週明け月曜日、出勤日。
なんとか起きるが、空腹はあまり感じない。休務日の夫が先に起きて朝食を準備してくれるのにすっかり甘え慣れてしまっている。まずは絞ったピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲む。久しぶりにチョコクロワッサンを1つお腹に入れられた。
ラ・フランスと庄内柿、バナナとりんごを1かけずつ。柿は熟し過ぎて柔らかくなってしまい、硬めが好きな私にはちょっと苦手になってきた。
食後は遅発性吐き気止めのカイトリルと疲労止めエルカルチンを飲んで、最低限の身支度をしてよたよたと職場へ辿り着く。丸4日ぶりに靴を履いての外出だから、足元は覚束ない。
いつの間にか学内の銀杏の葉も大分落ちてしまった。カツラ並木はとっくに丸坊主になっている。
今日もウエストのないジャンパースカートで吐き気対策万全。自席に到着してすぐにメールや何やらの処理を大急ぎで済ませる。開け放した室内には暖房が入っていてほっとする。
3日ぶりの仕事。土日はほぼずっとウトウト横になっていたから、とにかくだるくて身体がシャンとならない。耳鳴り、火照り、気持ち悪さでクラクラする。
気を付けているつもりでも小さいミスをしてしまう。細かい作業をするのが怖いし、複雑な文章がきちんと読めない。これはダメだ。とにかく急ぎの仕事だけ片付け、夕方までとても持ちそうになかったので、午後は休暇を頂いて帰って休ませて頂くことにした。
夫は朝のうち、クリーニング屋さんに行き、月1回のクリニックや歯科クリニックに出かけて帰宅していた。昼食はまだだったようで、可哀想に、またカップ麺を啜っていた。私は最低限の片づけをしてから、レンチンのカレーをなんとか頂いた。
そしてちょっと食休み・・・と、リビングで横になって気づいたらまたしても外は真っ暗になっていた。一体どれだけ眠ったら回復するのだろう。
夫がツナのパスタとテレビで美味しいと絶賛していたというほうれん草のサラダ、生姜風味の野菜スープを作ってくれて、有難く頂いた。夕食の片づけだけして、母にDuo通話。なぜかまた慌てて変な所を押して切ってしまうということをしたが、2回目はちゃんと取った。
昨夜は寒くて風邪をひきそうだったので葛根湯を飲んで寝たところ、今朝は起きられなくてデイサービスをお休みしたという。もう元気だというけれど、デイサービスをお休みするとは珍しいことだ。
夕食後もまたウトウトウトウト。いったいどれだけ眠ったら身体が元に戻ってくれるのだろう。
火曜日、在宅勤務。
いつも通り起床。夫は先に起きて朝食を摂っている。
今日もピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、チョコクロワッサンと果物、青いドリンクヨーグルトの食事を摂る。少しずつお腹に入れられるようになってきた。そろそろ吐き気も底を脱するか。食べられるようになれば、このフワフワ感、フラフラ感から解放されるのだけれど・・・。
夫を送り出してから勤務開始まで洗濯物を干す。いいお天気で風もそこそこあるのでよく乾くだろう。
午前中の仕事を終えてメールを送り終えた頃、約束通り病院門前薬局のYさんから電話があった。治療後のヒアリングである。
治療後、今日までの状況を報告する。眠っても眠っても横になるとすぐに寝てしまうこと、寝ている間は気持ち悪さを感じられないこと等、リアルタイムに具合が悪い状況を説明出来ると良い。
通院日は4週間のうちの一番元気な時を先生にも看護師さんにもお見せしているわけだから、具合が悪いというリアリティがなくなるのだ。思っていることが沢山言えて、かなり楽になった。
そして、私が匂いと味が飲みにくいと訴えていたエルカルチンについて製薬会社に確認してくださったそうだ。注射剤も液剤もあるが、液剤の方が匂いはきついようだ。味や匂いをカバー出来るものとして、アイスクリーム、りんごジュース、ヨーグルト、牛乳等。
一緒に飲む(食べる)と少し緩和されるとのこと。なるほど、既に水で飲むのは諦めてジュースで飲み込んだり、ヨーグルトと一緒に飲んだりしていたので、あながち間違いではなかったようだ。
一個人がわざわざ製薬会社に問い合わせするのはあまりないことだと思うが、薬剤師さんが専門職として製薬会社にこうしたことを確認してくれたら先方の対応も雲泥の差だろう。
そういう(飲みにくくて困っている)声が私だけでなく、確かにあるということに救われる。
今日のインタビューの状況を病院にはFAXしてくださるという。次回はその話が出るかもしれませんと言われた。感謝である。その時間15分弱。お礼を言って電話を切った。有難いことである。
治療6日目、かなり体力が落ちている。デスクワークでもしんどいという、治療後の体調不良で綱渡りのようなこの生活を、年内1回、年明け3回、合計4回乗り越えれば無事卒業だ(数えてばかりいる。)。
勤務終了後はなんとか夕食のテーブルを整えた。まだフラフラはするが、少しずつ動けるようになっている。
指折り数えている間に今日は霜月晦日。明日からは師走である。
コロナ禍も2年目、またしても新変異株が見つかり、何やら不穏な感じがする。寒さと共に第6波がやってこないことを祈りたい。
