ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.7.31フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目7日後のこと 文月晦日 6日ぶりに靴を履き、夫左眼白内障手術を見届けた後は・・・

2024-07-31 23:06:04 | 日記

 昨夜はブログアップ後、ずっと腹痛が続く中、録画した断捨離番組を何となく視てしまう。夫はようやくシャンプー解禁ということで一番風呂に入った。3回も洗ったそうだ。ドライシャンプーだけではなかなかさっぱりしなかっただろう。
 入浴を終え、就寝前のコデインとタリージェ15㎎を飲む。手足のケアを終えて、ベッドに入ったのはやはり1時を廻ってから。瞑想CDをBGMに寝る努力をするがダメ。地震があり、眼が冴えてしまう。食洗器を片付けていなかったことを思い出してキッチンに行き、食器棚に戻す。喉の渇きを感じてグレープフルーツジュースをチビチビ飲んでからベッドに戻ったのは2時過ぎ。なんとか3時前には眠れたのか。

 今日は、先週の右眼に続き、夫の左眼の白内障手術日。前回同様午前中に診察を受けて術側の瞳孔を開かれ、病室に案内されて昼食を摂ってから手術室に呼ばれる迄待機というスケジュールだ。

 平日仕様のスマホアラームが鳴り、そのまま何となくうつらうつらしながらテレビを点ける。BS朝ドラを視てからノロノロリビングに行くと夫はまだ起きていなかった。カバー類も剥がして洗濯機を廻す準備と朝食の支度を始めると、ほどなくして起きてきた。

 朝食は黒糖ロール2個とイマイチ味は分からないものの温かい紅茶をマグカップに。グレープフルーツジュースをグラス一杯。果物はアップルマンゴー(夫が知らない間にあれこれ買ってきている。)とバナナ、ネクタリンを2かけずつ、シャインマスカット2粒。果物だけでお腹一杯になってしまい、青いアロエヨーグルトはお昼廻しに。

 洗濯物が洗い上がり、干していると出かけるギリギリまで夫が手伝ってくれた。
 夫を送り出し、暫しソファと一体化タイム。先週と同じスケジュールだと夕方からの手術なので、昼食をゆっくり摂って、生協のお届け物を収納し、洗濯物を片付け、全て始末して出かけられる手筈だった。ところが夫からLINE連絡があり、手術は前回より1時間40分ほど早い時間だという。ギリギリで片付けてから出かけられるかどうか、というタイトなタイムスケジュールになった。まだ全く本調子でないので、何か一つやるにも時間がかかるのが困りものだ。
 門前薬局のIさんからLINE連絡があり、丸々5日間ほぼ寝たきりだったこと等この1週間の様子を報告。

 湿度が高いのか、洗濯物は全ては乾ききらず。午後は雷雨の予報なので、諦めて部屋に取り込む。お昼をゆっくり摂る時間はないし、朝しっかり頂いたのでそれほど空腹でもない。夫の手術後、遅いランチを摂ることにしてヨーグルトと果物だけ摘まんで終わりにする。
 身支度をする。1週間ぶりのカツラ装着とお化粧。暑い。漸く着替えたらピンポンが鳴る。生協のお届けだ。うーん、頑張ればぎりぎり取り込み迄間に合うかも、と返事をする。急いで取り込んで、収納する。汗だくだ。
 夫からLINEで手術の時間が流動的で、遅くなるかもという連絡があった。汗だくでカツラが被れない。暫し汗が退く迄時間調整して乗ろうと思っていた電車を1台遅らせた。

 6日ぶりに靴を履く。足取りが覚束ない。ふらふらする。お腹は落ち着いている。予定通りの特急電車に乗り、順調に病院最寄り駅に到着する。外は茹りそうな暑さだ。前回は勝手がわからず、あれこれ無駄な動きをして疲れてしまったので、今回は必要最小限の動線を考え、予め夫からリクエストのあったお茶をゲットしてから守衛室で面会手続き。すると、面会は15時からだという。手術の付き添いで、と夫の名前と病室を言うと、ナースステーションに連絡して確認され、漸く面会者のシールを頂く。コロナ禍を経て厳しくなっているのだろうけれど、実際にはこうした面会も全く許されなかった時期に入院された方々は本当に大変だっただろうなと思う。

