今日・・・通称ファシリ市で、
市民との協働の事業「こみゅにてぃプロジェクト」の
成果発表会が開催されました。
この通称“こみプロ”は、ファシリ市の4つの地域で
それぞれに市の担当者、そこに住んでいる市の職員、
その地域に住んでいる住民たちみんなが、
その地域をこれからどうしたいか?ということについて
『対話』を通じて協働に取り組んだ素晴らしい事業です。
2年に渡り、それぞれの地域で話し合われたわけですが、
スクール生の中にこの“こみプロ”に参加している方が
2名もいらっしゃったので、この2年間の活動そのものの経緯も
よく話題になりました。
昨年のスクールの公開講座では、
H美さんが“こみプロ”活動にファシリテーションを取り入れて♪
という内容で発表もされました。
今日はそのH美さんがイベントの司会を、
そしてYみんさんが一部の進行役をやることになりました。
2人とも急遽のピンチヒッターでその役が回ってきたようですが、
なんのなんの!!
さすがスクール同期生!!
H美さんが得意の語り口で会場全体を和ませて、
Yみんさんにうまくバトンタッチ!!
ただバトンタッチをするのではなく、
ちゃんと1往復のコミュニケーションをとって、
場全体を一体化させながらのバトンタッチだったので、
その流れがとてもスムーズでした!!
そしてYみんさんの声の良さに、
あらためて声のトーンや声の表情の大切さを
実感致しました。
会場は200~300名ぐらいが入る広さですので、
進行のYみんさんの顔の表情は
ちゃんとは見えなかった方も多いと思います。
ですが、声にしっかりと表情がのっかっていて、
とても“ウェルカム!!”を表していたし、暖かい声で
パネラーの皆さんもきっと話しやすかったと思います。
お2人が作り出したせっかくの暖かい場を、
壊されてしまった一幕もありましたが、
その後ももとの暖かさまで引き上げて、
時間内での話の内容、振り方のバランス
パネルディスカッション風の今回のイベントに
パネラーのほかにもゲストが居たりと、
非常にやりにくい部分もあったと思いますが、
とても上手にこなしていて凄いなぁ~♪と思いました。
部下や後輩など、他の人にやってもらうよりも、
自分でやった方が早い!!
だから、誰かを“できるようにする”のは、
自分でやることの何倍も時間がかかる!!
ということは皆さんご承知のことだと思います。
そういう意味では、最初はこういうことができなかったお二人が
できるようになったのは、私の指導力の賜物?
いえいえ、そうではなくて
お2人がスクールで学んだことをしっかりと噛み砕いて
自分自身の血や肉としたからに他成りません。
スクールでは、
「気付かせること」
「ヒントを与えること」
「例え話を用いてイメージを膨らませたりアイディア提供をすること」
たぶん・・・これしかやっていません。
これらを受け取り、吸収し、自分のものになるまで
何度も何度も反復し、身に付けていったのですね。
今日はお2人を見ていて、
私は自分でやるよりも、人ができるように仕向けることの方が
得意ではないかしら?
そして、その方が自分ができたときの何倍も嬉しいことを
あらためて実感致しました。
スクールのOB生の今後の活躍が
益々楽しみになりました。
きっとお2人には、今後も様々な役割が
回ってくることでしょう♪(^^♪