なんとか起きるが、空腹はあまり感じない。休務日の夫が先に起きて朝食を準備してくれるのにすっかり甘え慣れてしまっている。まずは絞ったピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲む。久しぶりにチョコクロワッサンを1つお腹に入れられた。
ラ・フランスと庄内柿、バナナとりんごを1かけずつ。柿は熟し過ぎて柔らかくなってしまい、硬めが好きな私にはちょっと苦手になってきた。
食後は遅発性吐き気止めのカイトリルと疲労止めエルカルチンを飲んで、最低限の身支度をしてよたよたと職場へ辿り着く。丸4日ぶりに靴を履いての外出だから、足元は覚束ない。
いつの間にか学内の銀杏の葉も大分落ちてしまった。カツラ並木はとっくに丸坊主になっている。
今日もウエストのないジャンパースカートで吐き気対策万全。自席に到着してすぐにメールや何やらの処理を大急ぎで済ませる。開け放した室内には暖房が入っていてほっとする。
3日ぶりの仕事。土日はほぼずっとウトウト横になっていたから、とにかくだるくて身体がシャンとならない。耳鳴り、火照り、気持ち悪さでクラクラする。
気を付けているつもりでも小さいミスをしてしまう。細かい作業をするのが怖いし、複雑な文章がきちんと読めない。これはダメだ。とにかく急ぎの仕事だけ片付け、夕方までとても持ちそうになかったので、午後は休暇を頂いて帰って休ませて頂くことにした。
夫は朝のうち、クリーニング屋さんに行き、月1回のクリニックや歯科クリニックに出かけて帰宅していた。昼食はまだだったようで、可哀想に、またカップ麺を啜っていた。私は最低限の片づけをしてから、レンチンのカレーをなんとか頂いた。
そしてちょっと食休み・・・と、リビングで横になって気づいたらまたしても外は真っ暗になっていた。一体どれだけ眠ったら回復するのだろう。
夫がツナのパスタとテレビで美味しいと絶賛していたというほうれん草のサラダ、生姜風味の野菜スープを作ってくれて、有難く頂いた。夕食の片づけだけして、母にDuo通話。なぜかまた慌てて変な所を押して切ってしまうということをしたが、2回目はちゃんと取った。
昨夜は寒くて風邪をひきそうだったので葛根湯を飲んで寝たところ、今朝は起きられなくてデイサービスをお休みしたという。もう元気だというけれど、デイサービスをお休みするとは珍しいことだ。
夕食後もまたウトウトウトウト。いったいどれだけ眠ったら身体が元に戻ってくれるのだろう。
火曜日、在宅勤務。
いつも通り起床。夫は先に起きて朝食を摂っている。
今日もピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、チョコクロワッサンと果物、青いドリンクヨーグルトの食事を摂る。少しずつお腹に入れられるようになってきた。そろそろ吐き気も底を脱するか。食べられるようになれば、このフワフワ感、フラフラ感から解放されるのだけれど・・・。
夫を送り出してから勤務開始まで洗濯物を干す。いいお天気で風もそこそこあるのでよく乾くだろう。
午前中の仕事を終えてメールを送り終えた頃、約束通り病院門前薬局のYさんから電話があった。治療後のヒアリングである。
治療後、今日までの状況を報告する。眠っても眠っても横になるとすぐに寝てしまうこと、寝ている間は気持ち悪さを感じられないこと等、リアルタイムに具合が悪い状況を説明出来ると良い。
通院日は4週間のうちの一番元気な時を先生にも看護師さんにもお見せしているわけだから、具合が悪いというリアリティがなくなるのだ。思っていることが沢山言えて、かなり楽になった。
そして、私が匂いと味が飲みにくいと訴えていたエルカルチンについて製薬会社に確認してくださったそうだ。注射剤も液剤もあるが、液剤の方が匂いはきついようだ。味や匂いをカバー出来るものとして、アイスクリーム、りんごジュース、ヨーグルト、牛乳等。
一緒に飲む(食べる)と少し緩和されるとのこと。なるほど、既に水で飲むのは諦めてジュースで飲み込んだり、ヨーグルトと一緒に飲んだりしていたので、あながち間違いではなかったようだ。
一個人がわざわざ製薬会社に問い合わせするのはあまりないことだと思うが、薬剤師さんが専門職として製薬会社にこうしたことを確認してくれたら先方の対応も雲泥の差だろう。
そういう(飲みにくくて困っている)声が私だけでなく、確かにあるということに救われる。
今日のインタビューの状況を病院にはFAXしてくださるという。次回はその話が出るかもしれませんと言われた。感謝である。その時間15分弱。お礼を言って電話を切った。有難いことである。
治療6日目、かなり体力が落ちている。デスクワークでもしんどいという、治療後の体調不良で綱渡りのようなこの生活を、年内1回、年明け3回、合計4回乗り越えれば無事卒業だ(数えてばかりいる。)。
勤務終了後はなんとか夕食のテーブルを整えた。まだフラフラはするが、少しずつ動けるようになっている。
指折り数えている間に今日は霜月晦日。明日からは師走である。
コロナ禍も2年目、またしても新変異株が見つかり、何やら不穏な感じがする。寒さと共に第6波がやってこないことを祈りたい。