昨年の1月、2月にヒーリングセミナーの基礎コース、応用コースを修了してから1年あまりが過ぎた。その後は瞑想ヨーガ講師養成コースに半年通ったため、それだけでもう目一杯(どころかアップアップ)。とてもヒーリングの復習をする余力はなかった。
そんな中、ちょうど休薬週の週末に、以前から気になっていたディグ・ディーパーコースの開催されることを知り、早速申し込んだ。今回は2日間14時間のスケジュールだから、休暇を取る必要もない。体力温存のために、またSさんの主宰するスクール最寄駅に近いホテルに1泊することにした。
土曜日。
いいお天気だ。いつもより早く起きて出発。まだ満開の桜が愉しめる駅までの道々、夫が見送ってくれた。予定通り開始時間より20分ほど早くスクールに到着し、事務局Aさんにご挨拶して受付を済ませる。スリッパが用意されているが、なんと参加者は4人!?
スタジオの窓側半分にゆったりとテーブルとイスがセットされている。その数Sさんの席を含めて7名分。穏やかな春の日スタジオの大きな窓からは満開を少し過ぎ、葉桜になり始めた大きな桜の木が見える。本当に素敵。都心とは思えない静けさだ。久しぶりに訪れたけれど、またしても「ただいま!」という優しく幸せな気分になる。
Sさんにご挨拶し、席に着く。ほどなくしてあと2人がお見えになる。AkさんとKさんにご挨拶して、あとお一人は?と思うと、指導者養成コースでもご一緒したAさんだという。つまりは4人とも皆顔見知りだった。アシスタントの方はお二人。お一人はIさん、もうお一人は事務局のAさんだ。
4人の受講生にアシスタントが2人と講師のSさんというのだから、なんと贅沢な環境だろう。もうそれだけでワクワクする。セミナーの認定申込書に記入した後、全員集合したところで、皆で手を繋いで輪になって始まりのお祈り。また新たな学びのためにここに集えたこと、送り出してくれた人たちとその環境に感謝を込め、うまくいきますように、と心穏やかに祈る。席について自己紹介を終える。
このクラスはDig Deeperという名前のとおり、“掘り下げ”をきちんとやろうというクラスだ。午前中おさらいをしたら、午後から明日にかけてはずっとセッションのワークだという。
私は恥ずかしながら全く復習もせずに、1年2か月ぶりにずうずうしくも参加したが、他の方たちはあれこれと別のコースやセルフワークを積んできておられる様子。それでも少人数で顔見知りの方たちばかりで、恥ずかしさもどこへやら。これだけの人数なので、どうぞリラックスしてわからない部分、忘れた部分については遠慮なく質問してください、というSさんの暖かいお言葉に甘えておさらいに集中。
色々なレベルの「思い込み」について、それはなぜ存在するのか、から確認していく。ヒーラーとして避けたいことなども復習。
テキストに沿って掘り下げマニュアルを学ぶ。覚えておく重要なことが箇条書きに記載されており、それぞれにそってSさんが具体例を盛り込みながら判り易く説明されていく。少しずつだが基礎や応用コースで学んだことをあれこれ思い出してくると、知識が繋がってきてその面白さが増してくる。
まずは「恐れ」と「憤り」というネガティヴな感情のワークからスタート。掘り下げの基本を確認し、大きな流れを掴んでからペアワークに入る。用意されたカードを選んでペアの相手を決める。最初は隣の席のKさんとペアになった。Kさんもお久しぶりだということで、2人で緊張しながらもなんとか最初のワーク終了。
お昼はずっとご無沙汰していたタイ料理レストランへ。他の方はお昼を用意されてスタジオ内で召し上がるということだったけれど、私はどうしてもタイ料理が頂きたかったので一人でレストランに向かう。珍しく全く待たずにテーブル席に着くことが出来た。やっぱり美味しい。満足してスクールに戻る。
午後も引き続きマニュアルの続きの説明を受ける。抱えている問題によってその土台を見つけるために使われる8つの近道を学ぶ。
ここには、私にとってとても興味深い内容が含まれていた。なぜ病気が作られたのか。病気がどのように役に立っているか。病気が治った未来を想像し、完全に健康なら何が起こるかというアプローチだ。
そのほか「願望の実現」というアプローチの方法について、SさんがKさんをクライアントに模擬セッションをしてくださった。こんなふうにやりとりをしていくのだと実に興味深い。
その後、実際に病気が治った未来を想像するというセッションをAkさんと行った。まずはプラクティショナー(施術者)役をAkさんが、クライアント役は実際に病気と共存している私が務める。実際に土台の部分に触れる時にはどの程度まで行って良いのかなどセッションの後、質疑応答をして随分すっきりする。
気づけば、あっという間に修了の時間を過ぎ、外には次のクラスの方たちが到着している模様。机や椅子を片付けてスタジオを明け渡す。
