昨夜もなんとなく観始めた映画を最後まで観てしまい・・・の午前様。
今朝はいつも通りの目覚ましの後、土曜日仕様のスマホアラームが鳴るが、自業自得の寝不足が祟ってなかなか起きられない。結局、ベッドの中でお行儀悪く朝ドラの復習を視てから腹痛で起きる。相変わらずお腹が緩い。
今日は息子の縁談、両家顔合わせの昼食会だ。息子は彼女と先着して準備した後、私達を迎えるという。朝食を済ませ、スーツにネクタイ、ちょっと緊張した面持ちで一足先に家を出た。
私達も何となく落ち着かない。着替えを済ませ、身支度をして、15分前には到着する算段で家を出た。気圧の所為か胸痛。早めにロキソニンを飲んでおく。なんとなくお天気が怪しい。途中で案の定パラパラと雨が降り出した。
最寄り駅で電車が遅れているというアナウンスがあったかどうかも気づかず、乗る予定の特急だと思って一台前の電車に乗ってしまう。2つ先の駅で、人身事故で5分遅れというアナウンスがあった。この先もっと遅れるかもしれないとのこと。途中雨が酷くなる。夫は相変わらず傘を持っていない。地下道を歩くと到着がギリギリになるかもしれないと息子にLINEで連絡。
ターミナル駅に到着したのは8分ちょっとの遅れ。急ぎ足でホテル内の懐石料理レストランへ向かう。なんとか5分前には到着出来て、ほっとする。先方のお父様と思しき方が、続いてお母様と思しき方がレストランの前にいらして、何となくご挨拶をしていると、2人が入口まで迎えに出て来た。
掘り炬燵の個室に案内される。6人の席がセットされており、若い2人が真ん中に、父母同士が2人を挟んで対面になるように席を指定される。今日の献立表とは別に、2人が作ったカラー刷り8頁のリーフレットが載っている。なかなか凝ったつくりである。平成デジタル世代、流石である。
初めの挨拶は息子が、続いて両家紹介の後、婚姻届記入。証人の欄は夫と先方のお父様が緊張の面持ちで記入、押印。6人での記念撮影をして頂いた後は、乾杯。乾杯の音頭は夫が指名されており、昨夜カンペを作ったのだが忘れ物大王ここにありで、今日はそのペーパーを忘れて来たという。
挨拶は短く!と口を酸っぱく言っていたのだけれど、案文よりちょっと長かったような・・・。それでも無事大役を勤めてお疲れ様である。
その後、お料理が運ばれてきて、会食・懇談。あれこれと話が弾み、秋の食材満載のお料理に舌鼓を打ちつつ、3時間以上が瞬く間に過ぎた。締めの挨拶は彼女が。その40分後には新居の内見予約をしているという2人、名残惜しくもレストランを後にした。
駅までゆるゆるとお母様とお話しながら歩く。夫は彼女と、息子はお父様と、という組み合わせである。
駅に到着し、2人は私達より1台前の特急に、私達は次の特急に乗ることに。ご両親は百貨店でお買い物と仰って、こちらで解散。
夫はビールにワインに、と昼から真っ赤な顔をして、電車の中では口を開けて爆睡である。私は食べ過ぎでお腹の調子も何となく心配。とてもウトウトは出来ない。
この後、夫の趣味で「ジョン・ウィック」シリーズの最新作チケットをネット予約してあった。開演まで小一時間。駅前カフェで時間調整する。お腹は一杯なので私はカフェラテのみ。夫に珈琲を渡したら、まだ足りなかったようで冷たい甘い飲み物を足している。うーん。
上映後になるとまた母に連絡しそびれてしまうので、ひとまず開演前に無事顔合わせが終わった旨電話で連絡を済ませた。
前作は4年前の秋、それまで「キアヌ・リーヴスかっこいいよね~」と夫に付き合って全作観てきたのだけれど、自分が変わったのか、本作がこれまでとはちょっと違ったのか、ほぼ3時間、ひたすら続く無為とも荒唐無稽とも思える殺戮シーンや暴力シーンに辟易。
面白いと感じなくなってしまった。疲れもあったのかそういうシーンばかり観ていたら胸痛も出てきて、なんだかなぁとテンションは下がる。
それはないでしょう、というほどの不死身なジョン・ウィックにパリの美しい風景もなんだか空々しく思えてしまい、誰も幸せじゃないんですけど、といったところか。 エンドロール後にもシーンがありますから、席を立たないで・・・という看板が出ていたが、そのシーンを観ても、やっぱり幸せな気分にはなれなかった。
ぶつくさ言ったら、夫は愉しめたようで、何か言っても「だってジョン・ウィックだから」しか返ってこなかった。うーん、次回はもう付き合いません、と宣言。
「夕食どうする?」と訊かれ、疲れたから早く帰りたいし、お腹もそれほど空いていないし、とベーカリーショップでパンを買って帰宅。紅茶とともに頂いた。食後もロキソニン。1日2回痛み止めを飲んだのは久しぶりだ。息子からはほぼ決まりの物件に巡り合ったというLINEが入った。来月中旬から入居可能だそうだ。来月は引っ越し準備でまたバタバタとしそうである。
ということで、長月晦日、大安の土曜日、我が家にとって大きなイベントが無事終わった。ほっと一息である。
昨日は拝めなかった中秋の名月かつ満月のお月様(次回は2030年だそう)、1日遅れで綺麗な姿を見ることが叶った。来週の治療変更後、来秋の挙式・披露宴まで何とか生き延びなくては。