TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

"Ⅲ"~"ENCOUNTER"その2

2005-05-27 01:37:00 | AORとか
SING LIKE TALIKING WITH ROD ANTOON編、続いては1992年リリースの「HUMANITY」です。
このあたりからSING LIKE TALKINGもだいぶメジャーになってきてまして、確かTVKでライブの中継やってたりしてまして、今でもそのビデオが残ってたりします。沼澤尚を初めて見たのもこのライブ中継だったりするわけで、この頃からツアーメンバーとして参加していたようですね。結構貴重なビデオかも。
ただこの「HUMANITY」、正直地味な印象のアルバムです。比較的スローなバラードが多い印象が強く、ノリノリ・ダンサブルなイメージが若干薄れているところが私にとって少々マイナスイメージになっちゃってます。
このアルバムのハイライトは「RISE」。これまたいかにも沼澤尚的なスネア、ハイハットワークに効果的なスプラッシュシンバルが堪能できるダンサブルチューンです。これぞ絵に描いたような沼澤尚のドラミング、お手本のようなものです。

ROD ANTOON/ALEX BROWN/MORTONETTE JENKINS/LARRY FERGUSSON(vo)RANDY JACKSON(b)
ROD ANTOON(keys)
TRIS IMBODEN~現在のCHICAGOのドラマーです。当時はまだ加入する前ですね。/TAKASHI NUMAZAWA(ds)
DANIEL REYES(perc)MICHAEL PAULO/GERALD ALBRIGHT(sax)

そして1993年には「ENCOUNTER」をリリース。ROD ANTOONによるアルバムとしては、ここでピークを迎えます。「FAKE IT」「GIVING ME ALL」に見られるスーパーR&Bテイスト。そこにジャケット写真にも見られるようなカントリー調を織り交ぜた素晴らしいアルバムです。特に「GIVING ME ALL」なんてとても日本人の感覚じゃないですね。この1曲だけでも価値大有りのアルバムです。
このアルバムリリーズでの間に彼らの恩人でもあったJEFF PORCAROの他界がありました。
SING LIKE TALKINGとして、JEFFに敬意を表した追悼曲「MY DESIRE~冬を越えて~」も収録されています。なんとなくイントロがTOTOっぽいところは意識したんでしょうか。(それとも私の先入観?)「PAMELA」のイントロをちょっと思いださせます。ちと残念なのは、JEFFと親交の深かった沼澤尚のドラムでないこと。どうせなら、ねえ。

ROD ANTOON/PORTIA GRIFFIN/MARVA KING/JOEY DIGGS(vo)KENJI TAKAMIZU/RANDY JACKSON/AKIHIRO SAKUMA/LELAND SKLAR(b)HIROYUKI NAMBA/ROD ANTOON/PHILL PARLAPIANO/BILL PAYNE(keys)
SEIGO SATO/RUSSELL KUNKEL/JONATHAN MOFFETT/TAKASHI NUMAZAWA(ds)
MICHIAKI TANAKA/LUIS CONTE(perc)MICHAEL PAULO/EVERETTE HARP(sax)KOICHI FUJII(harm)
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