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講師養成の弊害?

2009年04月21日 15時24分02秒 | セミナー・講座
ファシリテーター養成や、講師養成の研修をしていますと、

講師をレベルアップさせるための視点が必要です。

ただ・・・この視点を持っていると、

ヘタな講師の講座やセミナーは、非常に苦痛になります。

まさにこれは講師養成という仕事の弊害?かなと思います。


先日もクライアントの依頼で、あるセミナーに参加しましたが、

頭の中では、もっとこうすればいいのに~!という想いばかりが

頭の中で渦を巻いておりました。


・早口で聞き取れない。

・会場の参加者とのやり取りを試みているけれど、復唱しないので
 参加者の発言が全体で共有されていない。

・エクササイズで立たせるのは良いけれど、全員立たせたままで説明されても
 後ろの席からは全く見えないし、何をやっているのかわからない。

・言葉が「このようにこうするといいですよ。」と言われても、具体的な言葉が
 ないと、見えない人にはまるでわかりません。


これらは、セミナーの内容(コンテンツ)に関係ない、講師のスキルの部分です。

どんなに素晴らしい内容であっても、講師のスキルが低いと

もったいないことになりますね。


この「もったいない」は、講師にとっても、参加した人にとっても、

そして主催者にとっても当てはまります。

一人ひとりの時間とお金の無駄遣いです。


また、とても残念だったのは、「セミナーのタイトル」と「内容」の違い。

タイトルに惹かれて参加したのに、これじゃ詐欺?

なんてこともありますから、主催する場合には、

内容を表すタイトルを付けないといけないですネ♪


講師を養成するスキルというか、厳しくチェックして改善させるためのスキルは

日々UPしておりますが、自分が講師の場合はどうか?

悲しいことに誰もチェックしてくれるわけではないので、

セルフチェックをしっかりしなければ!!