TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

お父さんの夏休み2014の9 これでいいのか?その2

2014-09-20 23:44:57 | 旅行記
旅行記の続き・・・これでええんかいなのその2です。

その2 みなみ北海道フリーきっぷ

今回の旅行、「みなみ北海道フリーきっぷ」というきっぷを利用しました。東京から北海道までの往復乗車券プラス函館から札幌までのエリアは特急も含めて乗り降り自由という、いわゆるトクトクきっぷなのです。

当然これ、北海道までの往復乗車券ですから、新幹線と函館行の特急を利用するのが前提。ま、北斗星は第3セクター区間の乗車券は別途払うことで乗れるのですが、基本は新幹線を利用するのが普通。で、今回朝の7時半に東京を出て、そのまま乗り換えて東室蘭に着いたのが16時過ぎ。その足で札幌まで行ってたら、18時近くになるわけです。つまり新幹線使っても札幌に行こうと思うと旅行1日目は移動だけで一日潰れてしまう。帰りにしたって、札幌からなら昼過ぎの特急に乗らなければ、その日のうちに東京に着けない、ということになります。

実はこのきっぷ有効期間が3日間だけ。てことはこのきっぷが想定している新幹線使って札幌往復することを前提にすれば、観光に使える時間は実質1日半しかない、ということになります。これって…どうなんでしょう。わざわざ北海道に行って、観光は実質1日半というのは普通に考えたらものすごく勿体ないですよね。せめてまるまる2日は欲しいところ。札幌・小樽だけならともかく、せっかく使える自由乗降エリアにある洞爺湖や函館までの移動も考えたら、やっぱり往復の行程をのぞいた有効期間がせめて3日はないとね・・・。もちろん飛行機使えば二泊三日であっても実質2日半くらいは観光に使えますから。正直、我々のような鉄は別として、北海道を普通に旅行したいと考える一般人がこのきっぷを選択するとはとても思えない、そんな使い勝手の悪いきっぷなのです。最低5日間の有効期間は欲しいところ。

一昨年まで発売されていた周遊きっぷは北海道まで至る往復きっぷとエリア内の乗り降り自由なきっぷがそれぞれ別に有効期間が定められていて、自由エリア内は丸々5日は観光に使えて、しかも往復どちらかは飛行機使ってもOKという融通の効く便利なものでした。それが廃止されてしまい、その代わりとして発売されたのが、この「みなみ北海道フリーきっぷ」。ですがこの使い勝手の悪さはあんまりですな。これ利用者かなり少ないんじゃないかな・・・。

そんな事情もあってか、あんまり車掌さんも見たことなかったんでしょうね、このきっぷ。夕張まで向かう特急車内で検札があった際、フリーエリア外になる夕張まで行くと言ってるのに、新夕張で乗り換えて下さい、と言うだけでそのまま立ち去ろうとするから、いやいやこのきっぷでは夕張まで別途に乗車券必要ですからそれ発行してください、ということですよ、とわざわざ説明する羽目に。車掌さんそれでもピンとこないようで、きっぷを結構長いことぶつぶつ言いながら眺めて、ようやく理解してきっぷを発行してくれた次第。もちろん夕張で精算すれば済む話かもしれないけど、そうなるとほぼ間違いなくフリーエリア外分の追加特急料金は自己申告しない限り、取りっぱぐれるよね。自己申告するにしても、おそらくわざわざここまで来た経路と乗った列車まで説明しなきゃならんから、そんな面倒なこと普通しませんわな。

このきっぷ、こんなんでええんかいな?
コメント
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