 夫の病室階のナースステーションに面会票を提出し、病室へ行く。個室を希望していたが空がなく、結局前回同様の6人部屋だ。今回は入口直ぐで何となく落ち着かない。入った途端に、看護師さんが飛んできて、入ってはいけない、と仰る。ではどこで待てばよいですか?と訊くと廊下のベンチを案内される。うーん、なかなか大変だ。

 ほどなくして夫が病室から出てきて面談室で暫し休憩。手術の時間近くになって看護師さんが呼びにいらして、夫のロッカーの鍵を預かり、一緒に階下の中央手術室へ移動。今日も手術室前の椅子で、本を読みながら待つ。予定時間は20分ということだったが、5分遅れで手術室へ入り、今日も車椅子姿で出てきたのは45分後だった。今日は左眼に大きなガーゼを当てられての生還だ。そのまま一緒に部屋まで戻る。前回は全く痛みがなかったようだが、今回は少し痛むらしかった。1時間は安静にとのことだし、既に面会時間にはなっていたが、病室にはいられないので、一言二言喋って病室を後にした。守衛室で面会シールをお返しし、駅に戻る。

 さすがにお腹が空いている。ずっと食べたかったフライドチキンのファストフードへ。既にランチタイムが終わっているので、お店はガラガラ。暑い中、6日ぶりに外出したので、がっくり疲れて顎が出ている。食べるだけでやけに疲れるので、時間をかけてなんとかお腹に入れる。息子にも手術が無事終わった旨、連絡する。
 最寄り駅まで戻ると、ずっと工事中だった女性のお手洗いがびっくりするほど綺麗になっていた。ドラッグストアで赤青ヨーグルトを買い、タクシーで帰宅した。

 帰宅してほどなくして、雨が降り出した。危機一髪。洗濯物を仕舞っておいてよかった。とんでもない土砂降りで交通にも影響が出たようだった。
 疲れ果ててしまい、着替えを済ませ、一通り片付けたらソファと一体化して動けない。
 夫からはおやつがない、とか夕食に汁物が付いていなかったとか不自由な眼であれこれLINEが来るが、いちいち返事をするのが大儀だ。結局おやつを買い出しに院内のコンビニまで遠征したらしい。痛みもなく動ける様子。元気なのは何よりだ。
 今回も5人と同室だ。自前の枕を持参したり、アイマスクを届けたりしたが、少しは眠れるだろうか。
 
 夕方にお昼をたっぷり頂いたので、夕食の支度はパス。果物とヨーグルトくらいで十分だ。 
 母にMeet通話。1週間ぶりに外に出て、夫の手術の付き添いをしてきた旨報告。無事終了したが、とても疲れたので、何もせずに横になっていると言う。母は朝からずっと冷房の中にいたので、夕方前、気分転換に駅前ショッピングモールまで買い物に出て、その帰りに腰が痛いのでマッサージ店に寄り、施術が終わって帰ろうとしたらいきなり土砂降りになったそうな。止む気配もなくどうしようと思ったら家まで車で送ってくださったとのこと。近いとはいえ、VIP待遇。申し訳なくも有難いことだ。お礼にお茶菓子でも持っていくように言う。

 その後、夫から消灯の連絡があり、ソファと一体化しつつ好きな旅番組を視る。

 明日は退院手続きに間に合うようにお迎えに出向く予定だ。ひとまず、夫の一大イベントが無事終わりそうで、ほっとしている。
 月のうちほぼ3分の2は具合が悪かった文月も今日で終了。明日からは葉月スタートである。
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2024.7.30 フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目6日後のこと 今日も不調、籠城蟄居連続5日目

2024-07-30 23:19:38 | 日記

 昨夜もブログアップ後、ドラマの録画を1本視てから入浴して手足のケアを済ませ、夫のドライシャンプーを終えてベッドに入った。夫は、今日は出勤だというのに日付が変わってしまった。瞑想CDをBGMに、4時間タイマーの空調運転。夏掛布団を少し厚めに戻したらお腹の辺りが少し安心した感じ。

