土曜日。
息子がキャンパス近くの寮に引っ越す日。3年間の部活命!生活から脱却し、真面目に大学に通ってもらうための措置である。これまでお世話になっていた寮は、キャンパスが移転したことで通学にはバスと私鉄を乗り継いでたっぷり1時間以上かかっていた。今度は自転車数分で通うことが出来る距離だから、「1限は寝過ごしました、テヘヘ・・・」はなくなるだろう。卒業がかかっているわけだから、もう冗談を言っている場合ではないのだけれど。
そんなわけで、初めてのプレミアムフライデーの金曜日。2年前、息子に任せた引っ越しのとんでもなさ(息子の尊厳にかけて詳らかにするには忍びない・・・)に懲りて夫が手伝いに遠征中である。こちらは久しぶりに独身貴族の週末である。
予想通り、息子の引っ越し作業を殆ど一人でやる羽目になった気の毒な夫には申し訳ない限りだけれど、こちらはおかげさまで好きな時間に起きて、のんびり掃除・洗濯。好きな時間に手抜きの食事を摂って、好きな時間に寝て、のごくごくマイペースなこれぞ、プレミアム!な週末である。
好中球減少によるだるさは大分抜けた感じがするけれど、疲れると必ず出てくる重苦しい胸痛が気になっている。10日前にジェムザールの前に投与した制吐剤アロキシの副作用である便秘が、日に2度のマグラックスをもってしても改善されない。
予定より早く移転先の寮の部屋が空いたことで、3月末よりまだ空いているうちにと引っ越しを1か月繰り上げてみたものの、今月から既に単身学生の引っ越しピークは始まっているそうだ。最初の業者には夜9時からの積み込み作業開始なら、などと言われ、それでは搬入が夜中になってしまう。とんでもないと断った。
結局、午後2時から6時の間で、と言うところと手を打ったのだが、実際には当日限りなく6時近くに到着するとの連絡があり、時間潰しに近所の老舗和菓子店でお抹茶と生菓子を頂いているという写真等がLINEされてくる。
漸く作業開始になったのは夜になってから。積み込み終了後、夫と息子は電車で先着したが、トラックが寮に到着したのは8時を回ったとのこと。それから搬入だけなんとか終わらせて、寮で夕食を摂り(夫は草臥れすぎて食欲がなかったというが、息子は完食とのこと。相変わらずの大物ぶりである。)、寝る場所すら確保出来ずに、夫が予約していた駅前のホテルに急きょ息子も追加で泊まることにしたと連絡があった。
そして今日、日曜日。
2人はホテルでバイキングの朝食を摂ってから寮に向かい、再び片づけで一日が暮れたようだ。
私は予約していた月1回のマッサージに出かけて、メンテナンス。Wさんから背中一面がかなり硬くなっていると言われる。体調不良のせいで、今までのようにヨガスタジオに行けていないことと、ずっと続いている便秘のせいかと思う。それでも丁寧にゆっくりほぐして頂いて、大分スッキリ楽になった。
マッサージの後は母と待ち合わせをして、Wさんサロンの近くのレストランでランチ。毎日ご機嫌伺いの電話だけは欠かさずしているものの、治療変更以降は実家詣でも出来ていない。電話では済まない話したいことが沢山あるせいか、実によく喋る母だ。
母はここまではバス一本なので、そのまま帰った方が良いだろうと気を利かせたつもりが、私さえよければ買い物をしたいので我が家の最寄り駅まで来たいという。それなら、と付き合うことに。
日曜日のアウトレットモールは人出が多く、地元民としてはわざわざ混んだ店を訪れるのは避けたいところ。とはいえ買い物をして気分転換になり、かつ元気になってくれるなら親孝行の一環か、と荷物持ちとアドバイザーを兼ねる。一人ではなかなか決められないので、あれこれ買えて、ちょっと疲れたけれどとても楽しかった、とご機嫌の母をバスに乗せて見送って、帰宅した。
暮れなずんだ頃にようやく夫から電話。何とか概ね片付けることが出来たので、これから夕食を摂りに行くとのこと。夫は引っ越しの準備から片づけまで、自分対息子が8対2と言い、息子は7対3と言うが、私は、実態は9対1だと思っている。まあ、ともあれ無事に済んで良かった。案の定、二人で焼肉パーティである。
暫くして、息子から「Skypeに出て」との連絡が。部屋のあちこちを映してくれたのだが、納まるものは納まるところへ、納まらないものは高く積み上げて、とりあえず一段落した模様が映し出されていた。まあ、とにかくこれで一安心である。
明日からまた新しい1週間。週半ばからは早くも弥生3月である。息子も来月には帰省の予定だ。
