2022年大晦日。
今日は母を含め家族4人、都心のホテルで年越し・・・の予定が息子が熱を出したため4人で自宅で過ごしている。おかげさまで何とか体調が復調したが、本当に生身の身、いつ何が起こるかわからない。とはいえ、期せずして4人で自宅で年の瀬を迎えられていることには感謝しなければなるまい。
心は穏やかになっている。とはいうものの、振り返れば今年も公私ともに色々なことがあった。
3月末、37年勤続した職場を定年退職した。2008年2月の再発治療から14年超、この日を迎えることを目標に歯を食いしばって頑張ってきた。就職時の目標にはしていたけれど、まさか病と共存しながら達成出来るとは・・・というのが正直なところ。
一昨年7月にスタートした新薬エンハーツ治療は、昨年8月から4週間毎とに投与間隔が長くなり、なんとかスキップせずに予定通りの治療が継続出来た。1週間元気な時間が増えた当初は、“18日元気で過ごすために10日耐える”生活を受け入れていた筈だけれど、治療後の10日近い体調不良は、凪いだ心を波立たせるに余りある期間になっている。
1月
結婚32周年の旅行は、昨年のコロナ禍によるツアーキャンセルのリベンジ、伊豆今井浜へ2泊3日。
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第8回目。
2月
2009年10月に開設したブログの訪問者200万人超、閲覧頁600万頁超達成
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第9回目。
ロシアがウクライナ侵攻開始
3月
コロナワクチン3回目接種、発熱、頭痛、倦怠感、胃痛、下痢、吐き気など体調不良続々
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」、体調不良のため泣く泣く中止
息子26歳にして免許取得、初めて実家まで試乗させてもらいドキドキ
勤続37年、定年退職を迎える。
4月
お花見に三島へ1泊旅、花散らしの冷たい雨に祟られる
終活セミナー参加、エンディングノートを準備する。
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第1回目。
上野動物園で双子の赤ちゃんパンダ、シャオシャオ・レイレイにご対面
5月
GW、退職記念旅行で東北へ5泊6日の旅。先行して7泊8日の旅に出ていた夫と息子に、不老不死温泉にて合流
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第2回目。
治療前夜、3年ぶりにヨガ友と病院最寄り駅ビルレストランで再会
6月
母を連れて退職記念旅行に下田へ2泊。
無事61歳を迎え、夫から特大花束をもらう。誕生日記念は、都心のちょっと贅沢なホテルに宿泊。
北海道・札幌へ4泊5日の旅。90歳を超える叔母、卒業30余年を経て大学時代の友人に再会を果たす
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第3回目。
7月
父の七回忌法要
各種健康検診受診。飛蚊症で眼科受診するも黄斑前膜の診断、3か月毎の経過観察になる
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第4回目。
3年ぶりにOB・OG合唱団の練習再開
夏休み、白馬2泊3日の旅、息子帰省で桃狩り1日ドライブ
8月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第5回目。
月初と月末、2回治療の月。
4回目ワクチン接種、ことのほか副反応がなく安堵
夏休み、母と息子も合流して三島に2泊。移動は車に、アウトレットモールでお買い物も愉しむ。
9月
夫誕生日旅行で、3泊4日北海道のツアー参加 洞爺湖、トマム、札幌泊
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第6回目。
5年越しのお招きが実現、佐原へのショートトリップを楽しむ。
10月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第7回目。
3年ぶりの校友会音楽祭参加。
11月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第8回目。
今年3回目の北海道。層雲峡、知床、阿寒湖3泊4日のツアー参加 大自然と温泉を楽しむ
12月
5回目、オミクロン株ワクチン接種、特段の副反応なく過ごせる。
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第9回目。
下町散策等、都内1泊旅
年末、出雲旅行帰りの息子が帰省。まさかの発熱。
日記を遡ると、相変わらず治療後は体調が悪く寝込んでいる時が多い。4月からは出勤しなくてよくなったこともあるが、3月末迄の在職中は無理を重ねていたことが実感できる。
オンラインでのヨガ、がん関係イベントには参加しているが、基本はおうち時間が長かった。その中でも思い切って実現させた“本当に逢いたかった”リアルな友人たちとの再会は嬉しかった。