 今朝は平日仕様のスマホラームが鳴る前に目が覚めてしまったが、その後もベッドでぐずぐずしてから起きる。リビングに行くと、夫が朝食を摂っていた。今日も暑くなりそうだ。

 夫にまとめたゴミを出してもらうように送り出してからBSと地デジで朝ドラを2回視る。朝食はミニクリームパンと黒糖ロールを1つずつ。生絞りのピンクグレープフルーツジュースを小さなグラス1杯。スイカ、梨、バナナを2かけずつ、シャインマスカット2粒。青いアロエヨーグルトまで時間をかけて完食出来た。少し食欲が戻って快方に向かっているような感じ。食後はミヤBMとタケプロン。昨日の夜遅くまで下痢が続いていたので、朝はお腹は空っぽのようだ。
 夏休みなのか、夫は珍しく最寄り駅から席が確保できたそうだ。術後、ゴーグルをして長時間電車に乗るのは初めてで心配していたので、ほっとした。

 洗濯はお休みにする。怠くて力が出ない。食後はソファと一体化。座っていられないので、すぐに横になってしまう。ドラマの録画を視たら寝落ちしなかったので、少し体力が戻ったのかなと思う。ずっとピンクグレープフルーツジュース以外の飲み物が摂れなかったのだけれど、小さなグラスにミルクコーヒーを作って、ちびちび飲めた。合間に夕食用のサラダを作る。台所に立つと、がっくりする。

 お昼はカップ麺を頂く。食後は迷ったけれど、夫が昨日買ってきてくれて手を付けずに冷蔵庫に入りっぱなしだったシュークリームを半分、デザートにして頂き、ミヤを飲む。
 昼食後、お腹は快調。ほっとしたのもつかの間、時間が経つにつれて腹痛とともに下痢が始まった。

 海老の形になってタオルをお腹周りに巻いてソファと一体化。ドラマも映画も観たいものがなく、なんとなくオリンピックの体操団体決勝を視てしまう。
 その間も下痢でお手洗いに立つ。そうでないと、全然ソファから起き上がれない。●時になったらあれをしようこれをしようと思うが、全然身体が言うことを利かない。廊下を通って自分の部屋にさえ行けない。身体中の細胞が全てやる気なく下を向いている感じというか、どこ一つ見ても前向きになれずしょぼくれている感じ。

 夕方、暗くなったと思ったら雨が降っていた。ようやく階下に夕刊と郵便物を取りに降りたが、5日ぶりにサンダルを履いて階段を上り下りしたら息切れが酷かった。
 こんなにしんどい思いをするならドセタキセル7回目のダメ押しなんてやるんじゃなかった、と後悔で一杯になる。今更薬を抜くわけにいかないし、自分で決めたことだというのに、なんと情けないことか。門前薬局のIさんとやり取りをしながらも、つい弱音が出る。
 ちょっと飲んだりするとすぐに下痢だ。夫が作ってくれたアイスティーをグラスに入れたけれど、飲めなくなってしまった。

 夕食の支度。レンチン炒飯に冷凍餃子を焼いて、作ったのはスープとサラダだけ。お腹を押さえて夫の帰りを待つ。今日も駅前まで出てこられれば外食でいいよと言われていたけれど、とてもではないけれど、歩いて駅まで行く元気はなかった。LINEでお家ご飯にする、と応ずる。
 食べ始めたらまた腹痛。腹痛で食事を続けるのは至難の業だ。途中リタイアしたが、夫はちゃんとたいらげてくれた。食べるという行為をするだけで異常に疲れる。消化出来ずに下痢。そこでまた水分が余計に体外に出てしまうので、余計疲れるのか。朝体重を測ったら久しぶりに42kg台になってしまったので、もっと食べなければ、と思っていたのに。

 食後は母にMeet通話。今日も一歩も外に出られず、下痢で食欲もないし、具合が悪いです、と冴えない報告。母も何と応えたらよいかわからないだろう。今日はヘルパーさんがいらした後は、空調を利かせてずっと家にいたようだ。散歩に行こうと思ったら雨が降り出したので、止めたそう。

