今日は4週間ぶりの皮膚科診察の日だった。受付後ほとんど待たずに呼んで頂く。前回処方された薬のおかげで手指の荒れはとても良くなっている。先週鼻風邪をひいたため、ちょっと鼻をかみすぎたせいで鼻孔縁はまだ完全には治りきっていないけれど、ステロイド軟膏もよく効いている旨ご報告。右足の爪も大分伸びてきており、診て頂くと「次回3月末の診察で、いったん卒業でいいでしょう。」ということになった。1年ちょっとお世話になったことになる。 長いような短いような1年だった。
1階に降りて内科へ。こちらもほどなくして呼んで頂き、「少し傷口周りの皮膚がちくちくしていますが、先週は特に変わったこともなく、大丈夫です。」とご報告。金曜日のCTと来週の採血等の予定を確認して処置室へ移動。
こちらも空いていて、いつもの点滴椅子を確保。検温、血圧測定の後、針を刺して薬を待つこと30分ほどで無事に点滴開始。今日はゾメタも含めて4本だったが、開始が思いのほか早かったので、いつものこの薬の組み合わせの時の“点滴椅子でのサンドイッチランチ”ではなく、レストランで食事をして帰ってくることができた。
今日は3冊の本を読めた。1冊目は新潮社ストーリーセラー編集部編の「Story Seller 2」(新潮文庫)。沢木耕太郎さん、伊坂幸太郎さん、有川浩さん、近藤史恵さんら日本作家界のドリームチームが再び競演、と裏表紙にあるとおり、前編読み切り。恥ずかしながら読んだことのない若手の方ばかりだったけれど、どれも楽しめた。なかでも有川浩さんの「ヒトモドキ」はもう次のページ、次のページ、と吸い込まれるように一気呵成に読んだ。実に怖い話であり、とても切ない話だった。
2冊目は上野創さんの「がんと向き合って」(朝日文庫)。上野さんは現在も活躍する朝日新聞の記者。1997年、26歳で睾丸腫瘍を告知された時、すでに肺に多発転移があり、告知からほどなく職場の先輩記者である奥様からのプロポーズで結婚、退院後1年弱で肺に再発、さらに翌年再々発。これは2000年に神奈川版で連載した記事が2004年に書籍化、さらに2007年に文庫化されたもの。その後3度目の再発をみることなく7年近くを経た現在の心境とともに綴っている。解説は鎌田實先生。「人は一人で死んでいく。だけど一人で生きることはできない。」実感だ。
3冊目は島田洋七さんの「がばいばあちゃんスペシャル かあちゃんに会いたい」(徳間文庫)。先日テレビでドラマが放映されていたが、これは「あのがばいばあちゃんの血をひくすごいかあちゃんとはいったい・・・?世界中の母ちゃんにささげる笑いと涙の感動作」と裏表紙にあるが、丸ごと一冊泣き虫明広君のお母さんへのオマージュといったところ。あとがきではビートたけしさんの「男ってみんなマザコンだよな。」に対して著者は「子どもは、みんな、かあちゃんが大好きだ。」と結ぶ。私もしっかりしなくては、と思う。
今日は昨日までとは打って変わって本当に暖かかった。帰り道に書店で本を物色し、少し買い込みすぎてしまい、荷物を持って歩くと汗ばむほどだった。
帰宅するとあけぼの会東京支部から3月、4月の虹のサロンのお知らせのハガキが届いていた。3月は残念ながら叔父の法事とバッティングしたので、4月の会に申し込みのメールを出した。
10月末から開始したこのブログのトータル訪問者数が今朝10,000を超えました。トータル閲覧数は21,000を超えているので、それぞれの方が2頁は見てくださっているということでしょうか。
ここのところおかげさまで病状が小康状態にあるので、治療日記としてはジェットコースターのようにハラハラドキドキ、というわけにはいきませんが、私としてはこのまま淡々と今の治療が一日も長く続いていくことを願っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
1階に降りて内科へ。こちらもほどなくして呼んで頂き、「少し傷口周りの皮膚がちくちくしていますが、先週は特に変わったこともなく、大丈夫です。」とご報告。金曜日のCTと来週の採血等の予定を確認して処置室へ移動。
こちらも空いていて、いつもの点滴椅子を確保。検温、血圧測定の後、針を刺して薬を待つこと30分ほどで無事に点滴開始。今日はゾメタも含めて4本だったが、開始が思いのほか早かったので、いつものこの薬の組み合わせの時の“点滴椅子でのサンドイッチランチ”ではなく、レストランで食事をして帰ってくることができた。
今日は3冊の本を読めた。1冊目は新潮社ストーリーセラー編集部編の「Story Seller 2」(新潮文庫)。沢木耕太郎さん、伊坂幸太郎さん、有川浩さん、近藤史恵さんら日本作家界のドリームチームが再び競演、と裏表紙にあるとおり、前編読み切り。恥ずかしながら読んだことのない若手の方ばかりだったけれど、どれも楽しめた。なかでも有川浩さんの「ヒトモドキ」はもう次のページ、次のページ、と吸い込まれるように一気呵成に読んだ。実に怖い話であり、とても切ない話だった。
2冊目は上野創さんの「がんと向き合って」(朝日文庫)。上野さんは現在も活躍する朝日新聞の記者。1997年、26歳で睾丸腫瘍を告知された時、すでに肺に多発転移があり、告知からほどなく職場の先輩記者である奥様からのプロポーズで結婚、退院後1年弱で肺に再発、さらに翌年再々発。これは2000年に神奈川版で連載した記事が2004年に書籍化、さらに2007年に文庫化されたもの。その後3度目の再発をみることなく7年近くを経た現在の心境とともに綴っている。解説は鎌田實先生。「人は一人で死んでいく。だけど一人で生きることはできない。」実感だ。
3冊目は島田洋七さんの「がばいばあちゃんスペシャル かあちゃんに会いたい」(徳間文庫)。先日テレビでドラマが放映されていたが、これは「あのがばいばあちゃんの血をひくすごいかあちゃんとはいったい・・・?世界中の母ちゃんにささげる笑いと涙の感動作」と裏表紙にあるが、丸ごと一冊泣き虫明広君のお母さんへのオマージュといったところ。あとがきではビートたけしさんの「男ってみんなマザコンだよな。」に対して著者は「子どもは、みんな、かあちゃんが大好きだ。」と結ぶ。私もしっかりしなくては、と思う。
今日は昨日までとは打って変わって本当に暖かかった。帰り道に書店で本を物色し、少し買い込みすぎてしまい、荷物を持って歩くと汗ばむほどだった。
帰宅するとあけぼの会東京支部から3月、4月の虹のサロンのお知らせのハガキが届いていた。3月は残念ながら叔父の法事とバッティングしたので、4月の会に申し込みのメールを出した。
10月末から開始したこのブログのトータル訪問者数が今朝10,000を超えました。トータル閲覧数は21,000を超えているので、それぞれの方が2頁は見てくださっているということでしょうか。
ここのところおかげさまで病状が小康状態にあるので、治療日記としてはジェットコースターのようにハラハラドキドキ、というわけにはいきませんが、私としてはこのまま淡々と今の治療が一日も長く続いていくことを願っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。