TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

CORNERSTONES / 佐藤竹善 2

2005-07-09 00:24:43 | AORとか
佐藤竹善「CORNERSTONES」の続きです。

3.WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE
ご存知BOBBY CALDWELLの「風のシルエット」ですね。
原曲がよく知られているだけに、佐藤竹善とBOBBY CALDWELLとどうしても比較してしまいます。
こうして聴いてみると竹善は歌はうまいんかもしれませんが、やっぱり線が細い。BOBBY CALDWELLのような厚みというか迫力が感じられません。もちろんそれがいいとか悪いとかじゃなくて、ちょっと違和感があるかな、ってな具合です。もちろん小田和正やCHRISTPHER CROSSあたりのハイトーンボイスが売りの人の声って厚みを感じないんですけど、それがマッチする曲であればそれが良さなんでしょうけどね。やっぱり原曲のイメージって抜けないもんです。
この曲もCAT GRAYのシンセベースがグニョグニョのたうちまわってます。それを乾いた沼澤尚のスネアの音が押さえつけているような雰囲気がファンキーなんですかね。

CHIKUZEN SATO(vo)CAT GRAY(keys.b.g)TAKASHI NUMAZAWA(ds)KARL PERAZZO(perc)AL MCKAY(g)

これまでの3曲がほとんど13CATSのコネによるレコーディングなのがよくわかります。

4.I.O.U.ME
BEBE & CECE WINANSとかいう人の曲だそうです。こんな人初めて聞きました。誰なんでしょう。
岩崎宏美とのデュエットです。(当時は益田宏美だったりしますが)この曲がその後の岩崎宏美と13CATSのコラボにつながっていくんですね。
岩崎宏美って...良いです。

CHIKUZEN SATO/HIROMI MASUDA(vo)CAT GRAY(keys.b.g.vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)KARL PERAZZO(perc)
DEAN PARKS(g)

5.PROMISES PROMISES
1曲目に続き、ERIC TAGGの軽快なAOR。
ここで聴かれるCATのエレピがまた味があります。CATというとシンセのイメージが強いんですけど、ピアノ弾かせてもこれがまたいいんです。これで元々はドラマーだったらしいんですから、ホント器用な人です。そしてサビのKARLのパーカッションがまたかわいい。パーカッションにかわいいという表現もどうかと思いますが、やっぱりかわいいとしか言いようがないんですよ。
ついでにこの曲に限りギタリスト3人の共演が聴かれます。かのNED DOHENYはこの曲に参加。自分の曲に参加しないところがミソです。でもギタリストが3人もいるとどれが誰だかわからん...。

CHIKUZEN SATO/JANE CHILD(vo)CAT GRAY(keys.b.vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)KARL PERAZZO(perc)
DEAN PARKS/ROSS BOLTON/NED DOHENY(g)

コメント
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