レクチャーとは一方的に講義や講演をすることを言いますので、
聞く側が40名だろうが、200名だろうがあまり関係ありません。
一方ライブな双方向のやりとりを大切にするファシリ的研修は
そうはいきません。
参加者とのやりとりをしながら、その場で研修を創りあげていくからです。
なので人数も増えれば増えるほど場とのやりとりの時間が必要だったり、
一人ひとりとのやりとりの時間が少なくなるので、
人数によって充実度が異なります。
にも関わらず、同じ研修を2回・・なんてオーダーを頂くことがありますが、
そういうときは参加者が全く異なる中で、
なるべく差が出ないようにしなくてはなりませんから、
とても大変です。
依頼する側はレクチャーと同じ感覚でいらっしゃるのでしょうね。
この差は、お芝居と映画の違いにも似ています。
今日もスクール生の一人が、
見逃した舞台をDVDで観たら、
役者さんの息遣いや体温が伝わって来なくて、
ぜんぜん違っていた・・・と教えてくれました。
この違いがわかるようになって良かったです♪\(^o^)/
舞台は、役者さんと観客の見えないコミュニケーションが存在し、
役者さんもそれを肌で感じながら、
今日のお客様は反応がいいなぁ・・とか、
今日のお客様は静かな方々だなぁ・・・などと思いながら、
じゃあ、これはどうだ?!(と、どれだけアドリブを入れるかどうかは別として)
というように何かを仕掛けたりするそうです。
あうんのコミュニケーションが何とも言えないですね。
同じ舞台を観ると、1回目と2回目の違いがわかったり、
ダブルキャストで共演者が変わるとまたちょっと違ったりと、
舞台を好きな人はいろいろなキャスティングの違いを
楽しむようです。
一方、映画はどこで観ても、スクリーンの大きさは違うかも知れませんが、
映画館で観るならどこで観てもほぼ同じです。
この違いは、コンサートなどの生ライブとDVDの違いと同じです。
それぞれにそれぞれの価値があり、
自分が求めているのは何か?
舞台や生ライブを期待されているときに
映画やDVDと同じではNGですよね♪o(^-^)o
映画やDVDは撮影したそのときだけ上手くできればいいけど、
お芝居や生ライブは、毎回毎回同じレベルを求められます。
つまり、いつでもどこでもファシリテーターというのと同じですね♪\(^o^)/
目指しているのはどっちなのか?ここでしっかり確認してくださいね♪