7時間、心の深いところに触れ続けたので、今度は身体を動かしてみたくなる。せっかくこの時間にこのスタジオにいられるのだし、今夜は泊まれるのだから、と急きょK先生の均整術師養成コース体験ワークショップのクラスに参加させて頂くことにした。
スタジオには一面にマットが敷かれ、30分前までの座学の空間とは別の空間に。瞑想ヨーガのクラスの後に何度も均整術を施して頂いているIさんがアシスタントで入っておられたり、クラスでご一緒したことのある顔見知りの方も何人かいらして、心がほぐれる。
K先生の話術は相変わらず素晴らしく面白い。笑い声が絶えないクラスだ。均整術の歴史から始まり、前屈、後屈、三角のポーズなど、2分足らずでビフォー・アフターがはっきり変わるのがそれは面白い。身体の中に体液が流れ始めると本当にポカポカと熱くなってくる。
前後・左右・捩じりの動きや肩こり開脚等々、皆さんのお悩みポイントをあれもこれも包含して、あっという間に1時間半のレッスンが終了。7月から養成コースが開始するので、興味のある方は是非どうぞ、とのこと。去年の瞑想ヨーガ指導者養成コースでも何度か体験させて頂き、体調次第でこれまた参加したいという気持ちがむくむくと湧き上がってくる。
着替えを終えて先生にご挨拶し、スタジオを後にしてホテルへチェックイン。
最上階のレディスルームで態勢を立て直したら結構遅い時間になってしまった。あまり重たい食事も入らず、カフェで軽くサンドイッチを頂き、コンビニで明日の朝食も調達して部屋に戻った。心も身体も心地よい疲れ。のんびりゆったりと入浴し、手足を伸ばせば、ああ、極楽である。
日曜日。
昨夜は早めに眠りに着き、朝も目覚ましより2時間も早くすっきりと目覚めてしまった。興奮しているのかどうか。徒歩10分もかからずスタジオに到着してしまう距離なので、ベッドの中で本を読み、熱めの浴槽足湯でじんわり身体の芯から温め、瞑想をし、ノートを見ながらざっと昨日の復習をしてのんびり。軽く朝食を摂り、チェックアウト。
外は朝から日差しが強い。東京は夏日の予想だという。持ってきた日傘が活躍する。
スタジオに到着し、今日もガネーシャ神に朝のご挨拶とお祈りを済ませる。時間どおりに全員が揃い、今朝もお祈りからスタートする。
席に着いてまずは昨日からの自分の様子を各自がお披露目。私は均整術ワークショップに出席して、身体も心も心地よく疲れたせいかとてもよく眠れ、自己肯定感が高く幸せな感じだとお話する。皆がそれぞれ色々な気づきをされている。そうしたことを聴くのがとても勉強になる。
今日は遺伝や歴史レベルの思い込みについてのワークからスタート。カードで3人チームに別れ、リーディングからスタート。KさんとアシスタントのIさんとでリーディングの結果をシェアし、それをもとにペアワークに進む。だんだん慣れてきてコツがつかめるとワークをするのがとても楽しい。
Iさんのリードが上手だということもあるのだろうけれど、ずうずうしいくらいリラックス出来ているのがいいのかな、と思う。そしてワークが終わった後は、なるほど、と腑に落ちることも多くとてもスッキリしていた。
続いて不可能だと思うことに働きかけるワークに進み、お昼休みに。外はポカポカで上着もいらない。半袖を着ている親子連れの姿も。昨日はまだ花びらが大分残っていた桜の木もすっかり緑の葉が優勢になっている。
午後の前半はSさんからセッションのポイントが説明されて、後半はラストワーク。今体験している困難からどのような恩恵を受けているか、人生の経験から何を学んだか、まずはセルフワークをした後、Kさんとペアを組んだ。最終的にそれぞれがその報告をし、Sさんから講評。セッションをすることで自分がクリアになるので、あとは実践あるのみ、練習をすればするほど上手になるので、今の感じでセルフワークをやめないように、とお話があった。
各々が修了証書を頂き、無事終了。皆で記念写真を撮影し、満足してSさんにお礼を言ってスタジオを後にした。
スタジオ最寄り駅まで夫が迎えに来てくれて、駅ビルの中華料理店で夕食を摂って帰宅した。地元の桜も昨日の朝の姿とは打って変わってすっかり葉ばかりになってしまっていた。
明日からまた新しい1週間が始まる。そしてまた5クール目の治療が始まる。副作用がきつくなく、万事うまくいきますように。
そんな中、ちょうど休薬週の週末に、以前から気になっていたディグ・ディーパーコースの開催されることを知り、早速申し込んだ。今回は2日間14時間のスケジュールだから、休暇を取る必要もない。体力温存のために、またSさんの主宰するスクール最寄駅に近いホテルに1泊することにした。
土曜日。
いいお天気だ。いつもより早く起きて出発。まだ満開の桜が愉しめる駅までの道々、夫が見送ってくれた。予定通り開始時間より20分ほど早くスクールに到着し、事務局Aさんにご挨拶して受付を済ませる。スリッパが用意されているが、なんと参加者は4人!?
