BEATLESのデジタルリマスター盤の話、ライターの金澤寿和氏の記事にいいことが書いてありました。
詳しくはそちらを読んでいただくとして、このリマスター盤のコーディネーターであるALAN ROUSE氏の「若い世代には携帯音楽プレーヤーではなく、スピーカーを通して得られるサウンドの魅力を知ってほしい。」という件。いい話ですね~。ダウンロード世代には音楽っていわば電子的なデータの一種であり、人間が信念を持って作っているものだというのがなかなか伝わりにくいんだろうな。しかも曲単位で買えるし安いのはいいことなのかもしれないけど、反面ありがたみが薄れて本当に音楽が使い捨てになってしまったりしたら…産業としても、そして作品としての音楽に未来が見えなくなってしまいます。使い捨てなら使い捨てなりのものしか生き残れなくなってしまうのだろうか…。
金澤氏は「良い音楽、良い音の何たるかを若い世代に伝えていくことが大切。今回のビートルズ・リマスターは、その恰好のテキストなのだ。」とまとめています。全くそのとおり、同感であります。音楽への入口としては間口を広くとって、とりあえず聴けりゃいい、という考えも否定はできませんけど、確かに良い音楽、そして良い音(すなわち本当の、リアルな音)を追及するきっかけとしては持ってこいの企画なのかもしれないな。
詳しくはそちらを読んでいただくとして、このリマスター盤のコーディネーターであるALAN ROUSE氏の「若い世代には携帯音楽プレーヤーではなく、スピーカーを通して得られるサウンドの魅力を知ってほしい。」という件。いい話ですね~。ダウンロード世代には音楽っていわば電子的なデータの一種であり、人間が信念を持って作っているものだというのがなかなか伝わりにくいんだろうな。しかも曲単位で買えるし安いのはいいことなのかもしれないけど、反面ありがたみが薄れて本当に音楽が使い捨てになってしまったりしたら…産業としても、そして作品としての音楽に未来が見えなくなってしまいます。使い捨てなら使い捨てなりのものしか生き残れなくなってしまうのだろうか…。
金澤氏は「良い音楽、良い音の何たるかを若い世代に伝えていくことが大切。今回のビートルズ・リマスターは、その恰好のテキストなのだ。」とまとめています。全くそのとおり、同感であります。音楽への入口としては間口を広くとって、とりあえず聴けりゃいい、という考えも否定はできませんけど、確かに良い音楽、そして良い音(すなわち本当の、リアルな音)を追及するきっかけとしては持ってこいの企画なのかもしれないな。