TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

REMINISCENCE / 山中千尋

2011-11-23 23:16:33 | Weblog
いわゆるジャズピアニストという範疇では今まで上原ひろみしか聴いてなかったんだけど、何年か前に東京JAZZにも出演してましたから、その時にも放送で聴いていたんだけど、何故かその時はあまり印象には残っていなかった。だけど今回収録されている「YOU’VE GOT A FRIEND」や「CLOSE TO YOU」などのカバー曲も聴いてみたかったし、カミさんも聴いてみたいとか言ってたし、更に友人の勧めもあったりしたもので、今回初めて山中千尋さんのアルバムを聴きました。
感想は…思ってた以上に良かったですね、このアルバム。元々聴き馴染みのある曲を結構採り上げていたこともありますし、いわゆる小生的にはついていけないジャズにありがちな難解さもない、というよりむしろフュージョンだな、これは、という感じです。曲によっては、オルガンやRHODESの音も付け足されてたりしますしね、基本アコースティックなトリオ編成で演奏しているフュージョンと言っても間違いじゃないのかも。であるが故にジャズファンからすれば賛否両論があるというのも納得のいくところです。そこが逆に小生の琴線に触れるんだろうな。ジャズなんだけどかなりポップでジャズジャズしていない、ジャズの固定観念にとらわれない自由さとでもいいましょうか。そこが身構えて聴く必要がない、耳あたりの良さにもつながっているようにも思えます。こんな感じなら、他のアルバムにもいろいろと手を出してみたいものです。
ちなみに今回小生が購入したのはDVD付きバージョン。DVDにはライブ映像と、山中千尋のデジタルフォトデータが入っていたんだけど、ライブの演奏はなかなかスリリングで素晴らしいんだけどいかんせんビデオの編集が…。カメラ3台も使って収録されてる割には間違いなくド素人の荒っぽい編集。それと彼女のデジタル写真集、CDジャケ写のいくつかのパターンが入ってるだけやないけ。もっと見せてよ~(ってアイドル扱いかいな)というフラストレーションがたまって更に残念度アップ。まあ、所詮おまけはおまけなのかな。

REMINISCENCE / 山中千尋
CHIHIRO YAMANAKA(keys)LARRY GRENADIER/YOSHI WAKI(b)BERNARD PURDIE/JOHN DAVIS(ds)
コメント
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