 明日で投与後1週間。今回も災害級の猛暑(この表現が普通になってきているのが恐ろしい。)と副作用による体調不良のダブルパンチ。最後だと分かっていても身体を脱ぎ捨てたいほど、きつい。
 咳は相変わらず出やすいが、就寝前だけでなく下痢対策としてあと一回コデインを飲んだ方がいいのかしら、とも思う。

 明日は夫が左白内障のオペだ。その時間は病院で立会う予定。少しは復調していることを願いたい。
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2024.7.29フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目5日後のこと 猛暑・寝たきりの籠城蟄居続く

2024-07-29 22:26:06 | 日記

 昨夜もブログアップ後に入浴し、手足のケアを済ませてから、夫のドライシャンプーをして(手先が痛いので、なかなか指先を使えない。指の腹とグーでマッサージするのがやっと。蒸しタオルをしてもあまりに熱いと持てないのでつい冷ましすぎてしまうから、夫はそれほど気持ち良くないのかもしれない)ベッドへ。空調タイマーは4時間にセットしてBGMは瞑想CD。かけ布団を薄くしたらなんだか頼りなかった。

 今朝、平日仕様のスマホアラームが鳴って消すが、全然起きられなかった。既に外は太陽燦燦で、暑い。ウトウト二度寝して、はっと気づいたら朝ドラがほぼ終わる時間になっていた。ノロノロリビングに行くと、朝一番で歯科クリニックの予約が入っている夫は朝食を始めていた。

 夫を送り出して洗濯機を廻す。朝食はミニクリームパンとチョコパンを1つずつ、生絞りのピンクグレープフルーツジュースをグラスに1杯。スイカと梨を3切ずつ、バナナを2切れ。果物でお腹一杯になってしまい、青いアロエヨーグルトは食べられず。食後の薬はミヤ、タケプロン。

 洗濯物が出来上がって干し締めたら夫が帰って来た。ようやく詰め物が入ったとのこと。しっかり噛めるようになってほっとしたようだ。

 ここ数日ほぼ寝たきりでソファと一体化しているので、びっくりするほど体力がない。ちょっと起き上がって何かするとフラフラ倒れそうになる。干し終えたらすぐソファに倒れ込む。
 今度は差し込むようなきつい腹痛。昨日に続き下痢だ。頭にアイスノンを敷いてソファに一体化すると少し気分が良い。

 この暑さでお花は毎日水切りをしても全然元気がない。毬藻も可哀想なので、水替えをした後、冷蔵庫に避難させた。

 ウトウトウトウトしながら昼が過ぎる。夫は午後から、明後日の手術前の検査等で通院だ。暑い中外出するのは本当に気の毒。けれど、涼しい家の中にいてもずっと動かずに横になっているだけなので、身体が冷えて腹痛になる。でも、空調を切ったら危険だ。どうしたらよいものか。

 夫が出かけて空腹になってレンチンパスタにフルーツゼリーを頂き、ミヤを飲む。食べたり飲んだりするとまた腹痛で下痢になる。
 洗濯物を取り入れて畳み、ウトウトしながらドラマの録画を視る。2時間ほどで夫が帰宅した。昼食はちゃんと摂ったと報告して、またウトウトウトウト。この数日間、一体何時間寝ているものやら。起きている時間は数時間程度だ。

 そして、また夜になる。夕食の支度をすることもなく、全て夫にお任せ。朝起きてから夜まで(水分も殆ど摂れていないせいか)お手洗いにも行かなかったので、ほぼ8時間近くソファと一体化していた計算になる。
 夕食はリクエストした通り、ざるうどんにしてくれた。白いご飯はとても喉を通りそうにない。そもそも白いご飯があまり得意ではないから麺食だけで全く問題ない。
 スーパーで色々買って来てくれたようで、目新しい食材が食卓に並んだ。殆どソファにいて、全く動いていないのに朝昼夜と3食摂れたのは凄いが、何か飲んだり食べたりすると、すぐに下痢が始まるので、食べることが憂鬱だ。食後は上の階の奥様から頂いたスイカ。甘くて美味しかった。