息子がキャンパス近くの寮に引っ越す日。3年間の部活命!生活から脱却し、真面目に大学に通ってもらうための措置である。これまでお世話になっていた寮は、キャンパスが移転したことで通学にはバスと私鉄を乗り継いでたっぷり1時間以上かかっていた。今度は自転車数分で通うことが出来る距離だから、「1限は寝過ごしました、テヘヘ・・・」はなくなるだろう。卒業がかかっているわけだから、もう冗談を言っている場合ではないのだけれど。
そんなわけで、初めてのプレミアムフライデーの金曜日。2年前、息子に任せた引っ越しのとんでもなさ(息子の尊厳にかけて詳らかにするには忍びない・・・)に懲りて夫が手伝いに遠征中である。こちらは久しぶりに独身貴族の週末である。
予想通り、息子の引っ越し作業を殆ど一人でやる羽目になった気の毒な夫には申し訳ない限りだけれど、こちらはおかげさまで好きな時間に起きて、のんびり掃除・洗濯。好きな時間に手抜きの食事を摂って、好きな時間に寝て、のごくごくマイペースなこれぞ、プレミアム!な週末である。
好中球減少によるだるさは大分抜けた感じがするけれど、疲れると必ず出てくる重苦しい胸痛が気になっている。10日前にジェムザールの前に投与した制吐剤アロキシの副作用である便秘が、日に2度のマグラックスをもってしても改善されない。
予定より早く移転先の寮の部屋が空いたことで、3月末よりまだ空いているうちにと引っ越しを1か月繰り上げてみたものの、今月から既に単身学生の引っ越しピークは始まっているそうだ。最初の業者には夜9時からの積み込み作業開始なら、などと言われ、それでは搬入が夜中になってしまう。とんでもないと断った。
結局、午後2時から6時の間で、と言うところと手を打ったのだが、実際には当日限りなく6時近くに到着するとの連絡があり、時間潰しに近所の老舗和菓子店でお抹茶と生菓子を頂いているという写真等がLINEされてくる。
漸く作業開始になったのは夜になってから。積み込み終了後、夫と息子は電車で先着したが、トラックが寮に到着したのは8時を回ったとのこと。それから搬入だけなんとか終わらせて、寮で夕食を摂り(夫は草臥れすぎて食欲がなかったというが、息子は完食とのこと。相変わらずの大物ぶりである。)、寝る場所すら確保出来ずに、夫が予約していた駅前のホテルに急きょ息子も追加で泊まることにしたと連絡があった。
そして今日、日曜日。
2人はホテルでバイキングの朝食を摂ってから寮に向かい、再び片づけで一日が暮れたようだ。
私は予約していた月1回のマッサージに出かけて、メンテナンス。Wさんから背中一面がかなり硬くなっていると言われる。体調不良のせいで、今までのようにヨガスタジオに行けていないことと、ずっと続いている便秘のせいかと思う。それでも丁寧にゆっくりほぐして頂いて、大分スッキリ楽になった。
マッサージの後は母と待ち合わせをして、Wさんサロンの近くのレストランでランチ。毎日ご機嫌伺いの電話だけは欠かさずしているものの、治療変更以降は実家詣でも出来ていない。電話では済まない話したいことが沢山あるせいか、実によく喋る母だ。
母はここまではバス一本なので、そのまま帰った方が良いだろうと気を利かせたつもりが、私さえよければ買い物をしたいので我が家の最寄り駅まで来たいという。それなら、と付き合うことに。
日曜日のアウトレットモールは人出が多く、地元民としてはわざわざ混んだ店を訪れるのは避けたいところ。とはいえ買い物をして気分転換になり、かつ元気になってくれるなら親孝行の一環か、と荷物持ちとアドバイザーを兼ねる。一人ではなかなか決められないので、あれこれ買えて、ちょっと疲れたけれどとても楽しかった、とご機嫌の母をバスに乗せて見送って、帰宅した。
暮れなずんだ頃にようやく夫から電話。何とか概ね片付けることが出来たので、これから夕食を摂りに行くとのこと。夫は引っ越しの準備から片づけまで、自分対息子が8対2と言い、息子は7対3と言うが、私は、実態は9対1だと思っている。まあ、ともあれ無事に済んで良かった。案の定、二人で焼肉パーティである。
暫くして、息子から「Skypeに出て」との連絡が。部屋のあちこちを映してくれたのだが、納まるものは納まるところへ、納まらないものは高く積み上げて、とりあえず一段落した模様が映し出されていた。まあ、とにかくこれで一安心である。
明日からまた新しい1週間。週半ばからは早くも弥生3月である。息子も来月には帰省の予定だ。