今年の3大ニュースは、
① 3月末、生きて無事に定年退職出来たこと。
② 新薬エンハーツの副作用に苦しめられながらも、1度も中止することなく36クール迄続けられていること。3、4、5回目のコロナウイルスワクチン接種をこなしつつ予定通り通院出来たことか。
③ コロナウィルス感染が依然として落ち着かない中、オンライン瞑想ヨーガクラスは更にグレードアップ、リニューアル継続が出来ていること、だろうか。
読書量はやはり少なく61冊。昨年は50冊だったから10冊は増えているが、仕事を辞めてこれまでより時間があることを考えると、全然増えていない。本当に具合が悪いと好きな本すら読めないということを実感する。治療開始以来コンスタントに100数十冊、一番多かった頃は300冊を超えていた。体力を考えると、そんな日はもう戻ってこないだろう。
今はレビューを書く時間もとれないが、そのために無理はしない。当日の治療日記で、面白く読めた本の題名に触れる程度で精一杯。これで十分だ。
映画は、コロナ禍、録画して観ることが多かった。WOWOWの録画が殆どで61本。昨年より10本減っているが、具合が悪くても横になっていてもダラダラ見流すことが出来た。映画館で観たのは21本。観っぱなしで、レビューが書けていないのもこれ迄と同じ。ブログの記事に何を書こうかと考えながら観て、疲労困憊するのはナンセンスだと知った。
息子が良く帰省するようになったので、関西方面へは出向かずじまい。外出制限がなくなったとはいえ、いまだコロナ禍である。3年ぶりに北海道ツアーに2回参加したが、海外旅行はすっかり遠のいてしまった。生きている間にトルコ旅行は叶うだろうか。
きつい治療を続けながらも、身体を動かせそうな時には出来るだけ身体を動かし、体力をなるべく落とさないように、体調をある程度コントロール出来るようになったつもりでいたが、本当にしんどいとそれも叶わない。治療を続けていく上で体力維持が必須であることは分かっているけれど、どう頑張っても動けないのだから致し方ない。
筋肉を落とすと、抗がん剤は効きにくく、副作用も酷いということも分かっている。こうしてエンハーツが効いてくれて息切れや咳などの症状が緩和されているから、今の生活があるわけだ。感謝しなくてはなるまい。
コロナ禍のせいもあり、土日に誰かと会うためにどこか遠くまで出向くことはなかった。お出かけはほぼ夫か息子、母とだけ。退職したことで母とは毎月の墓参、ランチ、アフタヌーンティ等一緒に過ごせる時間が増えた。
本当にこの人に会いたいと思えば、リモートでも会える有難い世の中である。けれど、今年思い切って逢うことを実現させた感想は、やっぱりリアルに勝るものはなし、である。
治療後の体調不良の時間が目に見えて増えている。働いていた頃は、何かするには物理的に時間が足りなかった。家の掃除も満足に出来ず、断捨離も仕事もちょっと根を詰めて行うと、すぐにグッタリする。けれど、そんな中出来る限り家の中の片づけを少しずつ続けている。
これまで同様、クリスマスもお正月も、特段の準備もしなかった。初めての専業主婦生活、普段の家事だけで既にアップアップしている。丁寧かつ完璧な家事仕事は全く出来ない。年末の治療だったため、大掃除も特にしなかったが、カーテンを洗い、夫や息子を巻き込んで窓拭きをしただけでも上等だろう。
振り返れば病を得てほぼ18年、大学卒業後37年、産休と6ヶ月弱の病気休職以外休みなく働き続けることが叶った。とりわけ強健ではなくとも、それなりに健康な身体を授かったのだから、働くことで社会に少しでも還元することは、今も社会人として当然の義務だと思ってきた。
高額な医療費で社会の皆様に助けて頂いているから、少しでも長く自分自身で掛金払い込みを続け、自分の保険証を持ち続けたいと願ってきた。今は2年限定で任意継続保険証を手にしている。
今後いつまでエンハーツ治療が続けられるかわからない。定年まで働く、という大きな目標がクリア出来た今、もはやこれからの人生は丸儲けの第二章である。
夫には「悠々自適ということは、つまり目標がない、ということだね」と言われたりもするが、ある意味そうかもしれない。息子も成人したし、ひとまず私の喫緊の役目は終わったようにも思う。けれど、生かされている身、まだ修行が必要だという神様のご指示だろう。
必要以上に気負うことなく、心穏やかに潔く精一杯生きていきたい。私なりに、私らしく、細く長くしぶとくがモットーであることは命ある限り変わらない。
明日からスタートする2023年はどんな年になるのだろう。理不尽な侵略戦争が年を越す・・・こんなことがあっていい筈はない。皆が平和を望んでいる筈なのに。
長々と書き連ねてしまいましたが、今年も一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
来年も気力・体力が続く限り綴っていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2023年卯の年を迎え、皆様がより健やかで穏やかでありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください。
