TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TOTOのライブ音源あれこれ

2008-04-14 00:25:34 | TOTO&FUSION
未だに名残を惜しんで、TOTOのライブ音源・映像を改めて見たり聴いたりしている日々が続いております。
「LIVE IN AMSTERDAM」や「GREATEST HITS LIVE ...AND MORE」や東京JAZZに出演したときの映像やら、「ABSOLUTELY LIVE」に昔の武道館ライブをFM放送したやつを録音したカセットからMDに録音し直したやつやら…。

そして、先日リリースされたばっかりの「FALLING IN BETWEEN LIVE」、円高のおかげでしょうか、輸入盤は2,000円を切ってます…安くなってますね。ちょっと前にこちらも届きましたんで、先日の公演を思い出しつつ見ております。
「FALLING IN BETWEEN LIVE」、さすが最新の映像だけにきれいですね。カメラワークもいい感じですし、カメラ台数も相当あったようで、いろんな角度からのカットがふんだんに使用されていて、今までのTOTOのライブ映像の中では最高の出来ではないでしょうか。

それにしても82年の武道館ライブを今聴いてみると、やっぱり若々しいですね。生のライブ音源そのままのせいかもしれませんが、いい意味でも悪い意味でも荒削り。だけど勢いはあります。BOBBYの声もよく出てましたしね。DAVID PAICHの「GEORGY PORGY」の裏声ボーカルは今思えばひどいもんでしたけど。(笑)
当時はDAVID PAICHがMCもやってたんですな。時代も変わるものです。

ところが、今更ながら「GREATEST HITS LIVE~」を改めて見ると、実はこれが結構いい。JEFFがいた時の唯一の公式映像である、ということはもちろんですが、荒削りさがなくなり落ち着いた、大人の雰囲気が漂います。ボーカリストがBYRONなのはともかく、他に女性ボーカルが2人もいますからボーカルについては全く不安な要素がないところで演奏に余裕があるのでしょうかね。(可愛そうにBYRONは女性ボーカルよりも画面の露出度が低いですね。)
これはアレンジとDAVID PAICHのシンセサウンドのおかげでしょうか、LUKATHERもJEFFとPAICHにはさまれて今ほどバリバリと前に出ませんし、むしろ現在形のTOTOでは再現できないかもしれません。
中でも秀逸なのは「GEORGY PORGY」。これはもうジャズです、フュージョンです、黄昏れてます。どう聴いてもロックナンバーじゃありませぬ。ジャズフュージョン系のカバーバージョンが多いのもわかる気がします。やっぱりTOTOはロックだけじゃない、ジャズフュージョンの要素が多分にあることがよぉ~くわかる1曲なんです。
コメント (6)
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