 母にMeet通話。今日も母はデイサービスの日。月曜日はカフェの日という新しい趣向で手作りスイーツが振舞われるらしい。パウンドケーキがとても美味しかったそう。そして、ペットボトルを使ったボーリングゲームもして、9本倒した母は2位だったという。それには賞品があったわけではなかったようだが、色々考えてくださるスタッフの方たちには頭が下がる。というわけで、夏に強い母は今日も無事、夕食も終えて元気にしていた。有難いことである。

 明日は夫が1週間ぶりに出勤だ。明日の夜には自分でシャンプーも出来るという。汗っかきの夫に限らず、夏の手術は大変だ。
 結局今日も復調には遠く、寝たきりの1日になった。明日は何とか夕食の支度だけはしなくては・・・。
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2024.7.28フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目4日後のこと 絶不調続き、終日寝たきり

2024-07-28 23:47:28 | 日記
 昨夜はブログアップ後、入浴を済ませ、夫のドライシャンプーをしてさっさとベッドに入った。怠くて身体中が痛む。
 あれほど一日中寝ていたというのに、今朝は日曜日仕様のスマホアラームが鳴るまで目覚めなかった。ドライの空調を4時間ほどかけて眠ったが、寝汗でぐっしょり。そのまままた眠気に負けて寝直してしまう。今日も命に関わる猛暑日のようだ。
 ウトウトウトウトを繰り返す。空腹は感じているが、起き上がれない。夫が何度か様子を見に来るが、口を利くのも面倒臭い。ようやくリビングに移動出来たのは昼を廻ってから。寝過ぎで身体がバキバキいっている。ジーラスタの副作用である腰回りの痛みはいまだ退かない。体重はまた43㎏台に戻ってしまった。

 着替えを済ませ、ノロノロと食卓に着き、夫が用意してくれた朝食を摂る。目玉焼きに野菜ソテーとベーコンの付け合わせ、ミニクリームパンを1個半。生絞りのピンクグレープフルーツジュースをグラスにほぼ1杯。ネクタリン、桃を2かけずつ。アロエの青いヨーグルト。お茶の類は苦みが酷くて受け付けない。
 朝食後のミヤ、タケプロンを飲んだのは1時を廻ってから。

 手の平、指先の赤みが酷く、痛みがジンジンビリビリ。足の裏も痛む。鼻の廻りの乾燥と爛れも痛い。
 ブランチを終えたら、洗濯もお休みで、またソファに一体化。いつの間にかウトウト。今日はドラマの録画を視る元気すらない。ひたすらウトウトしているだけ。身体が痛くてソファの上で寝返りを打つのも一苦労だ。隣室のPCまで移動してメールチェックをしたり、ネットニュースを見ることもしなかった。

 この暑さでは外に出ない方が良いとは思うけれど、夫も終日籠城蟄居に付き合ってくれた模様。
 あっという間に夕方になる。午後に快調に2回の普通便が排出出来たと思ったら、腹痛。またしても下痢が始まった。
 
 治療4日後、今日も完全に籠城蟄居。ほぼソファと一体化で、リビングとお手洗いを往復するだけの1日になった。摂った水分は果物と絞ったジュースだけで、汗をかいているせいもあり、お手洗いに立つことも殆どない。咳は一度出始めるとなかなか止まらない。
 ここまで調子が悪いと、ダメ押しで7回目のドセタキセルを投与したのは無謀だったか、と考えても詮無きことを考える。

 パリオリンピックでは女子柔道で兄妹揃って連覇を狙った阿部詩選手が2回戦敗退。号泣して崩れ落ちる姿には胸が締め付けられそうだった。
 水泳では池江璃花子選手が準決勝敗退。彼女の言葉に深く頷いた。
“「急性リンパ性白血病」と診断されたのは、2019年2月。リレーメンバーとしての21年東京五輪出場は「奇跡の復活」に違いなかった。当時、「病気になって、人の気持ちが分かるようになった」とも。ただ池江は今、率直にこう語る。「病気になって良かったことなんて、やっぱり一個もない」。タイムは伸びず、結果も出ない。頻繁に体調を崩し、思うように練習を積めない。「自分のとりえって何だろう、と考えることが増えた」。追い詰められるような日々を、東京五輪後は過ごしたという。“という今朝の朝日新聞のものだ。