スタジオの窓側半分にゆったりとテーブルとイスがセットされている。その数Sさんの席を含めて7名分。穏やかな春の日スタジオの大きな窓からは満開を少し過ぎ、葉桜になり始めた大きな桜の木が見える。本当に素敵。都心とは思えない静けさだ。久しぶりに訪れたけれど、またしても「ただいま!」という優しく幸せな気分になる。
Sさんにご挨拶し、席に着く。ほどなくしてあと2人がお見えになる。AkさんとKさんにご挨拶して、あとお一人は?と思うと、指導者養成コースでもご一緒したAさんだという。つまりは4人とも皆顔見知りだった。アシスタントの方はお二人。お一人はIさん、もうお一人は事務局のAさんだ。
4人の受講生にアシスタントが2人と講師のSさんというのだから、なんと贅沢な環境だろう。もうそれだけでワクワクする。セミナーの認定申込書に記入した後、全員集合したところで、皆で手を繋いで輪になって始まりのお祈り。また新たな学びのためにここに集えたこと、送り出してくれた人たちとその環境に感謝を込め、うまくいきますように、と心穏やかに祈る。席について自己紹介を終える。
このクラスはDig Deeperという名前のとおり、“掘り下げ”をきちんとやろうというクラスだ。午前中おさらいをしたら、午後から明日にかけてはずっとセッションのワークだという。
私は恥ずかしながら全く復習もせずに、1年2か月ぶりにずうずうしくも参加したが、他の方たちはあれこれと別のコースやセルフワークを積んできておられる様子。それでも少人数で顔見知りの方たちばかりで、恥ずかしさもどこへやら。これだけの人数なので、どうぞリラックスしてわからない部分、忘れた部分については遠慮なく質問してください、というSさんの暖かいお言葉に甘えておさらいに集中。
色々なレベルの「思い込み」について、それはなぜ存在するのか、から確認していく。ヒーラーとして避けたいことなども復習。
テキストに沿って掘り下げマニュアルを学ぶ。覚えておく重要なことが箇条書きに記載されており、それぞれにそってSさんが具体例を盛り込みながら判り易く説明されていく。少しずつだが基礎や応用コースで学んだことをあれこれ思い出してくると、知識が繋がってきてその面白さが増してくる。
まずは「恐れ」と「憤り」というネガティヴな感情のワークからスタート。掘り下げの基本を確認し、大きな流れを掴んでからペアワークに入る。用意されたカードを選んでペアの相手を決める。最初は隣の席のKさんとペアになった。Kさんもお久しぶりだということで、2人で緊張しながらもなんとか最初のワーク終了。
お昼はずっとご無沙汰していたタイ料理レストランへ。他の方はお昼を用意されてスタジオ内で召し上がるということだったけれど、私はどうしてもタイ料理が頂きたかったので一人でレストランに向かう。珍しく全く待たずにテーブル席に着くことが出来た。やっぱり美味しい。満足してスクールに戻る。
午後も引き続きマニュアルの続きの説明を受ける。抱えている問題によってその土台を見つけるために使われる8つの近道を学ぶ。
ここには、私にとってとても興味深い内容が含まれていた。なぜ病気が作られたのか。病気がどのように役に立っているか。病気が治った未来を想像し、完全に健康なら何が起こるかというアプローチだ。
そのほか「願望の実現」というアプローチの方法について、SさんがKさんをクライアントに模擬セッションをしてくださった。こんなふうにやりとりをしていくのだと実に興味深い。
その後、実際に病気が治った未来を想像するというセッションをAkさんと行った。まずはプラクティショナー(施術者)役をAkさんが、クライアント役は実際に病気と共存している私が務める。実際に土台の部分に触れる時にはどの程度まで行って良いのかなどセッションの後、質疑応答をして随分すっきりする。
気づけば、あっという間に修了の時間を過ぎ、外には次のクラスの方たちが到着している模様。机や椅子を片付けてスタジオを明け渡す。
7時間、心の深いところに触れ続けたので、今度は身体を動かしてみたくなる。せっかくこの時間にこのスタジオにいられるのだし、今夜は泊まれるのだから、と急きょK先生の均整術師養成コース体験ワークショップのクラスに参加させて頂くことにした。
