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ファシリテーション的ポジショニング思考

2009年04月07日 15時00分30秒 | 極和ファシリテーション
ファシリテーションの研修には

インクルーシヴ・リーダーシップが付きものです。

つまりトップダウンの指示で動くチーム作りではなく、

それぞれの能力をお互いに引き出しながら、

そのチームの成果を最大化することに貢献するためには

どうしたら良いか?

という視点を持てることが大事です。


このファシリテーティブな視点が持てると、

自分はそのチームの中で、どうポジショニングしたら良いか?

ということも見えてきます。


チームに貢献できる一番のポジションはどこか?

新人さんには新人さんのポジションがあります。

「何もわからない!」というポジションです。


「何もわからない人」が居ることで、みんながその人に

教えようとすると、学んだはずだけど忘れている人は、

復習ができます。


何度も教わったのに覚えてない人は、毎度毎度質問するのは

なかなか抵抗があるものです。

それを新人さんが聞いてくれると、あっ!そうだった!と、

思い出すことができます。


また、先輩は先輩で新人さんの言わんとしていることが、

他の人に伝わらない場合には、

通訳とか代弁の役割を担うこともありますネ♪


また、ポジションというのは、そのチームの中で不動のものではなく、

欠席者が居たり、新たな参加者が居たり、コンテンツ(内容)が

変わるごとに微妙に変化するものです。


サッカーでコーナーキックをするときに、

どこにポジショニングしたら良いか?

相手のチームがどういうチームかによって、

キックする人がどうキックするか変わりますよね。

今日の相手チームと自分たちのメンバーを見て、

一番自分が体格が良くてヘディングが得意であれば、

ヘディングでゴールを狙えるところにポジショニングするでしょうし、

背が低くてすばしっこい人は、こぼれ玉を狙えるところにポジショニングしたり、

ディフェンスが得意な人は、相手にボールが渡らないようにするための

ポジショニングをします。

だけど、毎回コーナーキックのたびに同じポジショニングではありませんね。


試合開始後何分か?あるいは、残り時間何分か?

によって、ゴールの狙い方も違ってきたりしますしネ♪


いずれの場合でも、

ポジショニングするためには、

そのチームの目的が明確にわかっていて、

自分自身を含めたチームメイトのことを客観視できるかどうかが重要です。


来たボールにだけ対処しよう!と思っていては、

目的(ゴール)は達成できませんよね♪

自らボールをとりに行くことや、

パスを出したり受けたりすること、

パスを受けやすい位置に移動すること、

別の人がキラーパスを出しやすいように

相手チームのデフェンスを引き付けて置くことも必要です。


どれだけ想像力を駆使して、創造的な行動が取れるか?

あなたは、自分の職場、仲間、家庭の中で、

どんなポジショニングをしていますか?