やっぱりロースカツ

先週の「アメトーーク」、ココイチ芸人でした。
過去に取り上げられた「天下一品」「餃子の王将」ももちろんですが、「COCO壱番屋」も小生日頃からお世話になっている店。普段の昼飯はいつもコンビニのサンドが定番ながらもたまに外で食わなければならない場合、迷ったらココイチ。それほどまでに目に付く店の数も多くて身近な存在なのです。
小生学生時代に京都に住んでいただけに、京都が発祥である「天一」「王将」にはさんざん世話になったのは当然ながらも、この「ココイチ」は愛知発祥ながらも大学のすぐそばに店があったもので。しかも学食のカレーが言いようのない不味さだったこともあって、カレー喰うんだったらココイチと決めて、何かと学生時代には通ったものです。そういや思いだすな、たまたま自身の誕生日の日にココイチに行って、当時の一番高いメニューだった、ビーフステーキカレー!をしかも一人で!喰ったなんて寂しかったあの頃を…。
もう50も近いというのに当時の食生活というか好みを未だに引き摺っているというのも我ながら感心するし、しかも競争の激しい飲食業界において、それらの店が現役バリバリで廃れる様子もない、ということもなんだか自分の主張を世の中が認めてくれてるみたいな気がして嬉しいものなのです。

ところで、「アメトーーク」でココイチ芸人リーダーだった矢作がいいこと言ってましたね。ココイチのカツカレーといえば絶対ロースカツなんです。何年か前から手仕込みロースカツなんていうのが出てきましたけど、そんなのには目もくれず、やっぱりロースカツ。手仕込みシリーズが出てきた時は、すわロースカツ廃止か!?とかなりあせりましたけど、やはり同じ思いの人は多いようで、しっかりメニューに残されているのです。（手仕込みシリーズは未だに喰ったことありません）
結構薄っぺらい冷凍のロースカツで、ちっとも高級感はないんですけどね、そこがいいんですよ。カツは分厚い方がいい、というのが世の中の常識みたいになってたりするけど、カツカレーのカツは適度に薄くて、サクサク感のある方が絶対にカレーには合うんですよ。トンカツの厚さ至上主義は戦後の物資不足から来る憧れの産物であって、分厚いトンカツはあくまでもトンカツ定食として喰うべきもの。カレーライスに合わせたら、カレーライスとしてのバランスを崩します。そのバランスを保ちつつ、食感に変化を加える薄めのロースカツ、それに味の変化を加えるチーズトッピングでもした日には…もうたまらん、よだれ出ますよホントに。
だから小生ココイチに行って注文するのはほとんどがロースカツカレーチーズトッピング、稀にエビ煮込みかビーフカレーか…これで決まりなのです。

今日の通勤音楽
TOO LOW FOR ZERO / ELTON JOHN
GARY HERBIG / GARY HERBIG