 私も同じだ。もちろん病気にならなければありえかった沢山の出会いも経験もあった。人はこれをいわゆるキャンサーギフトと呼んだりする。けれど、私は了見の狭い人間なんだろう。病気になって良かったことなんて、やはり、ない。病気にはならずに済むならならない方がよほど良い。健康でいられなかったこれまで20年近く、治療にかけた時間、お金、精神的、身体的なダメージ、失ったもの、諦めたこと、数え上げればきりがない。

 もちろん、人として生まれてきた限り、その人生は生老病死だから、この病気にならずとも別の病気と共存していく人生もあったかもしれない。この齢になっても達観出来ないのだから、若くして大病を患った彼女がこう思うのは当然だと思う。
 結局、本人の気持ちは本人にしかわからない。キャンサーギフトとかなんとか、おためごかしのことを外野が言うのはタブーなのではないか。そう言われてしまえば、本人はそれをなかなか否定しづらいのだ。

 ぼーっと起きてケア帽子を被って母にMeet通話。一日冷房の中にいると怠いので、今日もショッピングモール迄少し散歩に出たそうだ。食事も済ませ、大丈夫とのこと。夏生まれの母は暑さには強いようである。私は絶不調で一日寝たきりだったと報告。

 夕食は夫があれこれ作ってくれたので、有難く頂くが、味噌汁の味が判らなくて飲めない。結局水分はピンクグレープフルーツジュースだけ。腹痛も下痢も続く。食後はまたソファと一体化してウトウト。

 一日ほぼ寝た切りだったので、起き上がると、フラフラする。身体中がギシギシいっている。味覚異常で、口の中が膜を張ったように気持ち悪い。食べたい、飲みたいものが思いつかない。コデインのおかげで落ち着いていたお腹も壊れだしてしまい、怠くて何もやる気が起きない。

 フェスゴとドセタキセル併用のダメ押し7回目の治療の副作用はやはり甘くはなかった。これで終了して、来月からフェスゴとタモキシフェンに変更したらどのくらい楽になるのだろうか。

 明日からはまた新しい1週間が始まる。夫は午前中は歯科クリニック、午後からは水曜日の左眼白内障オペ前のコロナ検査等で通院だ。水曜日には手術の付き添いにも行きたいし、復調しなければ。
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2024.7.27フェスゴ7回目+ドセタキセル7回目(6割減量5回目)+ジーラスタボディポッド7回目3日後のこと 気づけば寝てばかり、絶不調で籠城蟄居

2024-07-27 23:52:15 | 日記
 昨夜もブログアップ後、ドラマの録画を視る。日中寝ていたので、睡眠が足りている感じで割と調子よかった。夕食は摂ったけれど、軽かったのか何となく口寂しいと言うと、夫がカップ焼きそばを食べようと用意をしてくれる。夜中に不健康だと言わずして何と言おう。旅行のパンフレットを見ながらチビチビとシェアしてから入浴。
 手足のケアを済ませ、夫のドライシャンプーをして、ドライの空調を入れてベッドに入るが、なんだか全然眠くならない。昼間にずっと寝ているから当然か。

 瞑想CDを1回聴き終わっても、眼はパッチリ。そういえば2時からオリンピックの開会式だったと思う。とはいえ、観始めたらとんでもないな、と我慢すること1時間ほど。やはり眠れない。3時前に点けたらセーヌ川に浮かぶ船に乗る選手団と、美しくも懐かしいパリの街並みが目に飛び込んできた。
 国のアルファベットはまだAだ。Jの日本になるまでには何分かかるかなぁと思いつつ、1時間ほどぼーっと観てしまった。雨が激しくなる中、オペラ座の屋上で踊り、市庁舎の屋上で歌い、河岸ではフレンチカンカン等の群舞、ピアノの演奏にライブ等が凄かった。
 TGV爆破事件もあり、これは警備がとんでもないことだったろう。そうこうしているうちに日本選手団が出て、テレビを消したのは4時近く。はぁ、こんな生活、ダメに決まっている。

 その後、寝返りを打ちながら何となくトロトロ。3時間近く眠っただろうか。土曜日仕様のスマホアラームが鳴ってから目が覚める。朝ドラの復習を視て、次の番組が始まってからノロノロリビングへ移動した。

 夫は既に起きていた。もう外は暑くなっている。今日は洗濯をしなくては、と洗濯機を廻す。
 夫と朝食。かくかくしかじか眠れずに開会式を1時間見てしまった話をする。ジーラスタの副作用で腰廻りが痛いし、手の平、足の裏も痛い。冴えない。洗面をして鏡を見ると顔はパンパン。
 気持ち悪いので、まず吐き気止めドンペリドンを飲む。昨日と同じ冷たいクリームパン1個、。生絞りのピンクグレープフルーツジュースをグラスに1杯。これが今は一番美味しく感じる水分だ。梨、バナナを2かけずつ、ネクタリンを1かけ。青いアロエヨーグルト、ジャスミンティを少々。食後はミヤ、タケプロンのみ。

 洗濯物が出来上がり、夫と一緒にベランダに干し終えたら、もうぐったり。迷わずにソファと一体化。
 WOWOWの30分ドラマを一挙放送していたので録画したらそこそこ面白かった。ウトウトしながら視る。怠くて身体中痛い。

 右白内障の手術を終えた夫曰く、今迄白だとは分かっていたシマエナガのぬいぐるみの白の明るさが全然違ったのに気づいたそうだ。そしてカーテンの色も。幕がかかった感じで、白がなんとなく生成りに見えていたらしい。近眼でぼやっとしていたのに加えて、色までくすんでいたのだとすれば、来週左眼の手術が終われば、世界が変わるだろう。

 気持ち悪いのにお腹は空いていて、昼はレンチンドリアを頂く。夫は冷凍うどんを自分で作っていた。何もしてあげられない。自分のことで精一杯だ。食後も一人で勝手にフルーツゼリーをお腹に入れる。夫はゼリーがあまり好きではないから「どう?」とも訊かなかったらデザートは欲しかったようでアイスクリームを出していた。それはしっかりシェアしてもらった。お腹は壊れず快調だ。就寝前一服のコデイン、凄い。

 午後は雷雨の予報だったので洗濯物を取り込まなければと思いつつ、ドラマの後半を視ながらまた眠ってしまう。気づけばベランダが空っぽ。夫が取り込んでくれて、和室で畳み始めていた。慌てて手伝って、仕舞う。
 
 そしてまたウトウトウトウト。起きたらもう母にMeet通話する時間だ。浮腫んだ顔のままケア帽子を引っかけて通話。今日はデイサービスから帰ってきたら家の中が暑くて大変だったそう。涼しい場所に出かけてくれていると本当に安心だ。
 
 通話後、夫が作ってくれた冷やし中華を頂く。具が多くて食べ切れなかった。食後はスイカと梨。水分は果物から摂っている感じ。味覚異常で、お茶類が皆苦く感じて、飲めない。お小水は薄口醤油のよう。
 
 次に目覚めたらもうこんな時間だ。完全に生活のリズムが崩れている。日中ずっと眠ってしまうので、夜の寝つきが悪い。腰が痛い。手指が痛い。頭が重くて耳鳴りもする。鼻の廻りが乾燥して爛れて痛い。痛い所だらけ。
 怠くて身体中痛い中、ずっと空調を入れていると余計怠くなるので、窓を開けた。暑がりの夫は隣の和室でずっと空調をつけていたが、私がリビングを独占しているので、居場所がないのだ。申し訳ない。

 とにかく怠い。頭が痛いし、ともすると咳も出る。腰廻りの痛みで身体に力が入らない。今日はPCを触ることもなく、メールチェックさえしなかった。ようやく一日が終わる頃こうしてPCに座ってブログを書いているが、それが辛い。すぐに横になりたくなる。
 寝てばかりだったけれど、今日は入浴したらまたすぐにウトウトを始めそうである。
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