昨日の朝から夫が鼻をくしゅんくしゅんいわせて風邪の様相を呈していた。先日私が罹った風邪と同じ症状。早めに葛根湯を飲めば熱も咳も出ないし、3日くらいで治るから、と送り出した。けれど、帰宅した姿は結構辛そう。三連休のPC攻撃ですっかり免疫力が下がったせいだと思う、とのこと。
夕飯の時、ポロリと「明日は休めないの?」と訊いたら、いきなりお休みしようかな、モードになってしまった。早く治さないと、と早々に入浴を勧め、ベッドに入ってもらった。
というのも、今日は先日の土曜出勤の代休を申請しており、平日丸1日マイペースで好きなこと三昧!を目論んでいたから。今朝、通常通り起きて夫を送り出したら、夫が帰ってくるまであれもこれもして、何食わぬ顔をして帰宅する算段だった。
朝、夫が一足先に起き出していたので、「大丈夫?出勤する?」と訊くと、「休む」とのこと。トホホ。もう黙っているわけにいかない。私は代休ですが、予定通り出かけて夕方戻ってきます、と家を出た。お天気は夕方から下り坂だが、気温は高くなるとのこと。なるほど暖かい。
夫は先日ようやく行った採血検査の結果を聞きにクリニックに行ったり、やむなく昨日買ってきたPCのメールソフトやら何やらをやったりする、とのこと。それなら私がいない静かな部屋に限るだろう、と。
朝一番の目的地はシネコン。レディスデーなので今日の休みを調整したのだ。これまで全然興味がなかったのだけれど、やけに評判がいいので、食わず嫌いもないだろう、と1本目は「ボヘミアン・ラプソディ」。
朝一番の上映にもかかわらず、一番大きなスクリーンが老若男女で結構埋まっていた。クィーンが好きな中学時代の友人はいたが、私は全く触手を動かされなかった。それでも、出自やセクシュアリティといった差別、当時不治の病とされたエイズを抱える主人公フレディと父親との和解のシーンにはジンとしたし、歌詞にこめられた想いにも心を動かされた。ラストは本人が憑依したようだという圧巻なステージシーン。あっという間に2時間余りが過ぎた。
次に向かうはヨガスタジオ。いつもは余裕をもってレッスン開始30分前、オープンとともに入るのだけれど、今日は映画の終了時間が既にレッスン開始20分前だったのでちょっとアタフタ。そういう時に限って信号にひっかかったり、エレベーターがなかなか来ない。
平日にレッスンに参加することはほぼないので、とても新鮮。来ている人たちの顔ぶれも夜や土日とは違う。男性も結構いて、へ~皆お休みなのかしら、という感じ。ハタヨガビギナーのクラスで足の付け根をしっかり伸ばしてたっぷり汗をかいた。レッスン後はおまけの10分ヨガで鳩のポーズにトライしたけれど、なかなか出来ない。いつかは出来るようになる日が来るだろうか。
シャワーを浴び、さっぱりしてからファストフード店で遅いランチ。
再びシネコンに戻って、本日の2本目は東野圭吾さん原作の「人魚の眠る家」。脳死や臓器移植という重いテーマだったけれど、主人公夫婦の迫真の演技には唸らされた。
ということで、月末の水曜日は映画、ヨガ、映画と好きなこと三昧をしてご機嫌で夕方帰宅。ところが夫はメールが開通したと思ったら、今度はネットが繋がらないとご機嫌斜め。LANケーブルの爪が折れていたようで、私とバトンタッチでケーブルを買いに駅前まで出かけた。一方、採血結果は問題なしとのこと、これにはほっとした。白血球も赤血球も羨ましいほどの数値。
その間、こちらはウエアの洗濯やら夕食の支度やら。夫の帰宅後、無事ネットも繋がり一段落。それにしても今回のPC騒動は大変だった。一番の立役者は夫なのだけれど、なかなかうまくいかずにずっとイライラしているので、本当に困りものである。
明日は平常勤務。すっかりリフレシュしたところで、霜月の残り2日間頑張りすぎずに頑張ろう。