今日は母を含め家族4人、都心のホテルで年越し・・・の予定が息子が熱を出したため4人で自宅で過ごしている。おかげさまで何とか体調が復調したが、本当に生身の身、いつ何が起こるかわからない。とはいえ、期せずして4人で自宅で年の瀬を迎えられていることには感謝しなければなるまい。
心は穏やかになっている。とはいうものの、振り返れば今年も公私ともに色々なことがあった。
3月末、37年勤続した職場を定年退職した。2008年2月の再発治療から14年超、この日を迎えることを目標に歯を食いしばって頑張ってきた。就職時の目標にはしていたけれど、まさか病と共存しながら達成出来るとは・・・というのが正直なところ。
一昨年7月にスタートした新薬エンハーツ治療は、昨年8月から4週間毎とに投与間隔が長くなり、なんとかスキップせずに予定通りの治療が継続出来た。1週間元気な時間が増えた当初は、“18日元気で過ごすために10日耐える”生活を受け入れていた筈だけれど、治療後の10日近い体調不良は、凪いだ心を波立たせるに余りある期間になっている。
1月
結婚32周年の旅行は、昨年のコロナ禍によるツアーキャンセルのリベンジ、伊豆今井浜へ2泊3日。
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第8回目。
2月
2009年10月に開設したブログの訪問者200万人超、閲覧頁600万頁超達成
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第9回目。
ロシアがウクライナ侵攻開始
3月
コロナワクチン3回目接種、発熱、頭痛、倦怠感、胃痛、下痢、吐き気など体調不良続々
「リニューアル・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」、体調不良のため泣く泣く中止
息子26歳にして免許取得、初めて実家まで試乗させてもらいドキドキ
勤続37年、定年退職を迎える。
4月
お花見に三島へ1泊旅、花散らしの冷たい雨に祟られる
終活セミナー参加、エンディングノートを準備する。
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第1回目。
上野動物園で双子の赤ちゃんパンダ、シャオシャオ・レイレイにご対面
5月
GW、退職記念旅行で東北へ5泊6日の旅。先行して7泊8日の旅に出ていた夫と息子に、不老不死温泉にて合流
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第2回目。
治療前夜、3年ぶりにヨガ友と病院最寄り駅ビルレストランで再会
6月
母を連れて退職記念旅行に下田へ2泊。
無事61歳を迎え、夫から特大花束をもらう。誕生日記念は、都心のちょっと贅沢なホテルに宿泊。
北海道・札幌へ4泊5日の旅。90歳を超える叔母、卒業30余年を経て大学時代の友人に再会を果たす
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第3回目。
7月
父の七回忌法要
各種健康検診受診。飛蚊症で眼科受診するも黄斑前膜の診断、3か月毎の経過観察になる
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第4回目。
3年ぶりにOB・OG合唱団の練習再開
夏休み、白馬2泊3日の旅、息子帰省で桃狩り1日ドライブ
8月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第5回目。
月初と月末、2回治療の月。
4回目ワクチン接種、ことのほか副反応がなく安堵
夏休み、母と息子も合流して三島に2泊。移動は車に、アウトレットモールでお買い物も愉しむ。
9月
夫誕生日旅行で、3泊4日北海道のツアー参加 洞爺湖、トマム、札幌泊
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第6回目。
5年越しのお招きが実現、佐原へのショートトリップを楽しむ。
10月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第7回目。
3年ぶりの校友会音楽祭参加。
11月
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第8回目。
今年3回目の北海道。層雲峡、知床、阿寒湖3泊4日のツアー参加 大自然と温泉を楽しむ
12月
5回目、オミクロン株ワクチン接種、特段の副反応なく過ごせる。
「パワーアップ・乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」第9回目。
下町散策等、都内1泊旅
年末、出雲旅行帰りの息子が帰省。まさかの発熱。
日記を遡ると、相変わらず治療後は体調が悪く寝込んでいる時が多い。4月からは出勤しなくてよくなったこともあるが、3月末迄の在職中は無理を重ねていたことが実感できる。
オンラインでのヨガ、がん関係イベントには参加しているが、基本はおうち時間が長かった。その中でも思い切って実現させた“本当に逢いたかった”リアルな友人たちとの再会は嬉しかった。