スタジオには一面にマットが敷かれ、30分前までの座学の空間とは別の空間に。瞑想ヨーガのクラスの後に何度も均整術を施して頂いているIさんがアシスタントで入っておられたり、クラスでご一緒したことのある顔見知りの方も何人かいらして、心がほぐれる。
K先生の話術は相変わらず素晴らしく面白い。笑い声が絶えないクラスだ。均整術の歴史から始まり、前屈、後屈、三角のポーズなど、2分足らずでビフォー・アフターがはっきり変わるのがそれは面白い。身体の中に体液が流れ始めると本当にポカポカと熱くなってくる。
前後・左右・捩じりの動きや肩こり開脚等々、皆さんのお悩みポイントをあれもこれも包含して、あっという間に1時間半のレッスンが終了。7月から養成コースが開始するので、興味のある方は是非どうぞ、とのこと。去年の瞑想ヨーガ指導者養成コースでも何度か体験させて頂き、体調次第でこれまた参加したいという気持ちがむくむくと湧き上がってくる。
着替えを終えて先生にご挨拶し、スタジオを後にしてホテルへチェックイン。
最上階のレディスルームで態勢を立て直したら結構遅い時間になってしまった。あまり重たい食事も入らず、カフェで軽くサンドイッチを頂き、コンビニで明日の朝食も調達して部屋に戻った。心も身体も心地よい疲れ。のんびりゆったりと入浴し、手足を伸ばせば、ああ、極楽である。
日曜日。
昨夜は早めに眠りに着き、朝も目覚ましより2時間も早くすっきりと目覚めてしまった。興奮しているのかどうか。徒歩10分もかからずスタジオに到着してしまう距離なので、ベッドの中で本を読み、熱めの浴槽足湯でじんわり身体の芯から温め、瞑想をし、ノートを見ながらざっと昨日の復習をしてのんびり。軽く朝食を摂り、チェックアウト。
外は朝から日差しが強い。東京は夏日の予想だという。持ってきた日傘が活躍する。
スタジオに到着し、今日もガネーシャ神に朝のご挨拶とお祈りを済ませる。時間どおりに全員が揃い、今朝もお祈りからスタートする。
席に着いてまずは昨日からの自分の様子を各自がお披露目。私は均整術ワークショップに出席して、身体も心も心地よく疲れたせいかとてもよく眠れ、自己肯定感が高く幸せな感じだとお話する。皆がそれぞれ色々な気づきをされている。そうしたことを聴くのがとても勉強になる。
今日は遺伝や歴史レベルの思い込みについてのワークからスタート。カードで3人チームに別れ、リーディングからスタート。KさんとアシスタントのIさんとでリーディングの結果をシェアし、それをもとにペアワークに進む。だんだん慣れてきてコツがつかめるとワークをするのがとても楽しい。
Iさんのリードが上手だということもあるのだろうけれど、ずうずうしいくらいリラックス出来ているのがいいのかな、と思う。そしてワークが終わった後は、なるほど、と腑に落ちることも多くとてもスッキリしていた。
続いて不可能だと思うことに働きかけるワークに進み、お昼休みに。外はポカポカで上着もいらない。半袖を着ている親子連れの姿も。昨日はまだ花びらが大分残っていた桜の木もすっかり緑の葉が優勢になっている。
午後の前半はSさんからセッションのポイントが説明されて、後半はラストワーク。今体験している困難からどのような恩恵を受けているか、人生の経験から何を学んだか、まずはセルフワークをした後、Kさんとペアを組んだ。最終的にそれぞれがその報告をし、Sさんから講評。セッションをすることで自分がクリアになるので、あとは実践あるのみ、練習をすればするほど上手になるので、今の感じでセルフワークをやめないように、とお話があった。
各々が修了証書を頂き、無事終了。皆で記念写真を撮影し、満足してSさんにお礼を言ってスタジオを後にした。
スタジオ最寄り駅まで夫が迎えに来てくれて、駅ビルの中華料理店で夕食を摂って帰宅した。地元の桜も昨日の朝の姿とは打って変わってすっかり葉ばかりになってしまっていた。
明日からまた新しい1週間が始まる。そしてまた5クール目の治療が始まる。副作用がきつくなく、万事うまくいきますように。