昨夜はブログアップ後、早々に消灯した。寝つきに少し時間がかかったが、日付が変わる前には十分寝付いたと思う。
今朝は平日仕様のスマホアラームが鳴る迄しっかり眠り、ベッドで暫しニュースを視ながらゆっくり身支度。
夫におはようLINEを打つのを遠慮していたら、夫から先に飛んできたので暫しやり取り。出かける時間とがんセンター最寄り駅到着時間を確認する。
昨日、コンビニで調達したミックスサンドイッチとヨーグルトと桃のジュース、ダージリンティで朝食。食後はミヤとタケキャブ。スインプロイクはお休み。排便は少し硬めで少々。
母にMeet通話するも出ないので、ダメ元で携帯にかけたら繋がった。今日は昨夜より声が出るようだった。今日は朝のサインのためフロントまで行かずに緊急ベル連絡にするように、寒いので温かくして寝ているようにとアドバイスした。
朝ドラを視て、荷物等を整理してからゆっくりチェックアウト。手荷物を預け、身軽になって病院へ向かう。外は今迄で一番寒いのではないかというほどの寒さ。分厚いタイツに上は何枚重ねているだろうというほどの今季最強の厚着だ。それでも風が吹くと寒い。
息が切れないようにゆっくりマイペースで歩き、予約時間の10分前に病院に入った。マスクをして歩くとやはり苦しいし、鼻血交じりの鼻水がすぐにマスクを汚してしまう。受付のIDカード機には列もなく腫瘍内科受付へすんなり移動。待合椅子はそこそこ埋まっていて、少し椅子が増えていたソファ席に陣取った。
態勢を整えてから血圧測定。114-67、脈拍が98。やはり脈が若干速めか。血圧測定を終えたら、読書再開。今日のお供は昨日の続き「息が詰まるようなこの場所で」。中受の話題は今もリアルに迫ってくる。面白くて頁を繰る手が止まらない。
予約時間を10分ほど過ぎて、電子掲示板の中廊下へどうぞ、に自分の番号が出た。荷物をまとめてよたよたと中廊下に移動する。今日は一番のようだ。荷物等を整理していたら「〇〇様、お待たせしました。」と呼ばれる。
「おはようございます。」とご挨拶をして、体調報告。スインプロイクを飲むとタケキャブを休まず飲んでいるのに胃痛が続き、1日置きでなく、2日置きでも十分お通じがあり、胃痛に良いようです、と言うと、調整して大丈夫とのこと。
それ以外は咳も殆ど出ずによく眠れていること、夜中に咳が出ない分朝は血の混じった痰が出るが、食欲もあり、体重も栄養指導のあったゼリー等を頂きつつ、少し増えてきていること、訪問看護センターの方たちの訪問で随分生活に張りが出てきていること、立った時に立ち眩みやふらつきがあること、エスワンは今回はキチンと飲み切れたこと等をご報告する。
夫のこともご報告。おかげさまで飲み薬と注射の治療が始まったことをお伝えする。今日も注射や内服薬を飲んでみて、副作用報告等のための受診があるので午後から付き添う予定であることをお話する。
一昨日撮影した造影CTとレントゲン、採血の結果の説明がある。CT画像は今迄輪切りの画像ばかり見ていたが、今日は骨シンチのような正面のほぼ全身にあたる画像を見せて頂いた。これまで右の肺の腫瘍はポツポツと多数点在していると理解していたが、今日見たら、殆ど繋がって肺の長さを若干短くしたようなものになっていた。これはびっくり。そうだったのか。
先生が仰るには、右上の影は大きくなっているように見えるが、無気肺ではないかとのこと、下の方に行くと少し薄くなったり小さくなったりしているように見える。総じて薬が効いているという判断だという。嬉しい。
それ以外、新しい転移病変はなく、骨転移も不変とのこと。レントゲン画像は4枚が並んでいるが、前回に比べて不変。採血で貧血の値が進み、と低栄養を示すアルブミンの値はまた下がっているが、これは抗がん剤エスワンの副作用かもしれないとのこと。無理せずしっかり食事を摂っていきたいと思う。マーカーはコンマレベルで下がっていたが安定とのこと。
ということで、エスワンは今の私にとって十分な働きをしてくれていることが判ってほっとする。
薬の処方は、エスワンは規定通り14日分を今夜から飲み始めること、ミヤ、タリージェ、タケキャブ、MSコンチンと3日分のオプソ、スインプロイクはひとまず今回も10日分、次回から7日分にする予定、口内炎がすぐに消えて効果抜群のうがい薬アズノール、AHクリーム、ヒルドイドローションを処方して頂いた。
診察室でのSpO2は98%で心拍数94、体温は朝ホテルで測って36度3分とお応えする。
そして、トルコ旅行に必要な診断書と薬の処方箋(英語)をご用意頂き、その場で確認、サインをして頂いた。「文書をお渡しするのと、ポートフラッシュもあるので」と言われ、中廊下で待つ。
お礼を言って診察室を出て、中廊下で看護師さんに呼ばれるのを待ちつつ門前薬局に処方箋を撮影してLINEで送る。
今日は初めての看護師さんだったので名前は分からず。別の診察室で座ったままのポート針刺しだったが、殆ど痛まずお上手だった。針を抜く時にも殆ど痛みなくラッキーだった。
クラークの方から文書を頂き、文書料の説明があり(和文の倍額)、お礼を言って腫瘍内科の会計を通して、総合会計へ移動する。12,000円弱のお支払いをカードで。
外に出ると、日差しはあるが、風が強く実に寒い。ロングのダウンコートの襟を立て、ストールを上半身に隙間なく敷き詰める感じで前を留めて歩く。門前薬局からはまだ準備が出来ました、のLINEは届いていなかったので、待合椅子で待つ。結構混んでいたが、10分ほどで担当のIさんから呼んで頂く。体調報告をして、一緒に薬をチェックして13,000円強を電子マネー払い。今日の病院と薬局滞在時間は2時間。最短記録か。
ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、ロビーで荷物をまとめる。そのままがんセンター最寄り駅に向かえば、夫が到着する時間より早く到着しそうだ。暫し本を読んでゆっくりと移動に。
乗ろうと思った電車の1台前に乗り、夫よりも15分ほど速い到着になった。駅ナカカフェでランチ。夫にはここにいると連絡をしたが、とてもそれでは足りないと夫はラーメン屋さんに行って腹ごしらえを済ませ、カフェに再度やってきて一緒にお茶をした。
がんセンターのシャトルバスに乗って病院に入ったのは予約時間7分前。再診受付をすると、今日も採血があり、とのこと。そのまま採血室に行くと、殆ど待ち時間なく呼んでもらえた。今日は2本で済んだとのこと。それでも結果が出るまで診察はないから、判っていたら1時間早く来るんだったね、と言い合う。
2階の診察室へ向かう。お昼休みなのか診察待ちの方の番号が1つだけ。夫の番号が出るまで1時間10分ほど待った。
先生にお目にかかり、副作用を報告。採血結果でCPKの値(筋肉の破壊)が高いと言われ、次回も上がるようなら薬剤のせいかもしれないが、日曜日に息子宅まで自転車で行ったのが原因では、と。なんとこんなお土産が付いてくるとは。
副作用はそれほどきつくなくおかげさまで、とお礼を言い、来月のトルコ旅行に薬を持ち込むので念のため英文の処方箋を頂きたいとお願いしたところ、診断書とセットで出して頂けることになった。その結果、診察後に文書の窓口に行くことになり、そこで書類を書いて待つこと40分ほど。
それから会計を待って支払を済ませ、門前薬局へ。殆どどなたもおらず、すぐに薬が出てきた。夫はせっかく待ち時間短縮のための処方箋送付アプリを入れたのに、今日はうまく使えずに使い方を確認していたが。
そして、前回同様8万円以上のお支払いと思いきや、高額療養費の手続きが自動的にされたようで、びっくりするほど安い値段だったと夫が驚いて窓口から戻ってきた。病院と薬局での滞在時間は3時間強。
今日は薬局バスがいなかったので病院シャトルバスに並んだ。結構混んでいて補助席まで使っていたが、無事駅に到着。流石に疲れてこのまま帰る元気はなく、夫と駅ナカでまたお茶。小腹が空いてしょっぱいものが食べたいと、パスタをシェアして(食欲旺盛な夫に脱帽)焼き菓子とお茶と結構しっかり頂いた。すっかりまったりしてしまい、通勤時間と重なり、帰りは混んだ電車で帰って来た。
帰宅して生協のお届けを夫と一緒にピストン輸送して、諸々片付けながら母にMeet通話。今朝は殆ど出なかった声が大分出るようになっていた。朝と昼はいい加減な食事だったが、夜は食堂の夕食を届けて頂き、ちゃんと食べられたそうだ。
水分も摂っているし、熱はないし、薬が効いているので、くしゃみも咳も出ないとこと、今夜はお風呂もやめてこのまま早く寝る、明日はデイサ―ビスに行けるというので、風邪をうつしたら皆さんに申し訳ないから止めた方がいいのでは、どうしても行きたいなら昼食を食べて早く帰ってきたら、と言ってみたが、そんなにデイサービスが楽しいとは何よりである。
薬の整理やら家計簿付けやらで、夕食の時間が遅くなってしまった。届いたばかりの生協のおうどんとお弁当だったけれど、夫が味噌汁を作ってくれた。
というわけで病院梯子の長い一日が終わった。万歩計は8,000歩弱。
明日は今日頂いた英文書類とともに医療用麻薬輸出入申請書を送るため郵便局に出向き、元気なら岩盤浴だけでもしてきたいと思う。