今年の3大ニュースは、
① 3月末、生きて無事に定年退職出来たこと。
② 新薬エンハーツの副作用に苦しめられながらも、1度も中止することなく36クール迄続けられていること。3、4、5回目のコロナウイルスワクチン接種をこなしつつ予定通り通院出来たことか。
③ コロナウィルス感染が依然として落ち着かない中、オンライン瞑想ヨーガクラスは更にグレードアップ、リニューアル継続が出来ていること、だろうか。
読書量はやはり少なく61冊。昨年は50冊だったから10冊は増えているが、仕事を辞めてこれまでより時間があることを考えると、全然増えていない。本当に具合が悪いと好きな本すら読めないということを実感する。治療開始以来コンスタントに100数十冊、一番多かった頃は300冊を超えていた。体力を考えると、そんな日はもう戻ってこないだろう。
今はレビューを書く時間もとれないが、そのために無理はしない。当日の治療日記で、面白く読めた本の題名に触れる程度で精一杯。これで十分だ。
映画は、コロナ禍、録画して観ることが多かった。WOWOWの録画が殆どで61本。昨年より10本減っているが、具合が悪くても横になっていてもダラダラ見流すことが出来た。映画館で観たのは21本。観っぱなしで、レビューが書けていないのもこれ迄と同じ。ブログの記事に何を書こうかと考えながら観て、疲労困憊するのはナンセンスだと知った。
息子が良く帰省するようになったので、関西方面へは出向かずじまい。外出制限がなくなったとはいえ、いまだコロナ禍である。3年ぶりに北海道ツアーに2回参加したが、海外旅行はすっかり遠のいてしまった。生きている間にトルコ旅行は叶うだろうか。
きつい治療を続けながらも、身体を動かせそうな時には出来るだけ身体を動かし、体力をなるべく落とさないように、体調をある程度コントロール出来るようになったつもりでいたが、本当にしんどいとそれも叶わない。治療を続けていく上で体力維持が必須であることは分かっているけれど、どう頑張っても動けないのだから致し方ない。
筋肉を落とすと、抗がん剤は効きにくく、副作用も酷いということも分かっている。こうしてエンハーツが効いてくれて息切れや咳などの症状が緩和されているから、今の生活があるわけだ。感謝しなくてはなるまい。
コロナ禍のせいもあり、土日に誰かと会うためにどこか遠くまで出向くことはなかった。お出かけはほぼ夫か息子、母とだけ。退職したことで母とは毎月の墓参、ランチ、アフタヌーンティ等一緒に過ごせる時間が増えた。
本当にこの人に会いたいと思えば、リモートでも会える有難い世の中である。けれど、今年思い切って逢うことを実現させた感想は、やっぱりリアルに勝るものはなし、である。
治療後の体調不良の時間が目に見えて増えている。働いていた頃は、何かするには物理的に時間が足りなかった。家の掃除も満足に出来ず、断捨離も仕事もちょっと根を詰めて行うと、すぐにグッタリする。けれど、そんな中出来る限り家の中の片づけを少しずつ続けている。
これまで同様、クリスマスもお正月も、特段の準備もしなかった。初めての専業主婦生活、普段の家事だけで既にアップアップしている。丁寧かつ完璧な家事仕事は全く出来ない。年末の治療だったため、大掃除も特にしなかったが、カーテンを洗い、夫や息子を巻き込んで窓拭きをしただけでも上等だろう。
振り返れば病を得てほぼ18年、大学卒業後37年、産休と6ヶ月弱の病気休職以外休みなく働き続けることが叶った。とりわけ強健ではなくとも、それなりに健康な身体を授かったのだから、働くことで社会に少しでも還元することは、今も社会人として当然の義務だと思ってきた。
高額な医療費で社会の皆様に助けて頂いているから、少しでも長く自分自身で掛金払い込みを続け、自分の保険証を持ち続けたいと願ってきた。今は2年限定で任意継続保険証を手にしている。
今後いつまでエンハーツ治療が続けられるかわからない。定年まで働く、という大きな目標がクリア出来た今、もはやこれからの人生は丸儲けの第二章である。
夫には「悠々自適ということは、つまり目標がない、ということだね」と言われたりもするが、ある意味そうかもしれない。息子も成人したし、ひとまず私の喫緊の役目は終わったようにも思う。けれど、生かされている身、まだ修行が必要だという神様のご指示だろう。
必要以上に気負うことなく、心穏やかに潔く精一杯生きていきたい。私なりに、私らしく、細く長くしぶとくがモットーであることは命ある限り変わらない。
明日からスタートする2023年はどんな年になるのだろう。理不尽な侵略戦争が年を越す・・・こんなことがあっていい筈はない。皆が平和を望んでいる筈なのに。
長々と書き連ねてしまいましたが、今年も一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
来年も気力・体力が続く限り綴っていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2023年卯の年を迎え、皆様がより健やかで穏やかでありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください。