一口に会議と言っても、会議にはいくつかの種類がありますが、
一般的には、進行役と参加者が何名か居るような会議が多いと思います。
本来会議とは、報告会ではなく、議論し、決議する場です。
ですが、役所が主催する審議会などは、
座長が進行するケースが多いと思いますが、
ほとんどは事務局の報告に時間が費やされ、
その報告に対していくつか質問し、承認する・・といった
会議を開催することが目的ではないか?と思うような会議が多いのも事実です。
参加者の中には、ほとんど口を開くこともなく、
ただその場に居るだけで、
椅子を温めるためだけに参加しているような方もいらっしゃいます。
本来であれば、会議の参加者の選定はとても重要であり、
参加者全員が目的を共有しなければ、
良い会議ができるはずがありません。
とは言っても、実際そのような会議に参加せざるを得ない場合をあると思います。
そのときにできるファシリテーションとは?
①目的確認
この会議は〇〇をするために開催されているのですよね?
この会議の目的は何でしたでしょうか?
と、全員が居るところで質問して全員で目的を共有することです。
(但し、この会議の目的は?の質問は呆れられるかと思いますが・・)(^_^;)
②現状把握をしたあとで、目的達成のための方法を決める、選ぶ場合には?
他に方法はないでしょうか?
このような方法はどうでしょうか?
と、選択肢を増やすための質問や提案をする。
③大事なテーマに関しては?
参加者お一人おひとりの意見をお聞きしてはどうでしょうか?
人数が多い場合は、2~3人で5分ぐらい話し合う時間をとっては
どうでしょうか?
など、提案してみる。
④机上の理論と現実にギャップがある場合は?
具体的に、〇〇と書かれていますが、通常はこうですが・・と発言してみる。
決して椅子を温めるだけに終わらず、
発展的何かを生み出せる会議になりますように♪
会議は、進行役だけが大事なのではなく、
それよりも大事なのは参加者一人ひとりの前向きな姿勢です。
あなたの参加する会議が有意義な会議でありますように♪