極和ファシリテーションの考え方には
「多数決」は存在しません。
「多数決」ということは、少数派が存在するわけで、
ファシリテーションでは少数意見を切り捨ててはいけない!!というのが
基本中の基本にあります。
なので、「多数決」で物事を決めることはほぼありません。
ですが、今の社会を見ていると、
「多数決」で決めていることがとても多く見受けられます。
国のトップ機関である政治の世界でもそうですし、
裁判員裁判においても「多数決」が取り入れられています。
そもそも「多数決」は民主主義の決め方!
と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、
これほど「非民主主義」な決め方は無い!と思います。
国民の安心安全で豊かな暮らしのために存在する国会でさえ、
「多数決」を取り入れているということは、
そもそも国会は、国民全部の満足を考えているのではなく、
多数派の満足を考えているわけです。
少数意見を切り捨てて良い!という考え方、方法は
決して民主主義とは言いません。
国会議員が皆ファシリテーションを身に付けてくれたら、
この国はどれほど良くなるか?と思います。
せめて私たちの日々の暮らしの中で
取り入れられるところは取り入れていけたらと思います。
「多数決」で少数意見を切り捨てるのではなく、
少数派の人の「満足」は得られなくても、
せめて「納得」を得られるように、
またそのためには多数派の満足度が多少減ったとしても、
全体満足に近い結論を引き出すことがファシリテーションです!!
「多数決」じゃなければ、どんな決め方があるか?
そこは大丈夫!!「ファシリックス」があります!!
全員の満足度が100点満点が理想ですが、
そうでない場合・・・例えば5人で何かを決める場合、
4人の満足度が100点で、一人が0点になるよりは、
(総合満足度500点満点中400点)
4人の満足度が80点で、一人が60点の方が
(総合満足度500点満点中380点)
ファシリテーション的には全体満足の選択となります。
「ファシリックス」は満足度を数値化した決め方で、
これは自分自身の中の気持ちをも切り捨てない決め方です♪
「ファシリックス」がもっと普及するといいですね♪
ご興味ある方はメッセージくださいね♪