TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

勝手なことを・・・

2014-09-27 23:56:56 | Weblog
最近なにかと話題のU2の新作アルバムの無料配信。
ふと気付くと小生のiTunesの中にもしっかり入り込んでましたよ。
もし、小生がU2ファンであったとするならば、若干の不安は抱きつつも喜んだでしょうね。
でも残念ながらU2には特段の興味無し。ま、それだけに好きとか嫌いとかのレベル以前の問題なんですけどね、故に別にどうでもいいと言えばどうでもいい話。

だけど、批判されているように好むと好まざるにかかわらず、勝手に入ってくる。
iTunes、もちろんPCもそうだけど、これってかなりプライベートな領域。個人の机の引き出しの中、といった存在でしょうか。いわばそんなプライベートスペースに勝手に上がり込んだ挙句に居座ってしまう性質の悪さ。

試しに曲を聴こうとすると、なんやらIDとPWを求めて来るし、なんかこの曲を提供することによって、個人情報、とまではいかずとも聴こうとする側のなんらかの情報をかすめ取ろうとしてるのではないかと勘ぐってしまう。元々世の中ではそういうことがないのなら別に気にしないんだけど、実際何らかのソフトをPCにインストールしようとすると、勝手に関係のないソフトがインストールされてるなんてこともあるわけだし、更にはそれによってPCの設定自体を勝手に変えられてしまうことだってある。そういうリスクが普通に認識されている中で、無料ですからどんどんダウンロードして聴いてくれと言われても、どっかにそんな仕掛けがありそうでなんだか信用できない、信用したくないという実態があるからこそ、こういう施策はいろいろと批判の的になってしまうんでしょうな。

こないだのiPhone5Sへの機種変更でも、申込と同時に勝手に有料オプションが一定期間無料ということで付けられてくる。いらなきゃ解約してくれ、というのもケータイ会社側の一方的ないやらしいやり方。しかも今回焦ったのはUULAとかいうサービスを解除しようとしたらPWとか求められてくるのはともかく、PWは申込時にメールで送られて来ているはず、とのことだったけど、実際そんなメールは来てなかったし。で、問い合わせのメールを出しても無しのつぶて。仕方なくWEBではなく実際に電話かけての解約手続きにはPWを求められなかったのでそこはなんとか事なきを得ましたが、これもひどい話。

その意味ではユーザー本位の考え方というより、この手の商売にはこういった仕掛けが付きものというベンダー側の一方的な論理が公然とまかり通っていて、何も疑問視されずにこういう勝手なことをしてユーザー側を惑わす。相手側の迷惑とか手間を強いることを慮るような思想を持っていないことが、このU2アルバム問題で批判が集まるところの本質に通ずるのではないかと思うわけです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする