの岡山県でもコスト削減の風が)。


通勤の負担を減らすための電車通勤なのに
本数削減によりこんな状態で何十分も待つのが日常的になったら
疲れ・寝不足・体調不良で仕事は遅延・ミス・欠落が起こりそうです。


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コメント
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